- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591148242
感想・レビュー・書評
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おやつは大好き~表紙にも惹かれる。
30人のおやつの思い出。
老若男女いろんな思い出があるもんです。
昔は大変だったろうけど、今は幸せな時代ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回もおいしそうなおやつの思い出でいっぱい♪
小路幸也さんの雪印の紙カップのアイスクリーム。懐かしい~!
ベロのついたフタを開けて、木のスプーンで食べたっけ。
若竹七海さんの食べ残した次の日に割りばしだけになっていた綿飴。
あぁわかる…。
「ホットケーキをお腹いっぱい食べたい!」
その夢が叶った日の穂村弘さんの天国と地獄(笑)
棚橋弘至さんのメイプルシロップ。
そう!そう!ホットケーキミックスについているシロップだけじゃ足りなかった。
だから”メイプルシロップ”なるものを瓶で買えた時は嬉しかったなぁ。
花園饅頭をおみやげに帰省する娘を心待ちにしていた、西村玲子さんのご両親の思い出。
甘いものに限らず、煮干しや味付け海苔などもありました。
楽しい味、嬉しい味、ほろ苦い味、切ない味…思い出のおやつの味。
それは、さまざまな記憶で味付けされて、ひょっとしたら違う味になっているのかもしれません。
でも、どれも今の自分を育んでくれた大切な味です。 -
角野栄子さんの 辛口の思い出 がグッときました
戦争というのは、まず食べ物に現れる。
普通にあったものが、あっという間に姿を消していった
ここの文を今だから実感できたなと思いました。
ロシアとウクライナの戦争が起きて、戦争が身近に感じるようになって、物価の値上がり
他人事ではないなと思います。そして、戦争は昔も今もみんなの大切なものや、余白を奪います
幸せなおやつの時間が世界中に来ますように!と思います -
前回に続き美味しそうなおやつにまつわるエピソードが盛りだくさん!
特にわかったさんのクッキーは私にとってもバイブルで、うんうん。と頷いてしまった。
ふ
みたびとして続編が出てほしい。 -
あまり知らない人ばかりだし、
ちょっとつまらなかった。
私の思い出のおやつは、
砂糖をかけたトマト!
美味しかったな〜。 -
おやつエッセイアンソロジー2冊目も面白かったです。
こちらの作家さんたちは読んだことのないかたが多かったです。
おやつの思い出は十人十色、興味深いです。
坂木司さんの土台不要論と円城塔さんの洋菓子っぽい何かのお話は笑いました。棚橋弘至さんの熱い思いも。棚橋さん、面白いかたですが文章も上手いのですね。
どきどきしたのが、角野栄子さんの「変化は初めは素知らぬ顔をしていて、次第に音もなく近づき、そしてあっという間にやって来る」です。戦争と絡めて書いてあったので心に残りました。 -
前作もそうでしたが、筆者の歳が自分と近いとかなり共感できる。歳が離れていても、母が言ってたなぁなど面白い。飽きずにさらっと読めた。電車の旅や公園でさらっと読みたい本。今は暑いけど、
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子供の頃食べた懐かしいおやつに関するエッセイアンソロジー。
作家だけでなく、プロレスラーや有名人が書いた文章もあるが、読んでて読みにくい文章も正直ある。
前作に比べて、若干年齢層が上の方の文章が多く、古い時代のおやつ事情を知ることもできる。
個人的に、料理家の藤野嘉子さんのお姉さんが作家だということを知ってびっくり。
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てか、続編だと思ったら再販なの!?w