(011)わたしが正義について語るなら (ポプラ新書)

  • ポプラ社
4.05
  • (71)
  • (86)
  • (45)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 731
レビュー : 105
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591137352

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • やなせ先生の不器用だが、けっして諦めない生き方に共感。
    恐れ多くもどこか自分にオーバーラップさせてしまう。
    あきらめちゃいけないんだな!

  • やなせさんの「正義」についての考えをまとめた本。生き様が文章に表れているように感じます。愛とは与え続けること…を行動で示すアンパンマン。そのルーツがわかりました。

  • 昨年10月に亡くなった、アンパンマンの生みの親、やなせたかしさんが正義について語る一冊。私たちのヒーローアンパンマンは、顔はあんパンでかっこよくないし、どんどん顔をあげてしまうし、そんなに強くもない。でも、戦争を経験したやなせさんは、「正義はある日突然逆転する、逆転しない正義は愛と献身だ」と考えるようになり、お腹の空いた子どもにパンを手渡すヒーローを生み出しました。

  • 子供向けに大人気のアンパンマン。
    書かれているヒーロー論に、やなせたかしさんの人情の機微が感じられます。著者の謙虚な人柄が文面からも滲み出ていました。

    正義も悪も完全に区分け出来るものではなく、バイキンマンにだって愛嬌があるように、個々に側面が多様に存在します。

    もし子供が正義を学ぶなら、悪を殲滅するヒーローものより、悪役にもしっかりとストーリー性を持たせて欲しいなぁ。

  • ライトな感覚でサクッと読める本です。
    正義という深くはまりやすいテーマをサクッと読ませるのはすごいと思います。
    一方、もっと深く考えたい方にとっては物足りなさを感じるかもしれませね。

  • 今は亡き著者が、単純に”正義”を綴る書。そのメッセージはシンプルで、「ひもじい人を救う」こと。正義は美ではないし、高潔でもない。善人にも悪は宿るし。そんな事を受け入れながら、皆が、身近な人の幸せを願う。そのサイクルを。アンパンマンのマーチに、すべての想いは入ってた。

    ああ アンパンマン
    やさしい 君は
    いけ!みんなの夢 まもるため

    何となく泣けた。ありがとう。

  • 請求記号:158/Yan
    資料ID:50073275
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • おなじポプラ新書から「わたしが死について語るなら」も出版されており、明らかに出版社にお題をふられて書かれた本だなと思って期待していなかったが、読んでみると非常によかった。
    正義とは自分も傷つかないと守れないという思い、スーパーマンやウルトラマンの敵は戦っても服も汚れもしないのは変だ、さらには怪獣などを子だちの敵としての設定の違和感(ただのヒーローにとっての自己満足な敵設定ではないか?)、という違和感という伏線からアンパンマンが生まれたというのは妙に心に響いた。
    また、やなせさんの生き方が語られており、才能は誰もがパッと開花するものじゃないけど虚仮の一念で開けることもあろうこと、どこからヒット作がでてくるかわからないこと、本業のほかに世界をもつことで本業でも強くなるという人生経験談がとても心に響いた。

  • 正義についてひたすら何か語るというより、正義を一つのテーマに自分のこれまでを取り留めもなく語っているっていう感じ。

    さよならだけが人生だから、その過程をどう生きるか。アンパンのマーチはなかなか深かったのね。

  • はっとした。
    愛と勇気だけが、友達さ。

    この言葉の、意味がはっきりして、すっきりした。

全105件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

やなせたかし
1919年生まれ、高知県出身。百貨店宣伝部にグラフィックデザイナーとして勤務の後、漫画家・絵本作家として活動を始める。絵本の作品に『やさしいライオン』『チリンのすず』『あんぱんまん』(フレーベル館)など多数。2013年永眠。

「2019年 『アンパンマンと もぐりん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

やなせたかしの作品

ツイートする