- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591142394
感想・レビュー・書評
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ある程度歴史とか国語が得意な人じゃないと他の人物の伝記より読みずらいかもなと思いました。
正岡子規とのやり取りと漱石の少年時代の話は特に興味深かった。
トップレベルの秀才たちの交流はこんな感じなのか..と少し想像しながら読み進めると面白かったです。
やろうと思わなければ横に寝た箸を縦にすることもできぬ。
真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ。
焦ってはいけません。ただ、牛のように図々しく進んでいくのが大事なのです。
古い道徳を破壊することは、新しい道徳を建立するときだけ、許されるのです。
みだりに過去に執着するなかれ。
人間の目的は生まれた本人が、本人自身に作ったものでなければならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「西洋の文学を学んだ夏目漱石は、ひとりひとりの個性を大切にした個人主義をはじめて小説に取りいれました。そして、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『それから』『こころ』など、すばらしい作品を次々と生み出し、現代日本文学の礎をきずいたのです。」
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東大卒で英国に政府から派遣され吾輩は猫であるや坊ちゃんというユーモア溢れる小説を書いた漱石が里子に出されていたり大学予科で落第したりノイローゼを患っていたりしたことが意外でした。
学友が揃いも揃って才能溢れた大物!
漫画は読みやすいけれど性格がいまいち掴めませんでした。 -
悩みたどり着いた境地。
漫画は本当に全体像の把握がしやすい。 -
幼少期から人気作家となり世を去るまで。
時代の転換期を生きた漱石の一生を
ざっくりとストーリー漫画で教えてくれる。
後半の解説は活字も2色刷りで読みやすい。
年表も見やすい。