ママたちが非常事態!?: 最新科学で読み解くニッポンの子育て

  • ポプラ社
3.95
  • (14)
  • (26)
  • (13)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 181
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152751

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 170226読了。
    子育てで起こる子どものこと、母体のこと、不思議な感情。
    今まで「こういうものだ」「じきにおさまる」なんて適当なこと(?)が書かれた書籍やネットの書き込みしか見つけられず、なんだかもやもやしたものだが、本書の科学的に解析したという視点が、とても刺激になり読んでスッキリした。
    もちろん答えが全部出たわけではないけれど、どうして子が生まれると他の赤ちゃんを目で追ってしまったりかわいく思うのか?
    どうして大好きなパートナーにイライラしてしまうのか?
    の言うのが脳の解析、生態系からのアプローチで根拠が示されていて面白かった。
    NHKの番組もアーカイブで見てみたい。

  • 「育児不安」「ママ友現象」「夜泣き」「イヤイヤ期」「夫へのイライラ」などの原因を科学的に説明してくれている。純粋に知識として面白い。子育て中の夫婦には必見。ストレスを低減させ、前向きに子育てに取り組めるのではないかと思う。良書。

  • 子育てが楽しくない
    育児に孤独と不安を感じる
    わが子がかわいく思えない

    赤ちゃんの夜泣きの理由
    人見知りと脳の発達の関係
    イヤイヤ期はなぜ起こるか

    日本の母親たちが直面する子育ての苦難を「非常事態」ととらえ
    経験則では解決できない問題点を最新科学の目で読み解く

      ママたちへ。
      子育てがつらいのは、決してあなたのせいではありません。

    2016年1月と3月に放送された番組のエッセンスと裏話で構成

  • 科学的根拠に基づいた子育てのお話。
    人間の子育ては、なぜ難しいのか。納得した。
    男性も変われる。

  • [図書館]
    読了:2020/6/20

    最近は常識になってきている事柄も多いけど、これが出版された2016年はまだまだだったよなぁ…。流れを変えたNスペだったと思う。
    科学で証明されてはいても、迷信や信仰は変えられない、ってのがまた母親を追い詰めるのだろうなぁ。

    「子育てがつらいのは、決してあなたのせいではありません。」

    人間の赤ちゃんは、二足歩行の代償で小さくなった骨盤が原因で、ほかの動物より1年近く早い状態で生まれてくる。人間の子供はほかの動物より育てにくい。

    「母性」は本能で最初から備わっているとのではない。人工飼育下のチンパンジーは、自分の産んだ子を我が子と認識できず、恐怖のあまり頭を掴んで引っ張り出し、床に叩きつけた。ほかの個体の出産や育児を知らないことが理由と考えられる。

    オキシトシンは愛情を増幅する一方、怒りや攻撃性をも何十倍にも増幅する。母親はこの増幅された振幅の間を揺れ動く。

    父親は母脳(泣き声に瞬時に反応、常に赤ちゃんを気にしている)にはなれない。しかし、子供のけがなど瞬時に敏感に反応してパニックになってしまう場合もあるので、ゆったり判断できる人がいた方がいい場合もある。
    妻は自分がスーパーウーマンに変わってしまったことを自覚し、夫はそうはなっていないことを理解する。夫は子どものために心も体も変えてしまった妻のことを理解し、ならば自分には何ができるのかを考える。

  • 最新の研究を多く載せてもらえていて説得力がありました

  • 第一子出産後、途方もなく不安な気持ちで押しつぶされそうな事が幾度もあった

    夜中3時に授乳してる時には、一人世の中に取り残されてるような気持ちになり、朝主人も含め多くの人がパリッとした格好で外に向かう姿さえも羨ましく感じた

    多くの育児書では子どもの成長を過程にフォーカスし、子どもを育てる上での必要条件で、母親であるそれを理解し我慢するものだと思っていた

    本書は科学的アプローチで、子の成長について触れており、読んでいて非常に納得感があった

    もうまもなく産まれる第二子
    生物史上最も育てにくい生命体を愛おしく迎え入れたいと改めて思えた

  • 育児を科学することで、産後うつやイヤイヤ期が起きる理屈が見えてくる。ただイライラするのではなくて、どう解決すればいいか。夫婦以外にも是非読んで欲しい!NHKスペシャルの名著。

  • 出産前に読みたかった。
    ホルモンの影響だとわかってたら、もう少しだんなさんを大切にできたかも(ごめん)

  • 精神的なことではなく科学的な根拠で「育児のしづらさ」が語られている点は面白かったが、対処法が乏しかったのがややマイナス。(これは当事者たちで考え、試行錯誤して乗り越えなくてはならないということだろう)

    それでもこうした事実を「知っている」ことは大事だと思う。

    印象に残ったのは以下の点。
    ・子育ての原型は「共同養育」。今の「孤育て」はその対極をいくもので、母親が孤独感を深めがち。
    ・母性は産んだときからあるのではなく、経験によって育まれるもの。
    ・夜間赤ちゃんが起きても睡眠中の可能性もある。10秒間様子を見守ってみる。
    ・抑制機能を鍛えるトレーニング。自分で理解させ行動させる。
    ・父より母の方がこどもに対する反応が早いのは当たり前。持ちうる能力、役割は違っていい。

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

キラーストレス(PART.1)監修。ストレスが原因の突然死、慢性病、精神疾患の増加が注目を浴びる中、ストレスに苦しむ人たちに有効な対処法を伝えようと企画を立ち上げる。2016年にNHKスペシャル「シリーズ キラーストレス」を放送、大きな反響を得た。

「2017年 『「キラーストレス」から心と体を守る! マインドフルネス&コーピング実践CDブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

NHKスペシャル取材班の作品

ママたちが非常事態!?: 最新科学で読み解くニッポンの子育てを本棚に登録しているひと

ツイートする
×