ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152829

作品紹介・あらすじ

人間関係、負の感情、人生の不安……
「もう、後悔するほど、悩まなくていいンだよ」
ツイッター(@koikekazuo)フォロワー数39万人突破!
80歳の著者による、悩みが一気になくなる300の言葉。

ツイッターの「いいね」数上位のつぶやきを中心に厳選した
“人生が好転する”“今やるべき答えが見つかる”“心がラクになる”言葉をお届けします。

・人とうまく付き合えない…
【他人に「完全」を求めないこと。
自分自身が「不完全」なのだから。】

・相手に嫌な言葉を投げかけられた…
【感情的な相手には、平常心で対抗するのが最強の攻撃。】

・相性が悪い人がいる…
【「放っておく」という対処法が最良だということも多いと最近感じる。
「無関心」ではなく、あえて放っておく。】

・相手の言動にイライラしてしまう……
【「人に条件をつけない」と心に思うだけで、
好きになる人はずいぶンと増える。】

・喧嘩が長引いてしまう……
【喧嘩の仕方で一番まずいのは
「その喧嘩以外の件を持ち出すこと」と
「過去の件を持ち出すこと」である】

・すぐに落ち込んでしまう……
【「自分の感情に振り回されるのをやめる」のはとても大事なこと。】

・つらくてどうしようもない……
【自分が地獄にいると思ったら、そンなところでぐずぐず止まっていないで、
突っ走って脱出するのだ。なりふりかまわず、逃げ出せ。】
【過去には本当につらい日もあったンだけど、今日はあの日から一番遠い日】

●著者プロフィール
1936年、秋田県生まれの80歳。漫画作家、小説家、脚本家、作詞家。
代表的な漫画原作作品に『子連れ狼』『御用牙』などがある。
1977年より後進育成のため「小池一夫劇画村塾」を開設。
同塾門下生には高橋留美子、原哲夫、板垣恵介、さくまあきら、堀井雄二らがいる。
著書には『「孤独」が人を育てる 小池一夫名言集』『人を惹きつける技術 カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方』(以上、講談社+α新書)などがある。 
2010年3月から73歳にして、Twitterを始める。
日々つぶやかれる、厳しくも愛がある言葉の数々が話題になり、2016年10月現在、フォロワー数は39万人を超える。

感想・レビュー・書評

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  • 小池先生2冊目。
    300のつぶやきをまとめた一冊。
    人生で大切にし続けたい言葉がいくつも見つかった。
    何度も読み返したいなぁ。

    "一人の孤独より、仲間内の孤立のほうが惨め。"
    職場での人間関係がかれこれ一年うまくいかない私。
    それでも「ふりまわされない」よう、もう少し頑張ってみる。あと一日あと一日、を繰り返してみる。
    無理だったら去ればいい。
    私を大切にしてくれない人とは一緒にいなくていい。

  • Twitterで拝見し励まされておりました…。
    本に纏めていただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございます…。

    亡くなったことがいまだに信じられないくらい、その言葉は生き生きと、温かく背中を押してくれます。
    心の師匠です。こんな人になりたい。

  • 説明
    内容紹介
    人間関係、負の感情、人生の不安……
    「もう、後悔するほど、悩まなくていいンだよ」
    ツイッター(@koikekazuo)フォロワー数40万人突破!
    80歳の著者による、悩みが一気になくなる300の言葉。

    ツイッターの「いいね」数上位のつぶやきを中心に厳選した
    “人生が好転する"“今やるべき答えが見つかる"“心がラクになる"言葉をお届けします。

    ・人とうまく付き合えない…
    【他人に「完全」を求めないこと。
    自分自身が「不完全」なのだから。】

    ・相手に嫌な言葉を投げかけられた…
    【感情的な相手には、平常心で対抗するのが最強の攻撃。】

    ・相性が悪い人がいる…
    【「放っておく」という対処法が最良だということも多いと最近感じる。
    「無関心」ではなく、あえて放っておく。】

    ・相手の言動にイライラしてしまう……
    【「人に条件をつけない」と心に思うだけで、
    好きになる人はずいぶンと増える。】

    ・喧嘩が長引いてしまう……
    【喧嘩の仕方で一番まずいのは
    「その喧嘩以外の件を持ち出すこと」と
    「過去の件を持ち出すこと」である】

    ・すぐに落ち込んでしまう……
    【「自分の感情に振り回されるのをやめる」のはとても大事なこと。】

    ・つらくてどうしようもない……
    【自分が地獄にいると思ったら、そンなところでぐずぐず止まっていないで、
    突っ走って脱出するのだ。なりふりかまわず、逃げ出せ。】
    【過去には本当につらい日もあったンだけど、今日はあの日から一番遠い日】



    著者のツイッターをフォローしていて 心がモヤモヤしてる時などにツイートを読むと そうだよねぇー!ってちょっと前向きになっています。
    文中に気になる文章がいくつかあります。

    『過去のつらさや未来の不安をできるだけ減らすのは、「今」「現在」に集中して生きることだけなンだよね。集中した今が、一瞬一瞬過去になり、一瞬一瞬未来をつくる。それに、今、自分でどうにかできるのは、過去・現在・未来のなかで、「現在」だけ。』

    私は先を考えるあまり不安になることがよくあるので心に響きます。

    『他人に嘘はつけるけど、自分は自分に嘘はつけないからね。』

    これは常日頃から思っていること。
    自分を嫌いになりたくないので自分に嘘はつきたくないです。

    『ぼくが、固く心に決めているのは「人からの伝聞や噂で人を嫌いにならない」ことである。
    人の話には、必ず人の主観がまじる。逆に、やり取りのない人には、勝手に自分像をつくられたくない。
    人を好きになることぐらい、人を嫌いになることぐらい、自分一人できめろ。』

    人と接する中でよく思うことです。人は噂話や陰口がとても好きですよね。同意したくないからその会話には入らないようにしているけど 2人で話している時にそんな話をされると困ってしまいます。自分の目で見てその人を判断したいと思っているから...

  • 小池一夫さんが生前Twitterでつぶやいたことを、書籍化したものです。

    つぶやきは、あくまでも著者の考えです。
    300もあると、うんうんうなずきながら読める言葉もあれば、これはちょっと違うかも?と思う言葉もありました。
    でもそれは著者に反論してやろう!という気持ちからではなく、あくまでも読んでいて自然に「この言葉はいまの私にはしっくりこないな」と思えたのです。

    もともと受け身な私は、とくに職場では上司に反論しないタイプでした。
    人の言葉をそのまま受け取り、受け取る自分の器をその言葉が当てはまるようにまげて、受け取っていたことも多々あります。

    だからこの本を読んでいて、自然としっくりこない言葉がわかる、言える自分に気づけたのはよかったです。

    著者の言葉はあくまでも著者の言葉。
    自分に合うもの合わないものがあっても、いいんです。
    まさに「ふりまわされない。」です(笑)

    目次のない本なので、気になるつぶやきに出会ったら、メモや本にしるしをつけつつ読むと、見返しやすいです。

    つぶやきが並ぶ本なので、飽きさせないよう各ページのデザインが色々されています。
    読みやすくしつつ、飽きさせないそのデザインの工夫が、おもしろかったです。

     

  • すごく心に響いた。
    約250ページあるが、そこに書かれているすべての言葉に共感し、感動した。自分を大切にしようと改めて考えることができた。

  • 自分の心の現在地や置かれた状況によって響く言葉が変わると思う。だから、手元に置いておきたい。
    基本的にふんわりとニュートラルな気持ちにさせてくれる、時に背中を押してくれたり、ブレーキをかけてくれる。
    ページごとにデザインが転調してリズムを感じる、デザインがイメージを引き出して言葉が入ってきやすいと思った。
    ・考えてもどうにもならないことは考えない。
    ・体調が悪くなったらきちんと休むのが体調管理。
    言葉を届けてあげたい人がいる。
    こんな本に出会えた私は、運がいい^ ^
    ありがとうございます。

  • 著者のツイッターをフォローしています。心に残ったものはリツイートとしているのですが、本として持っていたいと思い、読みました。58年間生きて、自分なりに考えていることはあるんですが、20年以上年上の方の言葉には唸らせるものが多々あります。枕元に置いて、寝付けない夜、朝の不安を和らげてくれるような気がします。

  • 立ち止まったときに何度も読み返したい本。自分の感情は自分でコントロールする。272番目のツイートがお気に入り。

    もっと小池さんの言葉が聞きたかったな。生きている間に、小池さんのツイートに出会えたことで救われた夜がたくさんある。

  • 小池さんの本を読んで、一番思うことは何事も「バランス」を意識するのが大切ということ。
    考えすぎてもいけないし、考えなさすぎてもいけない。正直はいいけど、バカ正直はダメ。
    中庸という言葉もあるけど、バランスって本当に大切だと思う。

    印象に残った言葉
    ●「優しい気持ちでいる」と覚悟することで、人生はずいぶんと生きやすく豊かなものになる。
    ●何をするときも
    「コレは自分を幸せにするか」
    「コレは人を幸せにするか」
    を基準に考え行動するのが一番いい生き方。

  • ツイッターをずっとフォローして、日々励まされていました。本になって身近に置いておきたいいい本です。

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著者プロフィール

小池一夫(KOIKE Kazuo)
1949年山梨県生まれ。桜美林学園理事長。桜美林大学名誉教授、聖徳大学名誉教授。英語学・英語史・英語語彙論専攻。日本英語教育英学会理事長・評議員、日本英語表現学会理事、日本文体論学会理事、片平会顧問。著書に『英語学概説』(青磁書房)、『語と構造の間―英語学研究序説―』(青磁書房)、『英語の世界』(共著、三修社)など。その他、英語学・言語学・英語教育に関する論文多数。

「2023年 『君は大学で何を学ぶべきか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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