([な]13-4)ヒロシマ 1977 (ポプラ文庫 な 13-4)

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  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591145609

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  • 私の記憶にある広島
    お好み焼き屋は住宅の一部を改装したところが多く、実家の近くにもあった。
    土曜日はお皿を持ってお好み焼きを買いに行った。
    カープがセリーグで初優勝したときは学校中から歓声があかった。
    フラワーフェスティバルにも行ったし、スタッフとして手伝ったりもした。
    懐かしい景色をたくさん思い出すことができた。

    70年は草も木も生えないと言われた広島。
    今の広島があるのは、志乃たちのような名もなき人たちの生きてきた証なのだと思う。

  • 真実を伝えることも愛。

    相手を思い、何も言わないのも愛。

    家族の絆というものを考えさせれました。

    そう考えれるのはマサ、靖子、和子、志乃を通して戦後の広島を体験させてもらったからだと思います。

    これからも戦後が続くように私達が頑張らないとね。

  • 3部作、直ぐに読めました。

  • 1977年、和子は祖母のマサとともにお好み焼「いちはし」を切り盛りしながら、娘・志乃の成長を見守っていた。思春期を迎え、親友との出会い、淡い恋も経験した志乃は、やがて自分の進む道を模索し始める…。復興と平和がもたらされた広島の姿を描く、三部作の完結編!

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著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと):広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む 広島の原爆』(産経児童出版文化賞・福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞・ポプラ社)など。JXTG児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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