- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591151402
作品紹介・あらすじ
ある画家が遺した「最高傑作」と呼ばれる作品と、「ショパンの心臓」という謎の言葉。そこには、歴史の闇に引き裂かれた作家の苦悩が隠されていた…。
感想・レビュー・書評
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古美術店や街並みの描写が分かりやすく読んでて穏やかな気持ちと、本の世界観に入り込む気持ちにさせられました。
この作家さんの他の本も読みたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アート関連は設定としては、ミステリーと相性がいいのだが、イマイチ入り込めなかった。
ちょっと設定として浅いというか、割とあっさり収束してしまった印象。 -
音楽関係かと思いきや、絵画かよ
暗いんだよテーマが。でも丁寧に伏線回収したね。 -
絵画を探す話だった。主人公のバイト君が好きになれなかったので、店主をもっと出してほしかった。
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美術関係の小説 一気に読めた
立ち上がってまた走りだせば、誰も笑いません。 -
読みやすい。
主人公は、就活浪人の青年で、幼少期のある出来事が理由で、文章を読むのが異常に苦手。
そのせいで、資料を読むのに時間がかかり、数日でわかることに数週間を要した。が、これはこれで、主人公が成長するために必要な時間ではあったか。
血筋とは、故郷とは、才能とは。
ラストでは、ショパンの心臓と称した絵を残した画家の苦悩がにじむ。 -
初めて読んだ作家さん。
面白かったです。
登場人物が個性的…(?)
続くのかな? -
タイトルにひかれて読んでみた。初読みの作家さん。切り込み方が新鮮で面白かったのですが、理由があるにせよ、主人公の頼りなさに若干嫌気がさした。
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類似性を持った、いくつもの人生が、少し唐突に焦点を結んで。
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美術ミステリ。面白いのだが、探偵役の就活生が情けなさ過ぎて好きになれない。