(P[ん]1-17)猫とわたしの七日間 (ポプラ文庫ピュアフル)

  • ポプラ社
3.31
  • (4)
  • (33)
  • (34)
  • (13)
  • (1)
本棚登録 : 348
感想 : 38
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591136676

作品紹介・あらすじ

猫がもたらす事件を
人気作家6人が華麗に謎解き!

猫は不思議と謎を連れてくる。
遺産争いに巻き込まれた猫の幽霊騒動、盗難疑惑から浮上した行方不明事件、
失われた「絵画」を巡る謎解き、白猫の“わたし”が巻き込まれた奇妙な盗難事件。
まねき猫がしゃべり出すユーモアミステリーから、
先輩が飼っていた黒猫と過ごした切ない七日間を描く、すこし不思議な物語まで、
人気作家6人が「猫と過ごす七日間」という共通設定のもと競作!
文庫オリジナルで登場!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「猫」と「七日間」をテーマにしたミステリアンソロジー。なんとなく切なくなってしまうものも多いけれど、猫好きは必読です。
    お気に入りは水生大海「まねき猫狂想曲」。ミステリとしての読みごたえもだけど、マネコのキャラクターにもやられました。そしてあのラストにはついほろりと。

  • 猫をテーマにしたミステリ・アンソロジー

  • 猫は不思議と謎を連れてくる。
    遺産争いに巻き込まれた猫の幽霊騒動、盗難疑惑から浮上した行方不明事件、失われた「絵画」をめぐる謎解き、白猫の"わたし"が巻き込まれた奇妙な盗難事件。まねき猫がしゃべり出すユーモアミステリーから、先輩が飼っていた黒猫と過ごした切ない七日間を描く、すこし不思議な物語まで、人気作家6人が「猫と過ごす七日間」という共通設定のもと競作!
    文庫オリジナルで登場!!

  • 可愛い話ばかりで、楽しく読み終えた。あずかりやさん、探して読もうっと。

  • 猫たっぷりで、猫好きにはたまらない1冊。
    お久の若竹さん、あいかわらず、毒が含まれたお話(笑)

    ユーモアミステリあり、不思議なお話ありとバラエティに
    とんでいて楽しい1冊。

    最終話の「あずかりやさん」シリーズはほんわか素敵。
    村山早紀さんのお話もとてもよかった。

    幸せになった猫も、そうでない猫もいたけれど、やっぱり
    猫が好き。

  • 猫好きならばつい買ってしまう猫が登場する短編集。ちなみに、レギュレーションとしては「事件が起こる場所には、いつも猫が現れる」と「七日間」なので、猫が事件に関係するとは限らない。
    いろいろな作家の作品を楽しめるというのもあるし、猫とミステリーが好きなら読んでみていいと思う。

  • 基本的にどのお話もおっとりしているのだけど、それぞれに個性的。猫の登場のさせ方とか、話のひっくり返し方とか、違いもまた面白い。個人的には最後に載っている「ひだりてさん」が好き。大事なところで寝ちゃうあたりなんか特に。
    「踊る黒猫」は同じ話をどこかで読んだような気がするんだけど、思い出せない。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/793830

  • 「猫と過ごす7日間」が共通設定のアンソロジー。
    若竹七海「砒素とネコと粉ミルク」、小松エメル「消えた箱の謎」、水生大海「まねき猫協奏曲」、秋山浩司「猫を抱く少女」、村山早紀「踊る黒猫」、大山淳子「ひだりてさん」の6篇。

    「消えた箱庭」「猫を抱く少女」の2つが書き下ろし。
    ”7日間”はあまり活きてなかった印象。
    「まねき猫協奏曲」が良かった。

  • 幽霊の猫、誰が猫、自称神様の猫、彼女の見たい絵の猫
    先輩の所に居ついた猫、預かり物屋の猫。
    猫がいる事、七日間経つ事、が条件のアンソロジー。

    幽霊と言う斬新なものが憑いてきたな、と思ったら
    次はこちらが? と思えば二転三転。
    人の不幸を願うならば、自力で頑張らねばなりません。
    録音すればばっちり、ですが…w
    無機物の猫かとおもいきや、実は、な4話目。
    こういう人いるな~な登場人物も出てきた
    不思議な先輩の所の猫。
    一番最後の猫の話が、主人公はこちらでも
    軸はあちら、というもの。

    どれもこれも、不思議な話でしたが
    想像して茫然とするのは、やはり先輩の猫かと。

全38件中 1 - 10件を表示

大山淳子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×