リボン (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 1015
レビュー : 144
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591134245

感想・レビュー・書評

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  • オカメインコ「リボン」がめぐりあった人々。短編集だが鳥との関わりを通して描かれる人生の切取りが深く、しみじみ読める。

  • 小川さんのいつもの優しさが、ふわっと感じられる小説です。
    オカメインコをめぐる、つながり合うお話。
    こういう形の小説もいいと思います。

  • すみれさん、もっと長くリボンと暮らしたかったのだろうになあ。
    できたら、ひばりちゃんのお父さんとすみれさんの暮らしも知りたいなあ。
    鳥須君のことも気になるなあ。
    はるとくんのママとパパもあの後どうなったんだろう。
    ふうちゃんも美歩子先生も気になるなあ。
    あかりさんも気になるし。
    津波がきた町に住むあの兄と妹もきになるなあ。

    いろいろと盛り沢山で、気が散っちゃったので、☆1つを減らしました。

  • 鳥に関わる人々を描いた、短編集のような、時々連作もありのような…。
    初めのひばりちゃん&すみれちゃん&リボンのお話は、どこにたどり着くのだろう?と期待して読み、ちょっと不思議なすみれちゃんがおもしろかった。
    次からはぎりぎりリアルなお話が続き、それらもまぁ、読めた。
    けれど、最後にまたひばりちゃん&すみれちゃんの話に戻り、これがリアルなお話だったので、せっかくの初めの不思議感がゼロになってしまった。
    うーん、この一冊はひばりちゃん&すみれちゃんだけの話にするか、それ以外だけにした方が統一感があったかも。
    何だかせっかくの長編ボリュームが不完全燃焼で終わってしまって残念。

  • 文章が柔らかく読みやすいです。

    鳥の卵を人の髪の毛で温めるというのはちょっと笑ってしまった。

  • 小さなオカメインコ、リボンがつないだ地のつながらない祖母との永遠の絆、そしてある時自由を得たリボンは様々な人々のリボン、として絆をつなぎながら旅をして。
    ラストは涙が止まりませんでした。

  • 内容はありがちだと思いますが、小川さんの文章はいつも柔軟な感じがするので、心が温まり安らぎました。

  • オカメインコと、であった人達のお話。
    出会って別れて、それでもリボンは繋がっている。冒頭の話で引き込まれた分、ラストの話は辛かったですがおばあちゃんの人となりを深く知れて良かったです。

  • リボンというタイトルが、全編に彩られているような作品でした。
    小川糸さんのお話は、現実的なのに、どこか空想的で、癒されるのに、どこか心乱される。
    でも、読み終わって、ほっとできた作品でした。

  • ラストが個人的にあまり好みではなかったけれど、それを抜いてとても良いお話だったなーと思う。血の繋がりのないおばあちゃんであるすみれちゃんと、小学生の少女だったひばり、そしてすみれちゃんのお団子頭の髪の毛の中で卵から育てたオカメインコのリボン。
    ヨーロピアンなすみれちゃんのお団子頭の巣とか、お味噌汁とパンを食べるとか、ちょいちょい少女思考なところが心地よい。幸せを繋いでくれたリボンがある日いなくなり、すみれちゃんとひばりのお話は中断、間に黄色いオカメインコがもたらしたたくさんの人々のお話が入ります。ものすごく短かな物語から。わたしが中でも好きだったのは挿絵画家とその担当編集者のお話。挿絵画家目線でのオカメインコのまつわる物語と、担当編集者目線のお話がとてもよかった。あたたかで、さみしくて、幸福だけではなくて。
    そこでまたラストはすみれちゃんとひばりのお話。ただ一気にダークに、リボンを失ったすみれちゃんは身も心もどんどん老いて、ひばりも世の中の嫌なことを身を持って知り、人生に挫折しそうになりながらもしがみついている。
    メルヘンチックなお話から一転。。
    個人的にはずっとメルヘンチックでいて欲しかった、まぁラストも立派なメルヘンだけれど、ラストはやっぱり好きじゃない。泣かせます! みたいなのはこのお話には要らなかった。

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著者プロフィール

小川 糸(おがわ いと)
1973年生まれ、山形県出身の小説家であり、作詞家・翻訳家でもある。作詞家の際の名義は、春嵐(しゅんらん)を使用。
2007年に初の絵本を上梓し、さらに翌2008年に小説『食堂かたつむり』を発表。同作は第1回ポプラ社小説大賞に応募し、最終選考にも残らなかった作品だったが、目に留めた編集者によって刊行され、ベストセラーとなり映画化された。同作は、2011年7月、イタリアの文学賞である、バンカレッラ賞料理部門賞も受賞している。
2017年、『ツバキ文具店』が「本屋大賞2017」で第4位にノミネート。ドラマ化もされた。続編『キラキラ共和国』も発行、代表的シリーズかつヒット作となっている。
その他代表作として、テレビドラマ化された『つるかめ助産院~南の島から~』。

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