真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者 (ポプラ文庫) (ポプラ文庫 お 7-8)
- ポプラ社 (2016年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591145128
感想・レビュー・書評
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希実を自分の娘のように思い始めてきた。
しっかりしっかり前を見て。
手を伸ばすことを躊躇わないで。
君はずっと強かった。
でもそうばかりではなかったことを知った君はこれからもっともっと素直にしあわせになれるだろう。 -
人はパンのみに生きる
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これまでに溜め込んだ謎解き大放出な1冊でした。律子さん、ちゃらんぽらんなままでいて欲しかった気もするんだけどな。結局、良いところを持って旅立たれてしまいました。次、最終巻。
2017/6/27読了 -
読めば読むほど、弘基の不器用な優しさに惚れる。
今回ようやく、希実が母に対して抑え込んでた気持ちを吐き出せてよかった。 -
本の厚さにはびっくりしたけど
さらっと読めて面白かったです。
最後はちょっとだけうるっと来ました。
けど、なぜそこまでして??
なんか、腑に落ちない
感じでもありましたね
午前5時が最終話らしいので
どんな話になるのか楽しみです。 -
真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」に、手から白いハトを出す怪しげな中年男が現れる。それが店を揺るがす大騒動の幕開けだった。一方、母親と久しぶりの対面を果たした希実だったが、その隣にいたのは実に意外な人物で…。
希実の出生が紐解かれる今回の話。
希実の叔父を名乗る怪しい男と、その家族のお家騒動に巻き込まれていく。
会話のテンポが軽く、面白いのは本シリーズの良さ。
そして食事の描写の美味しそうなこと…
辛い時でも、美味しいものは人との距離を縮めるし、心を柔らかくしてくれる。
希実の母・父、美和子さん(今は亡き暮林の奥さん)の若い頃の話もふんだんに詰まっている。
まさかに希実の本当の父親が、作品の最後に判明…
早く続きが読みたい!