- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591150313
感想・レビュー・書評
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K486
奥本さんはファーブル昆虫記の完訳も書かれている。
イラストもたくさんで、虫にあまり興味がない私も楽しく読めた。文字は多いが、イラスト部分でも学びは多いし読みごたえがある。ファーブルさんは変わり者で少年みたい。たくさんたくさん実験して、観察して、自分の力で昆虫を知っていったのだなぁ!子や孫が協力してくれてよかったね。家の中にガがいっぱい入ってきてきて喜ぶファーブル家。私が奥さんなら悲鳴をあげる 笑
目次
スカラベ
クワガタムシ
セミ
ツチスガリ
クモ
ヤママユ
カレハガ
マメゾウムシ
オオヒョウタンゴミムシ
モンシロチョウ
ホタル
アリ
オトシブミ
ラングドックアナバチ
著者等紹介
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
フランス文学者・作家。NPO日本アンリ・ファーブル会理事長。1944年啓蟄(3月6日)、大阪生まれ。東京大学文学部仏文科卒業、同大学院修了。埼玉大学名誉教授。『虫の宇宙誌』(青土社)で読売文学賞、『楽しき熱帯』(集英社)でサントリー学芸賞を受賞詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
右に文章、左にイラストで解説
ルビはあるけれど文字が多いので、低学年は難しいかもしれません
でも左ページだけで楽しめます
虫の面白い生態を丁寧に説明してあって、とても面白いです。 -
小学校低学年では昆虫が好きな子供が多く、昆虫について学ぶことができる。
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大人も発見ごたくさん。ファーブルの観察眼に感嘆。
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挿し絵のファーブル先生、わりと史実に忠実
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図書館で奥本先生の講演があり、娘Yと聞きにいきました。残念ながら聴衆はお年寄りばかりで小学生は4、5人だったでしょうか。話もスライドも(年配の方向けでしたが)面白く、講演会場袖に著作が展示してありましたので手にとってみました。
某小学生新聞に連載されていたのを書籍化した様で娘は何話か読んだことがあったようです。いま、奥本先生の「完訳」も少しずつ読みはじめていますが、合間にこちらも楽しく読んでいました。(小6) -
愛敬のある昆虫のイラストで、文字だけだとわかりにくかったところもわかりやすい。昆虫についての驚きとファーブル先生の虫たちに対する嫌がらせ具合を楽しむ本。嫌がらせは研究のためだからしょうがないけど、虫がちょっとかわいそうに思えてくる。
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ファーブル昆虫記をベースに奥本先生が現代版にアレンジする.昆虫の生死が命を考える初めての経験になるのだが,昨今それも厳しい.寂しいものだ.
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分厚い本ですが2ページで一話、イラストもたくさんあるのでとても読みやすい本です。昆虫についてかなりくわしく説明されているので低学年~高学年まで幅広い年齢で楽しむことができます。