- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591145647
作品紹介・あらすじ
地方が生き残る
唯一の道=観光
「葉っぱビジネス」で成功した町に
「いろどりコミュニティ」を提案した
著者による「人を呼び利益を生む観光」!
地方創生の鍵は「観光」にある。
年収1000万円を超える
おばあちゃんを生み出し
話題の「葉っぱビジネス」草創期に
「いろどりコミュニティ」を提案するなど、
地方や企業を蘇らせてきた著者が、
「B級観光施設を磨く」
「将来の訪日外国人旅行者を育てる」など
その秘訣を初めて明かす。
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第1章 『稼げる観光』にまで発展した
上勝町の葉っぱビジネス
出番をつくる
100人の会社より100個のビジネス
NHKで話題になったヤッホー調査隊
…ほか
第2章 『稼げる観光』の見つけ方
『ニコニコ動画』の可能性
人を幸せにする観光
マーケットインの視点をもつ
…ほか
第3章 「また来たい!」「もっといたい!」と
思わせる法則
地域のブランド化を目指す
狙うは、スモールメリット
B級観光施設を磨く
…ほか
第4章 2020年に向けての
訪日外国人旅行者戦略
外国人だから感動すること
海外撮影隊を誘致する
祈りの国ニッポン
…ほか
感想・レビュー・書評
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/704437
第1章 『稼げる観光』にまで発展した、上勝町の葉っぱビジネス(『彩』との出会い;上勝町を訪ねる ほか)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
観光業への転職を考えていて読んでみたが、広く色々な視点で触れていて読みやすかった。
アイディアをひたすら羅列している感が否めないが、筆者の目的は細かく深く追求するという感じでもなさそうなので問題ないかと。
第1フェーズとして呼び込むというのが重要であると思うが、呼び込んだ先の問題点や向かう将来の視点がもう少しあるといいと思った。 -
各地域ごとに資源を活かしたニッチなジャンルを押し出すことで、他地域と差別化を図りインバウンド需要を取り込むという本。
旅行者にとって現地の人との交流は自然体でありたいとう人が多いだろうから、ルールに基づいた交流の仕組みは微妙かな。
世界で唯一地方創生が活性化しているイタリアの例も取り上げて欲しかった。住民の雇用を生まなければ活性化出来ないわけだから。 -
特に体系立っている解説があるわけではない。ただ、これまでの実績やアイデア集がだだだっと記載されている印象。
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・いろどりの基本精神:人は誰でも主役になれる
→女性や高齢者などを表舞台に引っ張り出す。ツマも料理の引き立て役ではなく主役なんだ。
・テーマのある観光
健康、食べ物、趣味、スポーツ、交流、観光客を主役に、収集目的、所有欲、競争、農業、ものづくり、知識欲、
★プロデューサーは「人を主役にさせ」「人を幸せにさせる時間と空間を創造する」仕事
・幸せの観点として「お正月」を例に考える。
食事、装飾、贈答、宴、催事、祝祭、交流、年賀状、音楽、物語、遊び、学び、癒し -
やらしい本の名前ですが。w
実家が銀閣寺や哲学の道、南禅寺の近くなので子供の頃から観光客が多いのは見慣れてますが最近になって見方が変わってきました。
先斗町や祇園には外国人観光客が溢れそれを見るたびにどこに泊まってるのかとか金銭感覚の違いなどいろいろ考えます。
この本では田舎でおばあちゃんたちが実はかなり儲かってる「葉っぱビジネス」など今後のの観光活性化のための提案について触れてます。
僕も最近思ってたことですが大きくターゲットを絞るよりも小さなターゲット。
何かに特化した観光ビジネス。
例えば最近は外国人観光客が日本でお料理教室に通うことが多いみたいです。
日本人の感覚?というか僕の感覚では旅行に行けばその先でしか食べれないものを食べて楽しむだけのものだと思ってましたが外国人観光客はそれを帰ってからも作れるようになりたいと思うらしく、流行ってるみたいです。
お料理教室+宿泊プランとか何かに特化した体験やサービス+宿泊を宿泊費として旅行会社がやってることよりもコアなサービスを提供できれば面白そうですね。
これだけ観光客が来ている京都でも実はナイトスポットが弱いみたいです。
確かに桜や紅葉のライトアップも春と秋だけの話ですからね。 -
・地域づくりは、仕事づくりから。
・最も身近な住民が「主役」になる仕掛けを作れば、その事業は地域の人々から親しまれる。
・旅行者同士、旅行者と地域住民がともに楽しめるプログラムをつくる -
地方の活性化を中心とする観光の育成に関する成功事例、アイデアを記したもの。
多くの情報を盛り込み、その中から参考になるもの、気づきを得ることはできるのかもしれないが、総花的、且つアイデアとしては標準的でもあり、残念ながら心に引っかかるものは少なかった。
著者は経験豊富なベテランのプロデューサーということなのだが、若い人で、もっと個性的に取り組んでいる個別事例を知る方が面白いのかもしれない。 -
観光業が下火なのは魅力がないからなのか、それともお金(時間)がないからなのか。後者でしょう。
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アイデアの羅列。根拠(論理)があいまい。ヒント集としては使える。
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静岡県牧之原市出身の鈴木俊博さんの。観光プロデュース本。
徳島県上勝村で、おじいちゃんおばあちゃんが、料理を彩るツマを生産する「彩」や、クリスマスにチキンを食べようキャンペーン、30人31人脚競争などをプロデュースした著者のコンセプトは、「人を主役にする事」サービスを受け取る人だけではなく、サービスを提供する人を主役にする事が大切。
好きな事で主役になった人たちのコミュニティを作るという事がとても納得できた。そのための資源はいくらでもあるという事。
地域活性化のヒントが詰まった一冊
自分にとっても得る事が多かったです。