バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。

著者 :
  • ポプラ社
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591146972

感想・レビュー・書評

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  • 元不良→とび職→IT企業から24歳でUCバークレーを目指し渡米し卒業した経歴を持つ著者。

    前半の3章は不良時代のことが綴られておりこの少年の変化には勇気を貰える。
    この著者が成功できた(夢を達成できた)のは周りの支えもそうだが、本人の積極性、楽観性、行動力、コミュニケーション力、人との出会い、計画力、応用力、いろんな要素があるだろうけど、でもやっぱり誰だって本人の努力次第で前に進み続けることで道が拓けることがあるんじゃないかと思えて、とても刺激を受ける本だった。
    こういうのを見ると「自頭が違う」なんていうのも言い訳でしかない。優秀な人はそれだけの努力をしているんだとわかる。

    しかし中高時代のあの状態からこれだけ知識を吸収し、様々な問題について考え議論し解決方法を探し、新しいものを創造していく人間になるんだから、自分も見習いたい。
    勉強しよう!という気になる本だった。
    周りにそういう勉強する環境があり仲間がいるっていうのも羨ましいというか素敵なことだ。

    ※積ん読にせずもっと早くに読むべきだった。

    2015.10

  • [学校]

    小学校の図書室でふと見つけた本。こんな本の存在、知らなかった!まぁ探せばいくらでもあるのかもしれないけど、恐らくビリギャルの男版だよな、表紙絵の作りと題名からして、もしかしたら同じ出版社??

    とりあえず世界の名門大学がどこなのか、バカヤンキーがどれほどのものなのかとその場でめくってみると、どうやらビリギャルよりも下を、そして上に行った感じの本で同様の興味をもてそうだったので、借りてきて、その日のうちに一気読みした。

    ■筆者の経緯
    24歳から5年、29歳で大学を卒業したいと考え、まずは東大を調べたが1年で入学は無理、留学すれば現地の2年制大学→3年次からUCバークレーに編入することで可能かも、と計画。春と秋に始まる2年制大学(コミカレ)には、6月に集中講座が始まる語学学校で、契約終了の2月中旬までに上から2番目のクラスに昇格できれば入学できるので、6月に渡米。けれども渡米1w前に"something"すら中学レベルの英単語がわかっていない、ひいては"形容詞"という日本語の意味も分からないような状況での最低レベル(2)→最高から2つめのレベル(5)まで昇級しなくてはならなかった。

    ■超初級からの英語学習法1<語学学校時代>
    ・英検3級レベルの単語を覚える。
    ・文法の基本を覚える。
    ※沢山例文を読むとか、浴びるように英単語を聞けばいいというのは、中学生レベルくらいの基本ができている人間だと思う。
     ↓
    文法ドリルの例文が少しづつ読めるようになってきたら、下記の二冊で文法を学びながら、表現力と読解力もアップさせた。何より問題数がちょうど良いくらいの分量だったから、「一冊すべてやりきる」達成感がよかった。
    ・「スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法」のパートA&パートB
     ↓
    下地ができたころ、レベル5のクラスに到達し、勉強内容も文法や単語中心→リーディングやライティングが増え、用意していたTOEFLの教材も頭に入るようになった。
    ※最高のレベル6でもバークレーの授業は聞き取れない。当時TOEFL60/120点でも到底無理。

    ■超初級からの英語学習法2<コミカレ時代>
    12科目の一般教養全てで高得点が必要だったが、最初のセメスターでは編入に必要なクラスは一つも受講できないレベルで、ESL(English as a second language)の最上級コースを二つ受講&数学講義も初歩レベルから、と言われた。

    ネイティブによる授業での英語力の低さ、また日本と異なる授業でのフォローの少なさ(宿題採点すら成績に反映される)から苦労し、まずは英語力をさらに上げようと、語彙力アップを試みた。
    ・単語本の覚えるページを開いて、知っている単語に黄色のマーカーを引く。
    ・付属のCDを聴きながら、知らない単語の発音とスペルを一致させ、意味を想像しながら小声で音読し、暗記する。
    ・ページの8割くらい暗記できたら、次のページへ進む。
    『TOEFLテスト単語3800(旺文社)』を、最低1ページ/日以上暗記し、20分、1時間後に復習する。その後も一日かけて複数回思い出す。

    次にリスニングアップのために、聴くだけでOKな教材とか、ABCニュースを聴いたりしたが、TEDトーク(TED=Technology Entertainment Design という名前のNPO団体)という、独創的なアイディアを持つ人によるプレゼン動画のネット配信(動画再生できるクリック可能な字幕つき)に行きつき、下記のような勉強法を1日30分くらい行ったら2週間ぐらいで耳が変わった。
    ・使えそうなフレーズを選んでパラグラフ全体をかき出し、不明単語を調べて暗記する。
     ↓
    ・シャドーイングを繰り返してパラグラフ全体を暗記したら、音読の練習を数十回行う。
     ↓
    ・最後に登壇者になりきって、ここで初めて動画を見ながら音読をする。

    ライティングは幸運なことに読み書きスキルの高い現地友人に毎週のように作文添削をしてもらえたことでスキルアップした。

    勉強法としては、最低でも6時間はねないと自分の体がもたないとわかり、効率性を高めるために始めた逆カレンダー(行動記録)をとって可視化したら、勉強と関係ない「赤」の時間が多く、勉強している「黄色」の部分も時間帯によってはかどる勉強の種類があることがはっきりした。筆者の場合は、Max14H/日、実質12-13時間が勉強時間。但し残る2年間、勉強量が10時間を下回る日はなかったはず。

    また、効率の良い勉強スタンスとしては、下記の3つが金字塔となった。
    ・すでに覚えたことの復習には、時間を割かない。
    ・人に教えるつもりで授業を聞く。
    ・テストが始まる寸前まで復習をする。

    長期休みにはムークス(MOOCs)やカーンアカデミー(Khan Academy)のような、ネット配信型の無料公開講座を活用し、さらに課外活動として、日本からアメリカへの留学を希望する人たちへの情報発信をする学生団体(Off and On)も設立した。

    リフレッシュには、笑いと5分間の超短時間昼寝。

    最終的にバークレーに受かったのはコミカレ時代の右肩上がりの成績(序盤の成績の悪さから、GPAは合格ラインスレスレだった)と、こなしていた課外活動、そして、パーソナルステートメント(①自分自身の素質や才能、②これまでの人生での経験や成果、③願書で説明しきれなかった魅力)の内容。当初は元不良→とび職→IT企業での営業という経歴を面白おかしくアピールしようとしたが、最終的に「自分がなぜ頑張りたいのか」を突き詰め、家族への感謝とそれに対する返し、卒業後には家族を援助し、支えるために人生をささげたいと書いたこと(これは就活に通じると思う。際立つ自己紹介以上に、「何をしたいか」「何ができるか」を突き詰めて売り込むアピール文作成を思い出さされた。)がポイントとなった。

    ■バークレーでの授業
    発音を気にしすぎて言い回しが拙くなっていたりして、発言に枷が生じた。授業では"プロのコンサルタントのつもりで、不明確な表現と日常会話っぽい単語は禁止"だった。同じ海外留学生である中国人などを参考に、気を引き締めた。けれども授業のスピード感についていけず、読書課題(週6-8冊)が多すぎて読み切れなかったためにディスカッションについていけなかったりした。地頭が無理とあきらめかけていた。
     ↓
    ダイバーシティ環境に身をおいて自分の甘さを再度思い知り、「授業を理解しきる」力を養うために、下記の三点を意識した。
    ・予習の徹底として、事前にシラバスを参考にして、教授が講義で話しそうなことを具体的に予測し、ネットで調べて大量のリンクを読みながら予備知識を増やしてから授業に臨むようにした。
    ・「発信する」つもりで聞く。
    ・質問をする。
    ・ライティングでは「相手を見る」。「誰」に「何」を伝えるかを最初に考える。

  • 何だか圧倒されたわ〜〜。勉強は努力で出来るのかもしれないけど、このモチベーションを保つのは努力では出来ないかも。

  • 感動

  • 本人が書いたSTORY.JPの記事を基にした本。
    本人がどんなところが転機となってバークレーに入学し卒業したかが書かれています。
    たった5年で成果を出せる実例です。
    見習うべきことはたくさんあります。
    お父さんもすごい。見習わなくては。
    是非、読んで自分も変わることが出来ると勇気づけられてください。勇気だけではだめですが。

  • ビリギャルの比じゃない、すごいと思いました。

  • somethingもわからず、アメリカに行ってみたと。人間、死ぬ気でやれば何でもできる。
    勉強方法についても書かれているので、勉強のやり方が分からない人は参考にしてみるといいかも。

  • 勉強法を編み出せ!リスニング編
    よい教材はないかなあと探していて、ついにうってつけのものを見つけた。TEDトークだ。

    バークレーイムズ
    「ともに学ぶこと」
    「社会を変えるためなら無償で知識を公開すること」
    「知ったら、話して、世界を変えろ!」

  • 清々しい!
    私も生涯勉強し続けなければ!
    「いつでも人は変われる!」ことを実証したヤンキーの猛勉強奮闘記。
    彼を変えたのは、大嫌いな父の表彰式だった。
    そして、家族の支えだった。
    努力と家族愛に感動した。

    ビリギャルの二番煎じ?
    そう思った人は多いはず。

    正直私もそう思った。
    しかし、全く違っていた。
    そう思った自分を恥じた。

    猛勉強奮闘記でもあり、
    家族再生の感動物語でもあった。

    静かな語り口調、読みやすい章区切り、わかりやすい構成。
    読みやすくて、あっという間に読みきった。
    爽やかな感動を感じた。
    何度も読み返すたびに、著者の並々ならぬ努力を感じ取れる。

    不良、落ちこぼれ、バカヤンキーだった著者が、
    世界トップレベルのカリフォルニア大学バークレー校を目指し、見事卒業する。

    なんという精神力の強さ!
    アメリカという言語も習慣も文化も違う国で、
    知り合いのいない孤独の中で、ひたすら猛勉強し続けた意欲の維持に敬服する。

    自己分析にも感心した。
    英語力が低い頃には、自分のレベルに合わせた勉強を繰り返す。
    そして、コミカレ時代には、自分なりの勉強方法を編み出す。
    その、リスリング、ライティングの勉強方法は、我々にも参考になる。

    また、生活を見直し、勉強方法を変える。
    逆カレンダーという行動記録を取り、無駄な時間を見つけ出していた。
    睡眠時間は削らず、効率的な時間の使い方は、なるほどと思った。

    アメリカは大学に入ってから卒業するのがたいへんだと聞く。
    実際その通りだったようで、授業についていけなくて、挫折しかかる。
    けれど、ここからが、彼の成長の真骨頂!
    これまでの猛勉強方法と自己分析で、見事卒業する。

    もう一つ参考になったことがある。
    「環境は人を変える」
    彼は、バークレー校生が住むシェアハウスに住むことで、意欲を高めていた。
    興味を持ったら、そこに飛び込んでみるのが一番だ。

    努力することはカッコいい。
    地頭がいい奴なんていない。
    最初から上手くなんていかない。
    失敗して、修正しての繰り返しで、少しずつ前に進む。

    そして、親はそれを見守ってほしい。
    自分の意志、周りの期待、そこから、努力の継続ができる。
    その結果が自信になる。

    多くのくすぶっている若者やその親に読んで欲しい。

  • 家族とも上手くいかず、地元のヤンキー同士で連み、勉強を全くしてこなかった主人公のたくや。
    中学を卒業し県内で一番低レベルな高校へ行きとび職になった。

    その時、父が仕事で成功を収めハワイで表彰されることとなり家族で赴くこととなる。
    そこでたくやは刺激を受け父やその仕事の仲間のイキイキした姿に憧れを持った。

    このとき、勉強に興味を持ち始め専門学校にいくこととなり卒業してからは企業に勤めることとなった。

    しかし、自分で学ぶ必要があると感じカルフォルニア大学バークレー校に入ることを決める。

    英語力が全くなかったが必死に勉強する。
    勉強の方法も記載されており、自分にも試せそうなものも多かった。

    そしてたくやは1日12時間から13時間勉強をし、
    本当に入学することが出来た!!

    しかし、日本の大学とは違いアメリカの大学は入試より卒業する方が大変。
    入学した者の中でも下の方だったたくやは初めはレベルがあまりにも違うことに驚く。

    その中でも自分なりに勉強をし、卒業することが出来た。


    読んで思ったことは本当の本当に天才はほんの一握りぐらいで何かを成し遂げる人は
    とにかくとてつもない努力をしているんだということ。

    自分がかわりたいとおもって努力を続けることでなりたい自分になれるのではないかと感じることができた。
    自分も読んでいるうちに勉強をしたくなった。

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