(049)専業主婦になりたい女たち (ポプラ新書)

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  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142523

感想・レビュー・書評

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  • 65歳以上の単身女性の2人に1人が貧困って衝撃だった。でも、これは今後どんどん悪くなる一方だよね。人生を考えさせられる。

  • 絶対に、働くことをやめてはいけない。この本を読んで強く思った。嫌なことはたくさんあると思うけれど、それでも、とりあえずでいいから働き続けるということが大事なんだな、と。
    最近働くということに自信をなくしつつあるので、もう一度読もうと思う。

  • 今はなりたくてもなれないのが専業主婦、昔は社会進出がしたくても出来なかった。

  • ・1度仕事を辞めてから年収300万以上になるのは1割
    ・無駄な見栄よりも身の丈にあった幸せを求める
    ・専業主婦になりたいという人は幸せで経済的に苦労したことがない家庭に育った人
    ・尽くしたい女性は相手からの告白を待つが現実ない
    ・年収600万未満は見切るが、現実未婚男性で600万以上稼いでいるのは5.7%、400万以上でも25%
    ・脳力がある人が全て子供に全力そそいだら、子供が大変
    ・ハッピー感に夫の年収は関係ない
    ・年収以外魅力がない男なんて失業したらグッバイ
    ・年収が10万減っても、そのマイナス分は会話10分で相殺できる
    ・やっぱりお金より優しさ、そして幸せというのは自分の心次第
    ・養いたいは嘘、ファンタジー、現実はお金が足りなくなる
    ・この時代終身雇用でいつまでも安定という時代ではない
    ・この世に絶対に浮気しない男と絶対に潰れない会社なんてない

  • 一度正社員を辞めると派遣かパート職になり、年収100万前後の貧困になる女性の厳しい現実がリアルに書いてあった。正社員は絶対に辞めない方がいい。『人生においての就職列車は1度しか止まらない。』自分の置かれている状況がいかに恵まれているのか実感した。

  • 世間では、女性雇用の拡大だとか、女性が輝く日本だとか、なんだか歯の浮くようなことばかり言ってるけど、実際は、一度専業主婦になった女性の再就職への道は遠くて険しくて、例え再就職できたとしても、仕事と家事と育児の両立に根を上げてしまう女性は少なくないのです。

    だって世間の働く主婦に対する理解がなさすぎるから。だって旦那の働く嫁に対する理解がなさすぎるから。

    この身近な二つの問題が解決されない限りは、女性は永遠に専業主婦を夢見るし、女性の雇用拡大なんて無理じゃね?ソーリ。
    みたいなことを思いながら読んだ一冊でした。

    それにしても20代独身男子たちの本音の座談会、読んでてムカついたわ。

    専業主婦に育てられた20代女子より、専業主婦に育てられた20代男子の考え方の方が、よっぽど問題ありって感じでした。

  • 専業主婦になりたいと思ったことはない。けれど、出産という仕事が女にしかできない限り、一度キャリアを絶たれるのは必須で、そのあとどこにも就職できなかったりポジションがなくなったり…
    そういう問題を、男性にも考えてもらえるように、子育ては男女で協力して取り組んでいかなければならないと思った。

  • どんなに高学歴、バリキャリの女性でも、出産・育児で辞職をするとその後の就職が難しかったり、103万円、130万円以下の収入に縛られる。そんな現実嫌だーW(`0`)Wと思いました!
    頑張っている人には頑張っているなりの収入を!主婦で働きやすい環境を整えれば、少子化も改善されていくのではないでしょうか!

    今のうちから働いて稼ぐ!
    仕組みを作って、軌道にのらせる!
    お金の不安を無くしていきたい!

  • 年収別に、どんな生活になるのか、
    お金についてどんな悩みがあるのか書いてあり、
    未来が想像しやすい。
    これからの自分の人生を考える上で、一度読んでみるといいかも。

  • 当時の状況を分析しながら、考察している
    専業主婦になる(仕事を辞める)ことのリスクを学べる

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著者プロフィール

相模女子大学大学院特任教授、昭和女子大学客員教授、ジャーナリスト、作家。慶應義塾大学文学部社会学専攻卒。中央大学ビジネススクール戦略経営研究科専門職学位課程修了。住友商事、外資系金融などを経て著述業に。少子化、ダイバーシティ、働き方改革、ジェンダー、ライフキャリアなどをテーマに著作、講演活動を行う一方、「働き方改革実現会議」「男女共同参画会議 重点方針専門調査会」など多数の政府の委員を歴任。著書に『ハラスメントの境界線』(中公新書ラクレ)、『働かないおじさんが御社をダメにする』(PHP新書)など。

「2023年 『いいね! ボタンを押す前に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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