とんだ、とべた、また とべた! (本はともだち 1)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 72
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591140123

感想・レビュー・書評

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  • 「リスのおじいさんのすむ木の下で、なわとびのれんしゅうをはじめたクマのこが、うまくとべないので、おじいさんは、あきれながらみていましたが…。」

  • 【図書館】うっ、最後で涙が……。とても温かいお話でした。

  • この本を読んで、なわとびをしたら、なんでもじょうずになることと、にが手なものも、すればいいんだなと思いました。

  • リスのおじいさんが普通でいいですね!

  • 2015年 小学校1,2年生 夏休み推薦図書(市)

    ゆうがた、リスの おじいさんの すむ
    木の下に、クマのこが やってきました。
    クマのこは、なわとびの れんしゅうを はじめました。
    「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・・・・。」
    どうしても 五つしか とべません。
    みていた おじいさんは、「やれやれ」と いって、
    クマのこの ことを すっかり わすれてしまったのですが・・・・・・
    ~~表紙見返しより~~

    下手くそでも毎日練習すると上手になるんだよ。
    諦めず続けることが大事なんだよ。
    なわとびの苦手な我が子に、そう教えてくれる
    本だと思い、手に取りました。
    実際のお話はもうちょっと複雑のお話でした。

    どこまでも純粋で健気なクマのこに感化され、
    歳をとっていつのまにかひねていた
    リスのおじいさんが優しい気持ちを取り戻す話。

    いつまでたっても上達しないクマのこに
    最初は「やれやれ、いつまで続くかな」と呆れてたリスのおじいさん。
    そのうちクマのこのことをすっかり忘れてました。
    がんばりやさんのクマのこは、そんなことなど
    つゆしらず、今日も木の下でいつも通りなわとびの練習。
    しばらくぶりにクマのこの練習を見たリスのおじいさん。
    ゆっくりながらもちょっとずつちょっとずつ
    跳べる回数が増えてきたクマのこが、木の下に
    訪れるのが楽しみになっていました。

    クマのこが初めて10回跳べたとき、
    リスのおじいさんは思わず
    「やったね!えらいっ!」
    と声をかけます。
    「いまのは誰?」
    返事がないので、クマのこはそこにあった木が言ったのだと思います。

    リスのおじいさんが病気になって、
    クマのこがゆるしたのがよかった(子供談)

    え・・・( ̄▽ ̄;)
    我が子にはあまり伝わらなかったの

  • 苦手ななわとびを頑張る小熊とその様子をそっと応援するおじいさんのやり取りに心温まります。

  • おじいさんがこどもを見ている、という視点。話しかけたいけどできないというのをみてあるあると思った。ただ、ラストのくまのこがいい子すぎるかなという気がする。

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著者プロフィール

1929年東京都生まれ。コピーライターとして活躍後『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作入選。「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞など受賞多数。子どもやそのまわりのおとなたちの姿をあたたかく、真摯に描いた多くの作品が愛され続けている。2018年逝去。

「2018年 『おばあちゃんのわすれもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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