ご本、出しときますね?

制作 : BSジャパン  若林 正恭  西加奈子  朝井リョウ  長嶋有  加藤千恵  村田沙耶香  平野啓一郎  山崎ナオコーラ  佐藤友哉  島本理生  藤沢周  羽田圭介  海猫沢めろん  白岩玄  中村航  中村文則  窪美澄  柴崎友香  角田光代  尾崎世界観  光浦靖子  佐久間宣行 
  • ポプラ社
4.13
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本棚登録 : 1014
レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152768

感想・レビュー・書評

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  • オードリーの若林さんが今人気の作家さんをふたり迎えて鼎談するというテレビのバラエティを書籍化したもの。
    かなり楽しかった~。
    超インドアな自分にとって作家さん達はスターなので、2人も一辺に集まるとソワソワする(笑)
    話の内容は多岐にわたり、結構くだらないことも多い。
    でもそれが超面白いんだなっ。

    皆さん個性的でそれぞれに興味深かった。
    特に周りの人に愛されているのが伝わってくるのが村田沙耶香さんと中村航さん。
    村田さんは‘クレイジー沙耶香’と呼ばれているそうだけど、よくよく話を聞いてみるとそんなクレイジーじゃない気がする。めちゃくちゃ優しくて正直なだけじゃんと思った。
    西加奈子さんが「わたしの一番の宝物」と言っているのも分かる。
    中村さんの小説は読んだことなかったのですが、ご本人が面白すぎたので今度読んでみようと思う。
    いじられ系愛されキャラでいまいち掴めないところが面白かった。意識的に自分の自意識が薄くみえるような発言をしているのかな~。
    まあ、私程度の人間に他人の事などわかりゃしないのですが。

    ホスト役の若林さんは最近恋愛報道があった。
    たまーに恋バナもされるので「もしやあの人との話では?」とドキドキ。

    鼎談の終わりにその回のテーマとなった本を選んでおすすめしてくれる。
    トークの和気あいあいとした雰囲気に読んでるこちらも気分がよくなって思わず『読みたい』に登録してしまった。
    続編でないかな~♪

  • コロナで部屋から出られないわ、母親は意外な重病で手術待ちだわ、10年前に別れた人から難しい電話がかかるわ…。自分の耳は昨日の夜からひどい耳鳴りでろくに聞こえないわ。まあ怒涛のようでこのひと月、大学の勉強どころではなく、さりとて本もろくに手に取れず、コミックを読んでばかりだったが、やはり紙の本を読みたくなって、体調を見ながらゆるゆる読んでいた。2020年、5月の1冊目の読了本。

    本を読むのが好きとあらば、書評やブックガイドの本も、当然大好物。なのに私はこの番組を知らなかった。人気漫才コンビ『オードリー』の若林さんがホスト役で、小説家の方を招いてトークをなさっていた、同名の番組を文字に起こした本だ。最近人気の作家さんのお名前がずらりと並ぶ。私が読んだことがある方って、どなただろう。

    朝井リョウさん
    西加奈子さん
    角田光代さん

    このお三方は拝読したことがある。でも皆さん、ブクログでもよくお名前を拝見する人気作家さんばかり。本当ならちゃんと予習をしてから読めばよかったのかもしれないが…。知らないなら知らないで、興味持ったら読めばいいよね、と、さっさとページを開いてしまった。のっけからエッジの利いた対談が面白い。

    若林さんは、『感じのいい人』『頭が良くて』『いい人だけど結構冷たいところは冷たい』という印象が、やっぱり今回も強まった。本を、大事に『ご本』と呼ぶ、この番組の感じに、すごくそういう側面が出ていると思う。好きな芸人さんのお一人なので、終始気持ちよく拝読しつつ。流石に売れっ子の芸人さん。言うところははっきり仰るし、マイルドにしなければいけないところは、丁寧に舵を取る。プロのお仕事を感じてしまった。彼が人気者なのも、きっと落ち着いて読書をする時間に、色々考えているからだろうと勝手に想像する。

    各回最後に、ゲストの作家さんからお勧めの一冊が紹介され、それを若林さんが、視聴者、ないし読者に出してきてくださる、というスタイル。忘れると惜しいので、書き留めておく。

    『シェア』加藤秀行 文藝春秋
    『エドウィン・マルハウス』
    スティーブン・ミルハウザー 河出書房新社
    『あなたを選んでくれるもの』
    ミランダ・ジュライ 新潮クレスト・ブックス
    『恋愛小説集』(無印/日本作家編)岸本佐知子 講談社
    『高瀬舟』森鴎外 集英社文庫
    『死の棘』島尾敏雄 新潮文庫
    『辻』古井由吉 新潮文庫
    『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 角川文庫
    『きりぎりす』太宰治 新潮文庫
    『村に火をつけ白痴になれ』栗原康 岩波書店
    『輝ける闇』開高健 新潮文庫
    『ライン』村上龍 幻冬舎文庫

    こうみると、皆さん歯ごたえのある本を読破しておられる。『あなたを選んでくれるもの』の訳者は岸本佐知子さんだが、岸本さんの携わった本が2冊入っているのも面白いところだ。島尾ミホさん関係の本は、近年の大ベストセラーになったし…。本に対する嗅覚が鋭いのだろうな…。知らない本がいっぱいあって、かえっていい感じにワクワクした。どんな気持ちの時に読もうか。それにしてもこの番組、もう一度観ることは出来ないのかな。是非再放送なり、新たな番組として放映して欲しい。

  • 好きな作家さん達がたくさん登場して対談しているのを見て(読んで)なごんだ。
    そして読みたい本がまた増えた。
    村田沙耶香さん。本当にすごく変わっていて、けどその気持ちすごくよくわかるよー!と共感する部分も多くて、読んでいて楽しかった。
    どこを刺すと血がたくさん出るか考えながら書くのが「喜び」って、え、、、ほんとうにすごい(こわい)。で、狂気、狂喜は、純粋、ピュア、無垢、イノセントと表裏一体なんだな…と思った。透度が高いというか不純物がない感じを思った。作品は作家が絞り出した果汁みたいなものなんだなぁ…。(ますますこわい…)

    高瀬舟

    輝ける闇
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    エドウィン・ハウス
    ライン(村上龍)
    あなたを選んでくれるもの
    死の棘

  • 番組のことは知らなかったのですが、図書館でみつけました。
    はじめにより。
    「「本好きのみなさんへ」と言いつつ(中略)「本も読みたいけれど、どれを読んでいいのかわからない!」そんな人にこそ、この本を読んでほしい」
    まさに、私は両方、あてはまる!と思いました。
    「作品じゃなくて、その書き手である「小説家」から入るのだってアリだと思うのだ。そのくらい小説家って面白いのだ」
    ここまで、読んだだけでワクワクしてきました。

    十二組の小説家二人の対談を若林正恭さんが、司会をして最後にテーマに沿ったオススメの一冊を尋ねるという形式です。
    仲の良い作家さん同士、ライバル関係、ご夫婦まで色々なお二人が登場します。
    最多登場は、西加奈子さんで、三回登場されています。

    作家さんの対談も面白かったけれど、司会の若林さんも面白かったので、ご著作を読んでみたいと思いました。
    オススメ本も読みたいですけど、一番読みたいと思ったのは、対談された作家さんで、まだ読んだことのない方の本でした。
    結構分厚い本ですが、肩ひじ張らずに気軽にサクサク読んで楽しめる本です。

  • この番組、見ててとっても面白かったんですよね~
    いろんな作家さんの話が聞けるし、しかもみんな面白い。
    若林さんも、そんな作家さんの魅力を凄く引き出してくれて、凄い人だな~って好きになったし。

    それが本でまた読めて、いろいろ思い出しながら楽しく読む事が出来ました。

    朝井リョウさんが特に面白い(笑)
    またやってくれればいいのにな。

  • 面白かったー!!番組またやってほしいなあ〜〜。こういう本は好きすぎてすぐ増えちゃうので自重してたんだけど面白そうでつい買ったら大正解だった。
    若林さん、話を引き出すのお上手だなと思いつつ、わたしには芸人さんとしてのスキルはわからないので、やっぱりたくさん読まれてるからできるお話がすごく素敵。

    下らない話の中の、作家さんや若林さんにとっての「マイルール」が、どれもとてもよくて、ほんと人それぞれなんだけど、何かしらよくよく考えてのマイルールなんだよね。社会的によく言われることと同義かはわかんないけど、こういうことがあって、こう考えて、こう決めてるっていうのが見えるのがちゃんとあって(べつに曖昧でもわたしには共感はできない意見でも)、それを覗けるのがとても楽しかった。

  • 小説を書くひとたちの話が、どうして若林さんが間に入るとこんなに興味深く面白くなるのか、不思議です。

    ある意味「へんなひとたち」の話なのですが、才能を持ったほんのひとにぎりの人たちを、取り立てて際立った才能のない人間の側から見ると、何が「ふつう」なのかよくわからなくなってきます。

    こういう企画をもちかけた若林さんも、
    それを実現した佐久間プロデューサーもすごい。

    単なる本の紹介本でもなく、
    宣伝本でもありません。

    本好きの方、必読、かも。

  • BSジャパンで放送していた番組だそうで。
    これ、TVで見たかったなぁ。

    村田沙耶香さんを知りたくて読んでみたこの本。
    お噂はかねがね…って感じで。
    本当にちょっと変わった人だった。
    今後、村田さんの本を読むのが楽しみになった。

    窪美澄さんと柴崎友香さんの回が面白かったな。
    やっぱり作家さんって不思議な人が多い印象。

  • ここ最近うつがひどく、全く本に手を出せる状況で無かった。
    久しぶりに少し気分が上向き、小説でなければ読めそう、それにこの本なら番組で見たし、ということで、とても久しぶりに本を読むことができた。
    テレビ番組も、佐藤友哉が夫婦で出るという情報をキャッチして初めてやっていることを知ったので、それ以前の回に関しては全く知らなかったので大変楽しむことができた。
    村田沙耶香が想像以上だ。けど、それ以外のメンバーも皆どっかしらネジがぶっ飛んでて非常に楽しかった。
    図書館で借りようかなと思ったけど、これは買って大正解。
    できれば番組のDVD化をしてほしいところだが、それは厳しいだろうな…。
    今年の正月にやっていた特別番組も見損ねてしまって、残念ながらそれは収録されていなかったのと、せっかく書籍化記念で鼎談を組んでるのに、メンバーが尾崎世界観と光浦靖子では、「作家」と呼ぶには弱いのではないか、という感じで、やりとりも本業のことばかりだったので正直なんでこのメンバーかな、というので星マイナス一。

  • オードリーの若林さんはかなりの読書家として有名ですね。
    仲の良い小説家とのトークを番組にしてしまったというのが、あとがきにも書いてあったように、いまどきの高年齢化した視聴者のことを考えると快挙なんではないでしょうか。

    出てくる小説家は皆最近の小説家としては有名な人だと思います。(6,7割方しか名前知らなかったけど。そして登場する方々の小説をほとんど読んだことないことに気付いた。読んだことあるのは、藤沢周、長嶋有、平野啓一郎、羽田圭介くらい。。。いつか読まねば。)

    その錚々たる小説家たちと、ある意味ショーもない話題も含んだ砕けたトークをできるというのが若林さんの真骨頂なのでしょう。

    個人的にはもう少し突っ込んだ文学談義を聞いてみたいというのがありましたが、そもそもはTVですからね。趣旨も違うのだろうし。

    また、小説家さんたちが意外と交流があるというのも現代的だなと思いました。

    尾崎世界観という方の回がやはり少し毛色が違う気がして(久しぶりにロッキンオンジャパンとか読んでる気分になりました)なんで、ド直球の小説家にしなかったのかなと少し不思議でした。

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