(P[あ]8-3)夏の桜の満開の下 (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591146682

感想・レビュー・書評

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  • 妖怪の見た目が急に変わった理由は納得だけど、元に戻った理由は寂しいかも。そんな急に…。

  • 公園のぬらりひょんと、そこに現れる紙に宿る大きな赤鬼を従えた少年。流行りの妖怪ゲームの影響で年老いた黒兵衛に代わり共に行動する、同じくゲームの影響で進化してしまい尻尾が三本に増えた猫又の又一、ガングロギャルメイクに変わった能面に宿る付喪神の小夏のふたりが賑やかで楽しい。無邪気な小鬼が可愛くてすき。

  • 近所の公園に、鬼が出る、という噂が立つ。

    確認に行けば、噂とは違う姿の妖怪。
    ちょこちょこ現れる少年。
    子供の思い込みと想像力の豊かさってすごいね、な内容。
    一気にそうなるとは…。
    妖怪も神様も認識の違い、というのが
    良く分かる状態です。

    姿が変わってしまった家の妖怪達。
    見た目が変わってしまった、赤鬼。
    ネットの伝達方法もすごいですけど、子供たちの発想と
    次の流行りへの速度がもう…w

    しかしこの二人、関係が進んだような
    そのままのような。
    慣れてパワーアップしているのか、どうなのでしょう?

  • 山城柚希シリーズの3作目です。

    長編(1作)→短編(2作)ときて、今回は長編。
    本シリーズで長編だと、若干間延びしちゃうので、
    やっぱり、短編の方が、よぃかもしれなぃな~??

    本シリーズでは、
    妖怪とは、人の想ぃが作り出した、
    人でなぃモノ…といぅ基本設定の下、
    妖怪と、作り出した人との係わりを、
    研ぎ解していく展開のお話ですが…、本作は、
    長編のわりには、山場が、ちと弱かったかな~??

    あと、キーキャラクターの、アラサーの二人も、
    3作目にも係らず、人間的な成長が乏しぃかな~?
    成長や発展の乏しさが、マンネリ感を助長してる。

    次回作では、もっとお話に、動きが欲しぃかも…。

  • 正臣ってば、ひたむきで、一生懸命でいい奴なんだけどね~。
    鬼騒動が決着しての柚希とのやり取りは、お約束過ぎ(笑)
    本当は、ちょっと、2人の関係が進展するのか?!と期待もしたのだが。

    生意気ながきんちょと炎鬼、宇兵衛と志津。
    人と妖怪の間にも、確かに絆は結ばれる。
    シリーズ集大成にふさわしいラスト。
    妖怪たちの姿が変わってしまったことの成り行きには、ちょっと脱力したけどね(笑)

  • デパートの化粧品売り場で働く柚希は、美人なのに年齢=彼氏イナイ暦という29歳。その原因は妖怪が見えてしまうこと(だと勝手に思っている)。妖気は感じるが妖怪は見えないイケメン宮司・柳には師匠と崇められ、恋愛関係に発展する気配もなく…。最近、柚希の近所にある桜の巨木がシンボルの公園に、毎夜「鬼」が出るという噂が立つ。噂の出所を探る柚希と柳の前に現れたのは、なぜか「妖怪の総大将」と呼ばれるぬらりひょんだった。人気シリーズ集大成の第3弾!

  • 今回は妖○ウ○ッ○ネタでしたね(笑)

    黒兵衛エ! と全巻そんな感じの話でしたが、私はこちらのシリーズの感じが大好きなので出来るだけ長く続くてくれればいいなとか思うんですよね。

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著者プロフィール

青谷真未(あおや まみ)
『鹿乃江さんの左手』で第二回ポプラ社小説新人賞・特別賞を受賞し、同作でデビュー。
著作に『恋する弟子の節約術』『水野瀬高校放送部の四つの声』などがある。

「2022年 『今日からお店始めます! ~昭和の小さな雑貨屋さん~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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