海賊 (ポプラ社の絵本)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 82
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591135037

感想・レビュー・書評

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  • 毎日、海の上でゆかいに暮らしている海賊が人魚に恋をした。しかし海が汚れて魚達が病気になり、人魚も徐々に弱っていって…。

    切ない話です。前半のウキウキ感と後半のコントラストが良い。

  • 田島さんとは思えない感じの絵とお話。新鮮な感じもするし、マンガみたいにコマ割りだったりサメが追いかけてくるのが面白くて、言葉がセリフっぽく書かれていたり。
    環境問題のことも描かれているようだけど、恋するお話のような…最後は一緒になれたってことなのかな?

  • 田島さん絵本は、征彦さんのほうが好き。こちらは征三さんらしい、メッセージの濃い絵本。
    海賊って、最初海賊じゃないじゃん(笑)。
    昔なら伝わるメッセージだったのかな、物事の捉え方が一面的で、極端な気がしました。『ごみをぽいぽい』の絵本に共通しています。

  • 割と壮大な話だった。
    海賊かっこいい!

  • 2023.12.14 3-2

  • ほくも、そんなことするかな?

  • 田島征三さんのは、自分に合う時と合わない時が結構激しい。
    これはどうもなあ…。

  • 海賊ブームの長男に。どこまで内容理解してるかはわからないけどハマっていて毎日読んでいる。

  • 気ままに海で生きる一人の海賊。手下はいないけれど、タコやトビウオの海の友だちはたくさん。
    ある日出会った人魚に恋をした。ずっと続くかに思われた二人の静かな安らぎの時間。
    愛する人のために戦う海賊船のすぐそばから、金色の鱗が月に向かって飛んでゆくところはせつなくて胸が震える。姿を消しても寄り添っていたんだなぁ。
    前半、島の人々を苦しめていたイノシシ?と戦い勝利した海賊を見て「やさしいかいぞくなんだね」と呟いていた5歳5ヶ月の息子。こちらに委ねられた二人の愛の行方はまだよくわからなかった様子。いつかわかるかな。

  • 4分30秒☆海賊と人魚の恋バナから環境問題につながる展開。しっくりくるような、こないような。

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著者プロフィール

1940年、大阪府生まれ。幼少年期を高知県で過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展〈金のリンゴ賞〉を受賞し、以降『ふきまんぶく』(福音館書店)、『とべバッタ』『オオカミのおうさま』(共に偕成社)などで多数の絵本賞を受賞。2009年、新潟県十日町の廃校を丸ごと空間絵本にした「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」開設。2019年、ハンセン病回復者の国立療養施設がある瀬戸内海の大島で「Nさんの人生絵巻」を制作。

「2023年 『たべるぞ!たべるぞ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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