ご本、出しときますね?

制作 : BSジャパン  若林 正恭  西加奈子  朝井リョウ  長嶋有  加藤千恵  村田沙耶香  平野啓一郎  山崎ナオコーラ  佐藤友哉  島本理生  藤沢周  羽田圭介  海猫沢めろん  白岩玄  中村航  中村文則  窪美澄  柴崎友香  角田光代  尾崎世界観  光浦靖子  佐久間宣行 
  • ポプラ社 (2017年4月25日発売)
4.20
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  • 本棚登録 :599
  • レビュー :76
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152768

ご本、出しときますね?の感想・レビュー・書評

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  • オードリーの若林さんが今人気の作家さんをふたり迎えて鼎談するというテレビのバラエティを書籍化したもの。
    かなり楽しかった~。
    超インドアな自分にとって作家さん達はスターなので、2人も一辺に集まるとソワソワする(笑)
    話の内容は多岐にわたり、結構くだらないことも多い。
    でもそれが超面白いんだなっ。

    皆さん個性的でそれぞれに興味深かった。
    特に周りの人に愛されているのが伝わってくるのが村田沙耶香さんと中村航さん。
    村田さんは‘クレイジー沙耶香’と呼ばれているそうだけど、よくよく話を聞いてみるとそんなクレイジーじゃない気がする。めちゃくちゃ優しくて正直なだけじゃんと思った。
    西加奈子さんが「わたしの一番の宝物」と言っているのも分かる。
    中村さんの小説は読んだことなかったのですが、ご本人が面白すぎたので今度読んでみようと思う。
    いじられ系愛されキャラでいまいち掴めないところが面白かった。意識的に自分の自意識が薄くみえるような発言をしているのかな~。
    まあ、私程度の人間に他人の事などわかりゃしないのですが。

    ホスト役の若林さんは最近恋愛報道があった。
    たまーに恋バナもされるので「もしやあの人との話では?」とドキドキ。

    鼎談の終わりにその回のテーマとなった本を選んでおすすめしてくれる。
    トークの和気あいあいとした雰囲気に読んでるこちらも気分がよくなって思わず『読みたい』に登録してしまった。
    続編でないかな~♪

  • この番組、見ててとっても面白かったんですよね~
    いろんな作家さんの話が聞けるし、しかもみんな面白い。
    若林さんも、そんな作家さんの魅力を凄く引き出してくれて、凄い人だな~って好きになったし。

    それが本でまた読めて、いろいろ思い出しながら楽しく読む事が出来ました。

    朝井リョウさんが特に面白い(笑)
    またやってくれればいいのにな。

  • 面白かったー!!番組またやってほしいなあ〜〜。こういう本は好きすぎてすぐ増えちゃうので自重してたんだけど面白そうでつい買ったら大正解だった。
    若林さん、話を引き出すのお上手だなと思いつつ、わたしには芸人さんとしてのスキルはわからないので、やっぱりたくさん読まれてるからできるお話がすごく素敵。

    下らない話の中の、作家さんや若林さんにとっての「マイルール」が、どれもとてもよくて、ほんと人それぞれなんだけど、何かしらよくよく考えてのマイルールなんだよね。社会的によく言われることと同義かはわかんないけど、こういうことがあって、こう考えて、こう決めてるっていうのが見えるのがちゃんとあって(べつに曖昧でもわたしには共感はできない意見でも)、それを覗けるのがとても楽しかった。

  • オードリー若林さんと作家さんが本と生き方について話すトーク番組「ご本、出しときますね?」を書籍化したもの。

    朝井リョウ×西加奈子×若林正恭…というような鼎談スタイル。

    仲良しなのか、みんな自由なのか、読んでいて意見や言葉がそれぞれに個性があって、ゆったりしていて、軽快で、読んでいて楽しかった。

    この言葉を使わないとか、書ける日書けない日があるとか、他人が売れると悔しいとか、遠いところにいる作家さんが身近に感じる話がたくさん。

    村田沙耶香さんや中村航さんはちょっと雰囲気が違って、極端なところがつっこまれていたりして。自分とは違うけれど自分にないものがあって、面白くていいなーと好感を持って読んでいた。

    ただただ、楽しいお茶会に参加して話を聞いたような感覚。リラックスして。

    でも、刺激的な言葉があったり、考え方がひっくり返されたり、新しい見方を知ったり、ワクワク満載。

    作家さんが好きになって、その人の本や、その人が紹介する本が読みたくなる。

    人の多面性を認めるって、心に残った。
    今日わかってもらおうとしない、というのも。

  • 同名のBSジャパンのトーク番組を対談風に書籍化した一冊・・・といっても、その番組の存在を知らずに手に取った。
    朝井リョウ、西加奈子、角田光代などなど、錚々たるメンバーの作家陣が登場して好き勝手に話しているのが、やたらに面白い。
    そうかー、朝井リョウは読者をがんじがらめにして自分が用意した回答をわからせたいタイプの作家なのか、とか、西加奈子は逆なんだなそうだと思った、とか、村田沙耶香ってここまでぶっ飛んだ人なのか、とか。もう、驚いたり笑ったりすることづくめで、エッセイで読んで少しは知ったつもりでいた作家像がどんどん更新されていく。裏切られた感はあってもそれはいい意味であって、一層、著作に対しての興味が深まった。

  • ここ最近うつがひどく、全く本に手を出せる状況で無かった。
    久しぶりに少し気分が上向き、小説でなければ読めそう、それにこの本なら番組で見たし、ということで、とても久しぶりに本を読むことができた。
    テレビ番組も、佐藤友哉が夫婦で出るという情報をキャッチして初めてやっていることを知ったので、それ以前の回に関しては全く知らなかったので大変楽しむことができた。
    村田沙耶香が想像以上だ。けど、それ以外のメンバーも皆どっかしらネジがぶっ飛んでて非常に楽しかった。
    図書館で借りようかなと思ったけど、これは買って大正解。
    できれば番組のDVD化をしてほしいところだが、それは厳しいだろうな…。
    今年の正月にやっていた特別番組も見損ねてしまって、残念ながらそれは収録されていなかったのと、せっかく書籍化記念で鼎談を組んでるのに、メンバーが尾崎世界観と光浦靖子では、「作家」と呼ぶには弱いのではないか、という感じで、やりとりも本業のことばかりだったので正直なんでこのメンバーかな、というので星マイナス一。

  • 作家の生態系(?)を赤裸々にインタビューした本。語弊がかなりあるが、そんな感じの本。
    真面目な本書いている人が実はお茶目だったり、エゴサするとかしないとか。作家の色々な側面が見られて面白いと思った。また作家同士の横の繋がりが見えたのも新しい発見。
    朝井リョウ・柚木麻子は同期なので、お互いにライバル視しているらしい。そんな二人だが、読売新聞で柚木麻子の新刊「Butter」の書評を担当したのは朝井リョウだった。彼は一体どんな顔をしながら、あの書評を書いたのだろうか…。


  • (2018/2/13読了)
    番組で見たかったな。
    好きな作家さんがたくさん。普段の顔が見れて面白かった。作家さんでも普通の人間。でも変な人が多いね。
    平野啓一郎さんの分人主義には、どこか救われた気持ちになった。それでいいんだ。

    (内容)
    小説家って面白い!無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが“自分のルール”を語りつくす。大人気番組、ついに書籍化!

    (目次)
    はじめに 若林正恭
    第一回 異世代の人が納得しあうのにオススメの一冊(シェア/加藤秀行) 朝井リョウ×西加奈子
    第二回 憧れの人やスーパースターにまつわるオススメの一冊(エドウィン・マルハウス/スティーヴン・ミルハウザー/岸本佐知子:訳) 長嶋有×西加奈子
    第三回 ネットとの付き合い方がわからない人のためのオススメの一冊(あなたを選んでくれるもの/ミランダ・ジュライ/岸本佐知子:訳) 朝井リョウ×長嶋有
    第四回 変態の気持ちがわかるかもしれないオススメの一冊(変愛小説集/岸本佐知子:編・訳、変愛小説集 日本作家編/岸本佐知子:編) 加藤千恵×村田沙耶香
    第五回 肩の力を抜きたい人にオススメの一冊(高瀬舟/森鴎外) 平野啓一郎×山崎ナオコーラ
    第六回 夫婦で読むのにオススメの一冊(死の棘/島尾敏雄) 佐藤友哉×島本理生
    第七回 世界の実相を掴みたい人にオススメの一冊(辻/古井由吉) 羽田圭介×藤沢周
    第八回 悩める二十代の道を照らすオススメの一冊(砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lolypop or Bullet/桜畠一樹) 海猫沢めろん×白岩玄
    第九回 自意識をなんとかしたい人にオススメの一冊(きりぎりす/太宰治) 中村航×中村文則
    第十回 猜疑心に苛まれる人にオススメの一冊(村に火をつけ、白痴になれ/栗原康) 窪美澄×柴崎友香
    第十一回 第十二回 ズルしたくない人にオススメの一冊(輝ける闇/開高健) 角田光代×西加奈子
    特別鼎談 他人に寛大になりたい人にオススメの一冊(ライン/村上龍) 尾崎世界観×光浦靖子
    おわりに 佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)

  • 本の分厚さに読む前はびびってたけど、読み始めたらあっと言う間に読めてしまった。そのくらい面白く読めた。テレビでやってた時にはまた別の空気感というか場の雰囲気みたいなのもあったと思うからそっちのパターンも観たかったなと思わせる対談がいくつもあった。
    オードリーの若林サンと作家さんのやりとりが面白いだけじゃなく人間性?というか深いところをさらけ出し合ってるようなやりとりもあって読んでて為になる事もいくつかあったし共感出来る事もあった。特に人見知りは結局経験値で段々薄れてくみたいなところはなるほどと思った。

  • オードリー・若林さんの吐く毒が大好きだ。
    主に『スクール革命!』という番組で八乙女くんや、ザキヤマさんや、春日さんをいじっている姿を拝見させていただいているのだが、なんというか若林さんが生き生きとしているな、この本は、と感じた。

    一番自分が輝いている時ってどんな時だろう。
    ふと、考えてみると、自分の好きな話をしている時がその時なんじゃないかと思った。

    特に、マンガや小説、そして音楽、最近の若手バンドをYouTubeで漁るのがすごく好き。
    あと…恋バナ(小声)。

    この本の中で若林さんは本当に輝いている。その輝きに応えるように、ゲストとして呼ばれている作家さんたちの楽しそうなトークの数々。
    まるで他人の飲み会を合法で盗み聞きしているかのような、独特な背徳感と、見る機会の少ない『小説家』の日常。何よりもヘンテコな人が作家さんには多すぎることを知った。

    哲学者の本を読んでいるかのような感覚におちいる、彼らの語りをもっともっと聞いて見たいと思える一冊。

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