(P[こ]4-3)夢をつなぐ風になれ ラブオールプレー (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591134641

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  • 横川さんの話。そして、亮と賢人がバドミントンにかける姿勢が見えて、わくわく。オリンピックや世界選手権で登場する他の選手(名前だけだが) 実際のプレーヤーがイメージできる。 もう一歩先、賢人と横川さん、ツインズのダブルス 亮、松田くんのシングルス、輝のコーチで挑む世界選手権、オリンピック の話を読んでみたい。

  • 面白かった〜。うるってきた。

  • 私が今でも時々する、バドミントンに関する小説。著者はバド経験者でありませんが、綿密な取材をもとに、バドミントンおよびその周辺を現実に近い形で表現しています。学連が大変とか、よく知っているなーと少し驚きました。

    一方、ポジティブすぎる展開で、挫折とかあんまりないまま、どんどん強くなっていくので、物語の中の勝負に緊迫感がありませんでした。主人公たちをとりまく障害がなさすぎる気がします。あと、ややクサすぎるセリフが多く感じました。

  • バトミントン小説の3冊目。

    今回の主人公は遊佐くんの相方・横川祐介。前回の続きである遊佐くんの怪我とその復帰から。合間合間に祐介の過去や前回までのストーリーを祐介視点から描いてみたりと前作を読んでいても読んでいなくても楽しく読める一冊になってると思う。

    祐介についての描写があまりなかったように思っていたので、一人の祐介という登場人物を深く描いてくれてよかった。人物設定もシングルマザーや故郷を追われるようにして去り、横浜湊に入学したということも他の登場人物とかぶることなくよかった。また、インターハイで最愛の幼馴染と再会できたこととかはありきたりのエピソードではあるが、感動的に描かれており、すごい良かった。こういう過去だからこそ、パートナーの遊佐のことを一番に思えるというのが伝わってきた。

    最後には、世界を舞台として活躍しそうなところで終わったので、次巻があれば、と楽しみ。次はだれを主人公にするのか、というのも楽しみの一つ。

  • ラブオールプレーシリーズ第三作。遊佐賢人のパートナー、横川祐介の物語です。横浜湊へ入る前、バドミントンをあきらめかけた頃のエピソードに涙しました。パートナーを組んではいても、遊佐と自分は目指すところが違う。横川はそう思っていますが、第二作で遊佐の思いを知った読者は、それは違う、と言いたい気持ちを胸に読み進めます。その気持ちが報われたように思えて、読後感は爽やかでした。

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