- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591149409
感想・レビュー・書評
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清掃は優しさだということがよくわかった。
家庭にしろ仕事にしろ全て、優しさをもった清掃から始まるようにしたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
努力してる!何事にも自分の道を決めて、それを極めたいという好奇心大事!
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清掃はやさしさ。
この題名にこめられた色んな思いや経験や行き方、人生がたっぷりつまった一冊ですね。
そして、やさしさとはなにか?一人では何もできない。
人それぞれにとって大事な事も教えてくれるような気がします。 -
清掃に国家資格があるとは知らなかった。
全国大会まであるなんて。ディズニーランドの働き方に近いかも。 -
7章
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【最終レビュー】
予約著書・図書館貸出。
2016.3発刊。春子さんの著書・第2弾。
既読したばかりの『世界一清潔な空港の清掃人』で触れられなかった
+〈より詳細なエピソード〉を〈一つ一つ〉を通して感じ取った
〈春子さん自身の本心が込められた「想いの数々」〉
*序章…空港は私の居場所
→〈清掃と掃除の違い・清掃はサービス業〉等
*第1章…中国から日本へ『私ってなに?と問い続けた』
→〈突然のいじめと苦悩・家族みんなで清掃の仕事に・日本の高校に通う・再びのいじめ〉等
*第2章…運命の決断『できるのは清掃だけだった』
→〈誰もやりたがらないこそチャンスがある・1つクリアできると次の目標ができる〉等
*第3章…私の道『私の道、ついに見つけた!』
→〈正しい清掃を知る・清掃の奥深さを初めて実感・清掃は掃除の延長線上ではない〉等
*第4章…清掃のプロへの一歩『ビルクリーニング技能士になる』
→〈空港清掃の難しさ・最初のハードル〉等
*第5章…日本一の称号『これで少しは恩返しができた!』
→〈「君にはね、やさしさが足りないんじゃないかな」・道具にも汚れにもやさしく・かたちから笑顔を〉等
*第6章…恩人の死『常務、どうして死んじゃったの?』
→〈イチ清掃員から教える立場に・中国の空港を見学・1つでも覚えてくれたらうれしい・自己流のやり方には理屈で対抗〉等
*第7章…2年連続世界一清潔な空港『空港をきれいにする。それが私の使命』
→〈効果的な清掃方法で作業する・お客さま満足を「考えながら仕事を」・「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演・清掃という仕事の魅力〉
幾度も降りかかる『逆境の数々=修羅場の連続』
流石に春子さん自身も、つらくて泣いていたこともあった。でも、人前では、決してそれを見せない。
逆に、周りで春子さんの姿を見ていた人達が、シッカリと彼女の姿を捉えた上での
『彼等のささやかなサポート』
〈春子さんの姿勢をありのままに感じ取っていたからこそ〉
今の彼女自身そのものだと言えること。
決して一人では生きてはいけない。
そんな中で、春子さん自身の『外見=内面』が『キリッと引き締まっていくかのように』
春子さんのオリジナリティーな姿勢が確立されていく。
清掃をテーマに書いている中で
《普段の日常生活の一コマ一コマの『別のキーワード』》
十二分に置き換えられることは、確信を持ちつつ感じ取りながら
『自分の中へも喝!』を入れていただけたといってもいいぐらいでした。
《堅苦しい内容ではないものの『至って飾らないシンプルなメッセージ』だからこそ、深く刻まれるかのような『感性が込められた「自然体な雰囲気」』》
《自分に常に謙虚かつ甘えてない!》
同性かつ同世代の立場の目線においても
《あっぱれ!憧れです!》と言い切れるぐらいの《姿勢・姿》が伝わってきました。
これ以上言葉では言い表せません。この辺りで…