(011)わたしが正義について語るなら (ポプラ新書)

  • ポプラ社
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本棚登録 : 732
レビュー : 105
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591137352

感想・レビュー・書評

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  • 2014年2月に大雪で何百台も立ち往生した際、某パン屋の配送担当者が周囲の人たちに配送の荷物であるパンを無償で配ったという。この本には、アンパンマンの原形となるストーリーでは、アンパンマンはあんぱんではなくパン屋さんであったとあり、某社の運転手はまさにリアルアンパンマンであったのだなと思った。
    また、絵本「あんぱんまん」で最も描きたかったシーンは頭をすべて人々に分け与え、顔無し(=無名)となったシーンだと言う。無名のヒーロー/アンパンマン。正義とは己が傷つく事を厭わず、驕らないこと。
    短時間でさくっと読めたがこれまた良書に出会えた読書体験だった。

  • 残業するのがエライなんておかしいんだ。

    やなせさんがアンパンマンを描いたのは少し年齢的に遅めだったけど、それまでに色んなご経験があったからなんですね。
    アンパンマンの歌、深くて大好きです。

  • いろいろと思うところがありますが、この方の「正義」は、本当に正しいんだと思います。だからこそ、断言しきれていないような気がします。

    数年前にアンパンマンのテーマソングの歌詞を知ったころから、歌を聞くたびに、胸が詰まるような気になります。

  • 名作。
    随分苦労されたんだな。人柄が良く分かる。この方からアンパンマンが生まれたんだ。あらためて、アンパンマンの歌詞が素晴らしい。

  • アンパンマンの誕生のお話
    戦争のことやまんがのこと、などなど
    苦しみの多い世の中で、今この瞬間に人々に笑顔になってほしいという想いが伝わった。

  • すごく暖かい気持ちになった

    アンパンマンはやなせたかしさんの深い気持ちか込められてたんだな、

  • [2014.7]やなせたかしさんがアンパンマンに込めた思いが詰まった1冊。
    アンパンマンって実に深い。人間臭い。なんて愛に溢れているんだろう。
    アンパンマンのマーチも文字にして読んでみると、なんと人生について考えさせられる歌詞だろうか。
    何か一本筋を通してやり続けることで自分の可能性が見えてくる。入り口はどんなことでもいいんだと思う。その中で、見えてくるものは必ずあるはず。

    なんのために 生まれて
    なにをして 生きるのか

    探し続けて行きたい。

  • 正義とは,自己犠牲を惜しまない愛なのかな…と読んで思った。正義とは格好いいものではなく,もっと人間の心の奥底にあるものなのだと感じた。

  •  アンパンマンについては、ほとんど知らない。ただ、子供が保育園のお遊戯会でアンパンマンの歌を歌い、踊ったときには、思わず涙した。子供とアンパンマンの相乗効果は偉大なのである。
     やなせさんはなぜあんなに明るいのだろう。なぜあんなにやさしいのだろう。そして、なぜあんなに強いのだろう。
     幼くして両親と別れ、出征して戦地を生き延びたつらい経験がアンパンマンの底抜けの優しさと明るさに結晶していく軌跡がうかがい知れる本だと思う。
     若い人にも老いた人にもおススメの一冊です!

  •  昨年お亡くなりになった やなせたかし氏の著作です。
     やなせ氏といえば、アニメ「それいけ!アンパンマン」の作者として有名ですが、実は私、アンパンマンのアニメは一度も見たことはありません。小学校の音楽の教科書に載っていた「手のひらを太陽に」の作詞をされていたのかと思うぐらいです。
     しかしながら、私のように「アンパンマン」に関する基礎知識が全くない人間にとっても、本書を読むと、やなせ氏の優しいお人柄と「正義」に対する真摯な思いが十分に伝わってきます。

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著者プロフィール

やなせたかし
1919年生まれ、高知県出身。百貨店宣伝部にグラフィックデザイナーとして勤務の後、漫画家・絵本作家として活動を始める。絵本の作品に『やさしいライオン』『チリンのすず』『あんぱんまん』(フレーベル館)など多数。2013年永眠。

「2019年 『アンパンマンと もぐりん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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