新美南吉童話選集〈1〉

著者 : 新美南吉
制作 : 黒井 健 
  • ポプラ社 (2013年3月1日発売)
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  • レビュー :1
  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591133057

作品紹介・あらすじ

「母ちゃん、朝つゆがにげてっちゃった。」「おっこったのよ。」「また葉っぱのとこへかえってくるの。」親子のやさしい会話のあふれる「でんでん虫」や、ユーモラスな動物たちの「赤いろうそく」など、南吉のあたたかな幼年童話二十九編を収録。

新美南吉童話選集〈1〉の感想・レビュー・書評

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  • 南吉生誕100年で、今まで全集以外で読みにくかった作品も読めるようになった。これは幼年童話がたくさん入っていて、有名な「でんでん虫のかなしみ」や「飴だま」なんかはもちろんのこと、あまり収録されない作品も多い。
    他社の南吉の選集(幼年童話数編、「てぶくろを買いに」「ごん狐」、「おじいさんのランプ」久助ものなど高学年以上向け数作というラインナップ)の方が、南吉の全体像がつかみやすいし、読み応えもある。
    これはどれも短く、これだけ読むとなんだか物足りない気がするので、有名作品を読んでしまった人向けかな、と思う。
    大人になって読むと、20代で亡くなって、しかも独身だった南吉が、親の心をよく分かっていることに驚く。例えば「お母さんたち」や「子牛」のような作短い作品にも親心がよく表されている。
    ユーモラスだったり、切なかったり、温かかったり。いろんな南吉がちょっとずつ見えてくる。

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