- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591146897
感想・レビュー・書評
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今回は、祖父母の営む〈和食処あかさか〉で同居することになった刑事、赤坂淳が主人公。
非番の日に限って、淳のところに商店街の騒動が舞い込み、なぜか奔走する羽目になってしまう、ほのぼのとしたミステリー。
〈たちばな荘〉で暮らすストリートミュージシャンの三家(通称ミケさん)という謎めいた女性が出てきて、不思議に思いながらも淳は少しずつミケさんに近づいていくのですが。
非番の日の朝の、ばあちゃんと淳とのやり取りがほっこりとして実に良いのです。
このシリーズは、毎回主人公が違っているけれど、前作に登場した北斗くんや、セイさん亜弥ちゃん親子にも会えるし、〈花咲小路商店街〉の人たちにますます愛着がわいてきます。
この人情味溢れる商店街には、まだまだ謎が残っているので、引き続き読んでいきたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
四丁目も良かったですが、一丁目もまた違った良さがありました。
前作の登場人物とのつながりがあるのも嬉しい。 -
読む順番間違えた!聖人をまず読まなきゃいけなかったのね…
とはいえ十分楽しめたけれども。
色々登場人物の過去が気になるけど、シリーズものだから徐々に明かされるのかな? -
小路幸也さんも大好きな作家さんの一人。
この本で25冊目。
シリーズ物と言えば、『東京バンドワゴン』
私も好きなシリーズ。
この”花咲小路”もシリーズ物。
第一巻は『花咲小路四丁目の聖人』なのだが、手に入ったのが『一丁目』だったので、シリーズ第2弾から読んでみた。
花咲小路商店街の<和食処あかさか>は、主人公である27歳の刑事の祖父母が営む。
久々に祖父母と暮らす様になったら、非番の度に祖母から頼みごとをされる。
商店街で起こっている小さなミステリーの謎解きを。
どこかで『東京バンドワゴン』を彷彿とさせるほのぼのミステリー。
残り3シリーズも読んでみたい。 -
刑事の淳ちゃんが非番の日に、おばあちゃんに頼まれる一丁目の謎の事件に奮闘するほっこりしたお話。好みの作品でした
このシリーズ全作読みたいと思います -
シリーズ2巻。
今度は、商店街の1丁目にある食事処あかさか、のお孫さん、赤坂淳さんが主人公。
刑事である淳さんは、非番の日に、おばあちゃんからの商店街の相談事を解決することに。
前作のセイさんや北斗くんたちに、ミケさんなど新しいキャラクターも加わり、商店街はますます賑やかに。この商店街、楽しそうな雰囲気が伝わってくる。
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おもしろいー
孫とじいちゃんばあちゃんと商店街の人たち。いーねー。
読んだことあったような・・・でも記録にはない。
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この巻はミケさんだ。前作は話が大きくて現実離れしていたけれど、何だか急に愉しくなってきた。
さすが小路さんだ。