- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591143100
作品紹介・あらすじ
江戸川乱歩生誕120年記念
「みんなの少年探偵団」シリーズ第4弾!
緑づくめの怪人が仕掛ける「大東京緑化計画」。
どうなる少年探偵団!?
ある寒い寒い秋の夕方。
探偵術の訓練をしていた少年探偵団の井上君とノロちゃんは、
奇態な緑の老婆に遭遇し、恐ろしい目に遭う。
時を同じくして、港区白金の大富豪・湧水健太郎氏のもとに、
値打ちものの絵画と娘の登喜子嬢をいただく、という犯罪予告が届いた。
送り主は、怪人二十面相。
出張中の明智探偵に代わり対応した小林少年は、湧水邸に張り込むのだが――。
二転三転する事件。やがて明らかになる意外な真実。
直木賞作家が贈るスリルとユーモアたっぷりの冒険譚。
小林少年の八面六臂の変装術をご堪能あれ!
感想・レビュー・書評
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怪人二十面相の弟だったかな、なんかいろいろ変わっててどうかなとは思ったけどまあ面白かった
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少年探偵団シリーズへの揶揄を込めながらも、明智小五郎、少年探偵団、怪人二十面相への愛のつまった1冊。
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作者さんが楽しんでオマージュされているのは十分伝わってきます。元々の少年探偵団シリーズがお好きな方からしたら軽すぎるのではないでしょうか。私自身はそれほど本家を読んでいるわけではないのですがそれでも小林少年のイメージとかかなり違う気がします。怪人も帝王もそんなに怖くないですし。とはいえ雰囲気はそのままうまく再現されていると思います。最後の探偵の「世にもはた迷惑な〜」が全くその通りで笑ってしまいました。軽くても十分楽しみました。
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読みずらい
児童書にあたると思うが
何故このような書き方をするか理解できない
ストーリーは面白いと思うが…
日本語翻訳者が必要(笑) -
小林少年の書かれ方が酷過ぎました…。
オマージュと言うよりも悪ふざけに私には思えました。
マユミさんも文代夫人も行方不明なのに楽しくハイキング状態の少年探偵団の面々とか色々と読んでいて違和感しかありませんでした。 -
オマージュシリーズ最終巻。
楽しく読めたけれど、まあこんなところか。
作家によって、どこを主眼にするかが違ってくるのが面白かった。
子どもの頃を思い出しながら、気軽に読めるのはいい。 -
違和感……
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「みんなの少年探偵団」シリーズ第4弾?
芦原すなおさんをこういう形で読むことになるとは。お初です。
少年探偵団の小林少年、ノロちゃん、井上くんはオリジナルの登場人物だと思ってたけど、おねえさま顧問のマユミさんも本当にいたんですね。あと明智小五郎探偵の妻、文代夫人。こちらも失念していました。少年探偵団シリーズを読んだのもかなり昔のことで忘れ去ってます。
怪人二十面相と、緑魔帝王の対決というか、ラストは全く2人の因縁の話。明智探偵は事件を解決したものの登場が遅れて多少置き去られた感じ。
こちらは前読んだ藤谷治さんの話と違ってオリジナルの時代設定らしい。でもお遊び感は同じく半端ないですね。かわいらしい、美しい女性たちが多く出たのは、華を添える意味合いかな。探偵ものにしては。 -
みんなの少年探偵団シリーズ。まさしく少年探偵団のオマージュで、少しコミカルに描かれています。
正統の少年探偵団だと何が出てきてもだいだい正体は二十面相だったのですが(笑)。今回は違うのですね。二十面相と緑魔帝王との最強タッグと言おうか、対決と言おうか。豪華で見ものです。 -
江戸川乱歩生誕120年記念
「みんなの少年探偵団」シリーズ第4弾!
緑づくめの怪人が仕掛ける「大東京緑化計画」。
どうなる少年探偵団!?
ある寒い寒い秋の夕方。
探偵術の訓練をしていた少年探偵団の井上君とノロちゃんは、
奇態な緑の老婆に遭遇し、恐ろしい目に遭う。
時を同じくして、港区白金の大富豪・湧水健太郎氏のもとに、
値打ちものの絵画と娘の登喜子嬢をいただく、という犯罪予告が届いた。
送り主は、怪人二十面相。
出張中の明智探偵に代わり対応した小林少年は、湧水邸に張り込むのだが――。
二転三転する事件。やがて明らかになる意外な真実。
直木賞作家が贈るスリルとユーモアたっぷりの冒険譚。
小林少年の八面六臂の変装術をご堪能あれ! -
江戸川乱歩生誕120年記念
「みんなの少年探偵団」シリーズ第4弾!
緑づくめの怪人が仕掛ける「大東京緑化計画」。
どうなる少年探偵団!?
ある寒い寒い秋の夕方。
探偵術の訓練をしていた少年探偵団の井上君とノロちゃんは、
奇態な緑の老婆に遭遇し、恐ろしい目に遭う。
時を同じくして、港区白金の大富豪・湧水健太郎氏のもとに、
値打ちものの絵画と娘の登喜子嬢をいただく、という犯罪予告が届いた。
送り主は、怪人二十面相。
出張中の明智探偵に代わり対応した小林少年は、湧水邸に張り込むのだが――。
二転三転する事件。やがて明らかになる意外な真実。
直木賞作家が贈るスリルとユーモアたっぷりの冒険譚。
小林少年の八面六臂の変装術をご堪能あれ! -
2015年3月刊。江戸川乱歩生誕120年記念シリーズの4作めにして、完結編。ユーモアミステリなんですが、程度の低いおちゃらけが過ぎるというか、あまり楽しめませんでした。
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一番おちゃらけている。
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読んでいて気恥ずかしくなるはしゃぎ方。悪ふざけがすぎるように感じられた。
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この感じ懐かしい。結構馬鹿馬鹿しい。変な扮装を真面目にやりすぎ。
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人騒がせな兄弟ゲンカだこと。文体の端々に強引な少年探偵団本風の表現、本物はごく自然に書かれてたけどね。裏表紙の小林少年が可愛い過ぎるし、全体的に残念な作品でした。
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ノスタルジックな雰囲気に浸れるこのシリーズが完結してしまうのは至極惜しい。それほど売れていなかったのだろうか。
40年以上前に読んだ感覚を呼び起こしてくれて、本の手触り感も含めて楽しかっただけに残念だ。
やはり本は五感で読むものだということを再認識させてくれた。