よろず占い処 陰陽屋アルバイト募集 (ポプラ文庫ピュアフル P[あ]4-4)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591130803

作品紹介・あらすじ

王子稲荷のふもとの商店街、ホストあがりのイケメン毒舌陰陽師が営む占いの店「陰陽屋」は今日も細々営業中。ある日おしかけてきたのは、派手なスーツの綺羅綺羅しい一団。祥明が元いた店の若手ホストたちだった。人捜しを頼まれたはずが、なぜかカリスマホストと店を賭けた大勝負に。アルバイトの妖狐高校生瞬太の身の上もいかに!?やっかいな双子の恋占い、ラーメン番長捜しなど、よろず占い処に依頼人の訪問は絶えず。大好評シリーズ第四巻。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり素直で天然でどこか抜けててフサフサモコモコの瞬太くんにいやされます。
    大人達は瞬太のことを心配しているのだけど、どこかピントはずれで、同級生達の方が意外としっかりしているようで、なんだかおかしい。
    瞬太は、お稲荷さんのご加護を受けて、今日も元気に爆睡中。

  • 瞬太がバイトが続けられるかどうか危ういところだったが、大丈夫で一安心。やはり、お稲荷様の御加護が…?

  • 「倉橋家の双子たち」
    顔も声もそっくりな二人。
    同じ人を好きになるまではいいが、その後お互いに変化をつけてアプローチする訳でなく入れ替りまでしていたらそりゃ振り向いて貰うことが難しいだろうな。

    「さらば祥明 陰陽屋は永遠に?」
    ナンバーワンの居なくなった店は。
    当たり前だが客をとるだけ取って突然やめてしまえば、その店に来ていた方の目的は彼なのだから店が衰退してしまうのも仕方ないだろう。

    「ラーメン番長を捜せ」
    嘘の酷評を流し続けるものは。
    いくら店の忙しさ等を知っているからといって、このような形で忙しさを緩和させようと考えるなんてあまりにも無知で子供すぎるやり方だ。

    「呪詛返しの夜」
    毎夜庭に埋められる物。
    いくら息子に会いたいからといって、他人の家に忍び込み手の込んだイタズラまでして人様に迷惑をかけすぎではないだろうか。

  • 怜さまの双子のお兄ちゃんの恋ばな、イケメンホストのラスト、アルバイト募集の結末、ぞれぞれぷぷっと笑える感じで面白く読めた。全編に続いて登場する瞬くんと三井さんの淡い恋はやっぱりかわいくて素敵♪

  • シリーズ第四段らしい。
    これしか読んでないけれど。

    王子稲荷で拾われた狐の子。
    人間に拾われて現在は高校に通っていますが、居眠りしてばかりの瞬太が主人公。
    陰陽屋で式神としてアルバイトしています。

    でも陰陽師が占いなどで活躍するわけではなく、瞬太のほのぼのした恋愛や日常のお話でほっこりします。
    陰陽師の祥明は珍妙な相談に占い等で答えるのではなく、回転の良い頭を使って、自分は何もせず人を使って解決。
    元ホストで超イケメンの変わった陰陽師です。

  • 【あらすじ】
    王子稲荷のふもとの商店街、ホストあがりのイケメン毒舌陰陽師が営む占いの店「陰陽屋」は今日も細々営業中。ある日おしかけてきたのは、派手なスーツの綺羅綺羅しい一団。祥明が元いた店の若手ホストたちだった。人捜しを頼まれたはずが、なぜかカリスマホストと店を賭けた大勝負に。アルバイトの妖狐高校生瞬太の身の上もいかに!?やっかいな双子の恋占い、ラーメン番長捜しなど、よろず占い処に依頼人の訪問は絶えず。大好評シリーズ第四巻。

    【感想】

  • まだ読んでない。

  • 前作を読んだときに、いまひとつ話がつながらなかったので、こちらも借りてみた。

    したら、小題を見た瞬間
    「あ、読んだな」
    と、思い出したけれど、とりあえず再読。

    落ち着いて読んだからか、もしくは著者の世界観を思い出したからか、前作より楽しんで読めた。
    そうか、こうやってすこしずつ春菜ちゃんのご両親のことや葛城さんのことが繋がってくるわけやね・・・。

    やっぱり、面白いな。
    ぜひ完結してほしいけど、今回は読んでいて
    「なんで祥明はそんなに瞬太くんに働いてもらう必要があるんやっけ?」
    と、そちらのほうが気になった。笑

    確か、シリーズ一作目で書かれていたような気はするけど・・・(笑)。

    (2015.04.03)

  • いつもの感じでほのぼの~!祥明のオカンはやっぱりあんまし好きになれんなぁ~…。

  • 安定した面白さ。
    でもちょっと物足りない。何か足りないのかな。

  • 元ホストの祥明とアルバイトとして働く興奮するとキツネになってしまう瞬太で営む陰陽屋。
    祥明の元同僚に頼まれての人探しや、近所の中華料理屋さんへのクレームの調査など、いつも通りのほのぼのです。

  • 陰陽屋でバイトする瞬太の父が再就職。
    バイトする理由がなくなり、担任に授業中に寝ずに1週間過ごせたらとの条件に奮闘。
    並行して起こる小さな事件たち。

    終始和やかで、そこまで発展性はない。
    祥明や瞬太の人となりへの理解が少し深まったくらいか。
    瞬太の恋は発展する気配なく。。

  • 疲れているときホッとできるシリーズ。たわいもないことに大騒ぎしていて高校生の楽しさを感じる。

    祥明の母親は強烈過ぎてちょっと心配になってくる・・・。

  • 居眠りさせないための努力がすごい。祥明のお母さんもすごい。

  • 今回も瞬太に癒された(´∀`)読むたびに瞬太が可愛くってしょうがない♪キツネキックとキツネジャンプって想像すると威力無さそうだけど、きっと可愛い(*´o`*)でも高校一年生男子だし、本人は可愛いって言われるのが嫌みたい(^^;)今回の話は何だか占い処というより、探偵っぽいけれど、瞬太の恋心や両親に関する情報は進展せず(--;)次は進展するのかな~(^^;)

  • (収録作品)倉橋家の双子たち/さらば祥明 陰陽屋は永遠に?/ラーメン番長を捜せ/呪詛返しの夜

  • 今回も読みやすかった。
    大きな事件はないけれど、この安定感はやっぱりいい。ちょっと飽きたといえば飽きてきたような気もするけれど、変に大きなターニングポイントがあるくらいならこれくらいでいいかな。瞬太のラッキーさは今後の鍵かもしれないけれど。
    2014.10.21

  • 一巻より面白かった!
    次が楽しみ!

  • 瞬太君のまわりの人がいい人たちばかりで。なんやかんやと掛け違い&すれ違いの多い環境にいると、こういう雰囲気がとてもほっとするし、とてもうらやましいと思う。

    一生幸せでいたいなら正直者でいろ、という言葉が頭から離れませんでした。祥明も、きっと幸せなんだろうなぁ。

  • 【陰陽屋シリーズ4作目】ほっこりしつつ…陰陽道に関わるような依頼が最近少なくないかな?と感じた。ショウメイが音痴だったとか(笑)なかなか愉快ですね。三井さんと瞬太はどうなるのかなぁ。

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著者プロフィール

らいとすたっふ小説塾をへて、2005年に『警視庁幽霊係』でデビュー。テレビドラマ化もされた『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』や、『タマの猫又相談所 花の道は嵐の道』など、数多くの人気シリーズを刊行している。

「2017年 『僕と死神の赤い罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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