([さ]5-1)教科書に載った小説 (ポプラ文庫 日本文学)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 210
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591131169

作品紹介・あらすじ

誰もがかつて手にしたことのある、国語教科書。その中から珠玉の名作を、佐藤雅彦が選んでいます。読書の時間におすすめです。

感想・レビュー・書評

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  • ブクログ仲間さんのレビューに惹かれて、さっそく本書を読む。
    中学高校の教科書に載った小説を集めた短編集。
    なんとまあ、レベルの高いこと。
    短いながらもそれぞれに教訓や、不条理、風刺などが織り込まれた珠玉の作品ばかりだった。

    「とんかつ」や「父の列車」は世代を超えて心に響く良い作品だと思う。安心して読める。
    さらに、個人的に衝撃的だったのは永井龍男の「出口入口」と横光利一の「蠅」。
    前者は教科書に載せちゃう作品!?と驚き、後者は今なお輝きを失わない斬新さに驚いた。

    私が学んだ教科書には一つも載っていなかったため、どれも初読。
    それどころか初めて読む作家のオンパレード(^_^;)
    これだけの作品を書いている作家たちを読んでこなかったとは、もったいないことしたな~。
    こう言った本を手に取らない限りなかなか読まない作家もいる。
    是非、この企画続けてほしいと思う。

    • vilureefさん
      おお、私があやさんのレビューにコメントを書いている間にあやさんからコメントが!
      奇遇ですね~♪

      >ほぼ教科書を開かなかったから

      ...
      おお、私があやさんのレビューにコメントを書いている間にあやさんからコメントが!
      奇遇ですね~♪

      >ほぼ教科書を開かなかったから

      面白すぎます。
      授業中はどうしていたのでしょうか!?(笑)

      でも大丈夫です!
      私も似たようなもんです。
      高校の時なんて現代文の教科書を持っていた記憶すらありません(^_^;)

      あやさん、アラフォー同士一緒に勉強しなおしましょうね(^_-)-☆
      2013/07/03
    • nejidonさん
      vilureefさん、再びやってまいりました。
      何がイチ押しだなんて、無理な質問をしたものです(笑)
      そしてそして、【蝿】を選ばれるとは、な...
      vilureefさん、再びやってまいりました。
      何がイチ押しだなんて、無理な質問をしたものです(笑)
      そしてそして、【蝿】を選ばれるとは、なんとも通好みではありませんか。
      私は、そうですねぇ・・・【絵本】でしょうか。
      自分がこの世からおさらばした後でも、親友を喜ばせる仕掛けを考えておこうかと、本気で計画しておりますよ。
      まぁ、一生考えても思いつきそうにないですが。

      2013/07/04
    • vilureefさん
      nejidonさん、こんにちは♪
      再訪問、大歓迎です!

      「絵本」これもまた良い話でしたよね~。
      それも送られてきた本が「ももたろう...
      nejidonさん、こんにちは♪
      再訪問、大歓迎です!

      「絵本」これもまた良い話でしたよね~。
      それも送られてきた本が「ももたろう」。
      なんだかジーンとしちゃいます。

      親友を喜ばせる仕掛け・・・。
      素敵ですね☆
      nejidonさんなら実現できそうな気がします。
      2013/07/05
  • 自分が学んだ小説は「形」だけでした、、
    でもこの小説はどうして教科書に載ったんだろうとか、この部分の主人公の気持ちを書きなさいとかテストに出るのかなとか、今まで小説を読むのとは違った視点で読めて楽しかったです。

  • 2015年10月中旬読了。とんかつの面白さを感じた。あとは、絵本とある夜と、良識派と雛がぐっときた。私が教科書読んだのは竹生島の老僧、水練のことだけだなー。これってこんな話だったっけ。

  • 載ってたの一つだけ。
    ベンチは長編の一話抜き出しだけど 改めて全部読もうかな。。
    小学生で読んだが今は、戦争もの読むの辛い。

  • 自分が読んだ教科書の作品がなかった・・・。

  • 中高の国語の教科書に収録されている作品集。著者の「誰かが若者に読んで欲しいと思った作品」というコメントが秀逸。
    よく考えるとこういう作品をわざわざ国語の時間に取り上げて何がしたいんだろうと思う。教育目標を設定しづらいよ。こういった作品を読むことが目的だとしんどいな。いや,教養として知っておいて欲しい内容なのか。スイミーやごんぎつね,大造じいさんとガンなどは国民共通の内容?
    国語の指導要領でも読んでみるか。

  • 『教科書に載った小説』というタイトルのアンソロジーですが全て未読でした。そして全てがじんわり心に響く珠玉の掌編、小さな宝箱にしまっていたお話しがそっと蓋を開けて流れてきたような味わいです。中でも吉村昭の「少年の夏」の静かに張りつめた空気の奮えに感応しました。流行の先端の人と思っていた編者へのイメージを覆すセレクト、あとがきです。教科書でしか読むことができない作品が含まれています。編んでいただきありがとうございます。


    《収録作品》とんかつ(三浦哲郎)/出口入口(永井龍男)/絵本(松下竜一)/ある夜(広津和郎)/少年の夏(吉村昭)/形(菊地寛)/良識派(安部公房)/父の列車(吉村康)/竹生島の老僧、水練のこと(古今著門集)/蠅(横光利一)/ベンチ(リヒター)/雛(芥川龍之介)

  • 佐藤雅彦さんの本だから。
    この人の本は全て置けばいいと思います。

  • 「絵本」、「形」は教科書で読んだ記憶があった。

    「形」のときは国語のノートに
    主人公をマイメロディに代えてラクガキしてたなあ。
    赤マントつながりで。(笑

    「ベンチ」は妹の教科書に載ってたなー。

    教科書、私も読むの好きだった。

  • 12編の作品。
    各作家の代表作というわけではないので、
    コアな、ファンでなければ出会うこともなかったでしょう。

    ☆付きが個人的には、気に入りました。
    良い余韻を残す作品群です。

    ☆「とんかつ」:三浦哲郎
    「出口入口」:永井龍男
    ☆「絵本」:松下竜一
    「ある家」:広津和郎
    ☆「少年の夏」:吉村昭
    ☆「形」:菊池寛
    ☆「良識派」:安部公房
    ☆「父の列車」:吉村康
    「竹生島の老僧、水練のこと」:古今著聞集
    「蠅」:横光利一
    ☆「ベンチ」:リヒター
    「雛」:芥川龍之介

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著者プロフィール

1954年、静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。慶應義塾大学教授を経て、現在、東京藝術大学大学院映像研究科教授。主な著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵氏との共著・日本経済新聞社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)、『考えの整頓』(暮しの手帖社)、『差分』(美術出版社)、『毎月新聞』(中公文庫)ほか多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけている、NHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『‪0655/2355』『考えるカラス』など、分野を越えた独自の活動を続けている。2011年に芸術選奨受賞、2013年に紫綬褒章受章、2014年にカンヌ国際映画祭短編部門招待上映。‬‬‬

「2017年 『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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