- Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591132135
作品紹介・あらすじ
人はみんな自分の星を持っているんだ。「いつだって ひとりじゃないんだよ」満天の星の下でかわされる、おじいちゃんと少年の心温まる「ほしのはなし」。-北野武初めての絵本作品。
感想・レビュー・書評
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北野武さんの本であり、折りたたみ本という点にも興味を持って読んでみた。
なるほど大変な折りたたみ方で、裏表紙に開き方の解説まで載っている。
そして全部広げると、横85センチ、縦100センチにもなった。
自宅の床の上にでも広げて親子で眺めるというコンセプトか。
全体が群青の夏の夜空で、そこに煌めく星々がたいそう美しい。
点在する白い活字がやや小さめで、全体が大きいだけに身体ごと移動しないと読みにくい。
う~ん、子どもたちにこの夜空を見せてあげたかったのに、残念。
これでは、あらかじめどなたかに「向う側を持ってください」とお願いするしかない。それも大人に。
夏休みの話なので、今まさにぴったり。
夏の宵、こんな風に夜空を眺めた思い出がいくつも蘇ってくる。
縁台に腰かけて父と話したことや、兄と話したこと。今でも鮮やかに思い出す。
群青の夜空の元で、内容もきわめてストレートに伝わってくる。
お話会向けではないかなと思い☆ひとつ減らすけど、タケちゃんごめんね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北野武さんの人間性というか、こういうロマンティックな一面があるんだなと思う。本質は何かと問いかけてくる絵本だ。
当然、圧倒的な星空に、こどもたちはくぎ付けになる。
夏の夜空を眺める前に、ほしぞらの素敵さを共有してみては? -
美しく大好きな絵本。大きく広がる綺麗な星空。
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[墨田区図書館]
全てのページが一枚の大きな紙を折りこまれたもので、広く広がる夜の星空が現れる作りとなっていて、とても綺麗。
連れ添いをなくしたおじいちゃんの孫への語りが、とてもいい。 -
地球ができてから今までにどれだけの人が生まれてきたか知ってるかい?1000億人もの人が生まれてきたんだ。そして、天の川とよんでいる、この銀河は1000億の星があるんだ。そこにはひとりひとりの自分の星があるんだ。
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北野武の才気を感じさせます。
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でっかくなります。
星の見方が少し変わるかも。 -
本のつくりは面白いが、はなしは月並み。