(P[ふ]3-2)老子収集狂事件 (ポプラ文庫ピュアフル ふ 3-2)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 65
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591147313

作品紹介・あらすじ

「わかるわ。すべての推理はタオなのだから」
ベストセラー『ハルさん』の著者が贈る
キュートでコミカルなミステリー
シリーズ第2弾!   

弱小タウン誌『え〜すみか』のバイト編集者・真島が出会った美女書道家・胡蝶先生は、
中国の思想家・老子の言葉を引用し、どんな謎をも解き明かす名探偵だった。
ある日、さびれた神社の賽銭箱に、三千万円が投げ入れられる珍事が起こる。
折りしも、街では猫の連続行方不明事件も起きているようで……。
『ハルさん』の著者が贈るほのぼのユーモアミステリー、
すべての謎が明かされる涙と笑いの完結篇!
〈解説・法月綸太郎〉

感想・レビュー・書評

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  • 賽銭箱に入れられた3千万、幽霊トンネルの謎
    猫の飼い主、新しい鐘、黒幕登場。

    前回の、謎の襲撃者が誰だか分かる最後ですが
    最大の謎はそのまま…。
    いやだから、それはどういう事ですか? と
    尋ねたくなる最後でした。

    ちょっとずつの謎の中で語られる、世間話。
    それが繋がりに繋がって…という最後。
    1巻の話からも、繋がっていますが
    そんな背景があったとは! という感じです。

    考えれば単純ですが、どこの世界でも
    そう見える人が実は…な落ち。
    分かりやすくていいのですが。
    最後の最後に、主人公は人としての成長が
    見られた感じです。
    これはこれで、よかったのではないでしょうか?w

  • う〜ん…
    やはり胡蝶さんが苦手。

  • わかるわ。すべての推理はタオなのだから」
    ベストセラー『ハルさん』の著者が贈る
    キュートでコミカルなミステリー
    シリーズ第2弾!

    弱小タウン誌『え〜すみか』のバイト編集者・真島が出会った美女書道家・胡蝶先生は、
    中国の思想家・老子の言葉を引用し、どんな謎をも解き明かす名探偵だった。
    ある日、さびれた神社の賽銭箱に、三千万円が投げ入れられる珍事が起こる。
    折りしも、街では猫の連続行方不明事件も起きているようで……。
    『ハルさん』の著者が贈るほのぼのユーモアミステリー、
    すべての謎が明かされる涙と笑いの完結篇!
    〈解説・法月綸太郎〉

  • なんとも言えないこのユルさがクセになります。前作と合わせて前後編となった本作はこれで終わりですが、このコンビはまた書いて欲しいな。
    作品そのものはものすごくライトですが、仕掛けられた色々はなかなか深いです。

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著者プロフィール

1978年大阪府生まれ。2004年、第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『ねこまた妖怪伝』でデビュー。児童文学のほか、ミステリーや恋愛小説も執筆する。著書に、「2013年 文庫大賞」(啓文堂大賞 文庫部門)となった『ハルさん』、『初恋料理教室』『おなじ世界のどこかで』『淀川八景』『しあわせなハリネズミ』『涙をなくした君に』、『きみの傷跡』に連なる青春シリーズの『わたしの恋人』『ぼくの嘘』『ふたりの文化祭』などがある。

「2023年 『初恋写真』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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