- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591146682
感想・レビュー・書評
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妖怪の見た目が急に変わった理由は納得だけど、元に戻った理由は寂しいかも。そんな急に…。
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シリーズ集大成の三巻目。
妖怪とは人の心が生み出すもの。その姿は人々の心によって変化する。忘れ去られることもある。
近所で子供たちが鬼と遭遇する事件が起こる。柚希たちが調べに行くと、鬼もいたが、同時に子供たちに悪戯をする妖怪・ぬらりひょんに出くわした。
そのあと、柚希の周りにいた妖怪たちが姿を変えてしまう。特にいつも一緒にいてくれた天狗の黒兵衛は置いてしまい、動けなくなる。
鬼のことを含めて何か事情を知っているらしきぬらりひょんは、「話を聞きたければある少女を探せ」と言う。
黒兵衛を助けるために奔走する柚希たち。
調べていくうちに、鬼を操っている少年に辿り着く。
そして、妖怪たちの変化が妖怪ゲーム(多分妖○ウォッチ?)ブームの影響らしいことが分かる。
柚希と正臣の関係は相変わらず師匠と弟子のままですが、読後は爽やか。
黒兵衛さん助かって良かった。
鬼と戦うのは柚希の家にいる「がしゃどくろ」しかいないと思ってたら外れたw -
公園のぬらりひょんと、そこに現れる紙に宿る大きな赤鬼を従えた少年。流行りの妖怪ゲームの影響で年老いた黒兵衛に代わり共に行動する、同じくゲームの影響で進化してしまい尻尾が三本に増えた猫又の又一、ガングロギャルメイクに変わった能面に宿る付喪神の小夏のふたりが賑やかで楽しい。無邪気な小鬼が可愛くてすき。
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近所の公園に、鬼が出る、という噂が立つ。
確認に行けば、噂とは違う姿の妖怪。
ちょこちょこ現れる少年。
子供の思い込みと想像力の豊かさってすごいね、な内容。
一気にそうなるとは…。
妖怪も神様も認識の違い、というのが
良く分かる状態です。
姿が変わってしまった家の妖怪達。
見た目が変わってしまった、赤鬼。
ネットの伝達方法もすごいですけど、子供たちの発想と
次の流行りへの速度がもう…w
しかしこの二人、関係が進んだような
そのままのような。
慣れてパワーアップしているのか、どうなのでしょう? -
山城柚希シリーズの3作目です。
長編(1作)→短編(2作)ときて、今回は長編。
本シリーズで長編だと、若干間延びしちゃうので、
やっぱり、短編の方が、よぃかもしれなぃな~??
本シリーズでは、
妖怪とは、人の想ぃが作り出した、
人でなぃモノ…といぅ基本設定の下、
妖怪と、作り出した人との係わりを、
研ぎ解していく展開のお話ですが…、本作は、
長編のわりには、山場が、ちと弱かったかな~??
あと、キーキャラクターの、アラサーの二人も、
3作目にも係らず、人間的な成長が乏しぃかな~?
成長や発展の乏しさが、マンネリ感を助長してる。
次回作では、もっとお話に、動きが欲しぃかも…。 -
デパートの化粧品売り場で働く柚希は、美人なのに年齢=彼氏イナイ暦という29歳。その原因は妖怪が見えてしまうこと(だと勝手に思っている)。妖気は感じるが妖怪は見えないイケメン宮司・柳には師匠と崇められ、恋愛関係に発展する気配もなく…。最近、柚希の近所にある桜の巨木がシンボルの公園に、毎夜「鬼」が出るという噂が立つ。噂の出所を探る柚希と柳の前に現れたのは、なぜか「妖怪の総大将」と呼ばれるぬらりひょんだった。人気シリーズ集大成の第3弾!
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今回は妖○ウ○ッ○ネタでしたね(笑)
黒兵衛エ! と全巻そんな感じの話でしたが、私はこちらのシリーズの感じが大好きなので出来るだけ長く続くてくれればいいなとか思うんですよね。
著者プロフィール
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