ミナトホテルの裏庭には

著者 :
  • ポプラ社
3.66
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本棚登録 : 496
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591149102

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りたもの。

    本編よりアナザーストーリーのが良かった。
    装丁の可愛さに読んでみたけど、本編は期待外れ…。私には合わなかった。

  • 2017年3月西宮図書館

  • よみやすくて、するする読めました。
    私にとってはこのお話に出てくるキャラクターは、どのキャラもとても魅力的で、湊さんと桐子さんと葵くんにはにやにやさせられました(笑)

    主人公がたまに頓珍漢なことを言い出すので、何度か「え?」と苛立ちを覚えたりもしたのですが、もしかして世間一般の多くの人の意見って、こんな感じなのかしら。
    ex.)
    ●「ほんとうに勉強を教わる必要のある子どもが、塾に行けるほどの金が家にないとか、金はあっても親がその必要性を理解していない等の理由で塾に来られないんだと思った」という湊に対して「え、そんな家、いまどき日本にあります?」という発言
    ●「ていうか自分で産んだのに、そんなに(赤ちゃんの)世話するのってしんどいものなんですか?」という発言
    ---

    最初に目次を見たときに、二本立てなのかな?とも思ったのですがそうではなくて、本編と番外編(過去/陽子と篤彦編)でした。それがまたいい具合のバランスで。
    じんわりじんわりあたたかく、しつこさのない丁寧な描写がとてもよかったです。

  • 装丁がかわいくて。内容的にはまぁ、こんなもんかなぁっと。次作が出たら読むかどうか迷う。

  • 「芯くん、きれいな花が咲いている、って言ってみなさい」
    「きれいな花が咲いている、って声に出して言うと、笑ったみたいな顔になるの。しかめ面しては、言えない言葉なの」

  • 著者の文章が好みで、以前からブログを読んでいました。
    ミナトホテルは2作目でしたよね。1作目から読むつもりが、順番が逆になってしまいました。

    登場人物が結構多い上に、文章自体が淡々としているので一度時間があいてしまうと、「あれ?これ誰だっけ?」となってしまうかも…(単純に私の記憶力に問題があるのかもしれません。笑)

    日常生活にあるほんの少しの凹凸を切り抜いたような話だと思いました。ここは結局どうなったの?これからここはどうなるの?という要素もたくさんあります。これを想像の余白と思うか、回収されない伏線と思うかで評価が変わってきそうかなー。

    映画のかもめ食堂とかめがねとかが好きな人にはわりと好まれそうな小説だな、という個人的な印象。私は、好きでした(ただ1年後に問われても詳細な内容は語れないかも…)

  • ミナトホテルの裏庭の鍵を見つけるように祖父から依頼された芯。ミナトホテルの元オーナーの女性の1周忌を裏庭でするために。ミナトホテルは不思議なホテルだ。オーナーの湊も風変りなせいか、ミナトホテルの雰囲気のせいか、様々な事情を抱えた人たちが訪れては、しばしの滞在をして去ってゆく。だが、寂しさは無い。温もりを残して自分の居場所に戻ってゆくのだ。元オーナーだった陽子さんの人柄が随所にちりばめられていて、心の緊張がほぐれる。鍵の入った小箱の暗唱番号に隠された「母」としての愛。「大切なものは、手の中にある」のだ。

  • とても良かったです。
    私も今ヘロヘロなので、ミナトホテルで休みたい…

  • とても良かったです。苦しくて、辛くて、少し休みたい。ミナトホテルには、そんな人たちがやってくる。もう限界、と思ったときに行く場所があれば、人はなんとかやっていける。 すべての人を、「大丈夫だよ」と優しく包み込むような、温かい本でした。また読み返したいです。

  •  とても優しいお話です。亡くなった陽子さんを中心に集まった人達、それぞれが他人を思いやり、それがさりげない。
     この方の作品は初めて読んだけど、押しつけがましくなく、そっけないのにあたたかい。すごく好きです。

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著者プロフィール

寺地 はるな(てらち はるな)
1977年佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年『ビオレタ』で第四回ポプラ社小説新人賞を受賞。
著書に『ミナトホテルの裏庭には』『月のぶどう』『今日のハチミツ、あしたの私』『みちづれはいても、ひとり』『架空の犬と嘘をつく猫』『大人は泣かないと思っていた』『正しい愛と理想の息子』がある。

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