([お]5-4)リボン (ポプラ文庫)

著者 : 小川糸
  • ポプラ社 (2015年4月3日発売)
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  • レビュー :29
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591144879

([お]5-4)リボン (ポプラ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 主人公と祖母のすみれちゃんと、一羽のオカメインコ「リボン」の物語から始まり、リボンと様々な人生を歩む人々との出会いを描く。

    終盤のすみれちゃんの過去の話は、ちょっと急すぎてついていけなかったけれど、全体的には温かくて良い小説だったと思いました。

  • 【(非常に個人的な)オススメの読み方】
    ・食堂かたつむりから入りましょう。
    ・(ここで小川糸さんにはまった人は)何冊か小川糸さんワールドにはまりましょう。つるかめ助産院、あつあつを召し上がれ等。
    ・ここでステップアップ。小川糸さんのエッセイにチャレンジしましょう。はじめは違和感あるかもしれませんが読み進めていくうちにはまっていけたらこっちのもんです。そこには小川糸さんの本への愛が詰まっています。
    ・そんな愛の詰まった本が読みたくなった頃「リボン」を手に取りましょう。

    きれいなきれいな作品。読者の状態で受け取り方(面白さ、響くもの等)がおっきく変わるのではないかと感じる本であり、色々思うところはあるけれどこの本をここまで味わい尽くせた自分を、ここまでの短い人生の数々の選択と辛さを良かったと前向きに思わせてくれたこの本に感謝。

  • 物語の中で亡くなる方が多くて、悲しくもあるんだけど暖かい内容。
    旅立つ人から残される人へ向けての想いや思い出が、切なく優しい。

  • 『お嬢様がそのままばーさんになった』ような風変りなおばあちゃん“すみれちゃん”と、孫娘のひばり。
    巣箱に取り残された卵を頭の上で温めて孵す…という突拍子もない始まりにびっくりしたが…

    連作短編集のような作りだが、章ごとにタイトルがつけられていないので、まぎれもなく一つの物語なのだ。

    リボンは『幸せの黄色い鳥』?
    飛び立ってしまいたくても翼を持たない人間は、苦しくても悲しくても、頑張って足で立って生きて行くしかない。
    そんな、あちこちに散らばった、見知らぬ人間同士の様々な人生を、リボンがそっと繋いでいく。
    最後は大きく結ばれて、輪っかになった。

    表紙のインコの刺繍が、とっても可愛いです。

  • 家の窓から見える巣箱に産み付けられた卵を、風変わりな祖母すみれちゃんと孫のひばりさんで温めて孵化させる。とても可愛がって育てていたが、ある日不注意からその鳥が飛び立ってしまう。
    その後その鳥に出会った人々の話。

    すみれちゃんが浮世離れし過ぎててあまり話に引き込まれなかった。
    後々その理由も分かるけど、最後まで読まないと分からない変わった行動にちょっとついていけなかった。
    ファンタジーな部分もあったので、あまり私の好みではなかったです…

  • たまごからオカメインコが孵るまでのくだりがじれったく、読み進めるのが辛かった。思えば全部この鳥がからむ話で、最後のシメに主人公のところに話が返ってくるやつね。ベルリンの壁のくだりもじれったかったなあ。小川糸もう読まないかも。

  • ベルリンの壁の時代を生きたすみれちゃんと、ひばりが、オカメインコの卵をあたためるところから始まるお話。
    短編だけれど、全部リボンのことだと思うとそうも読める。全体的に流れるそっと寄り添うような優しさに癒されました。

    文庫本で通勤中に途切れ途切れではなく、単行本でゆっくりコーヒーとか飲みながら丁寧に頁をめくりたかったなぁ。

  • 人生にまつわる喜怒哀楽を、それぞれの針が振り切れるほどに味わいつくした。

  • 小さな存在。だけど何より輝いていて、人以上に人の心を救ってくれる。この愛らしい命は、心と心を結ぶ、まさに「リボン」だなと。

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