(077-15)怪談収集家 山岸良介と学校の怪談 (ポプラポケット文庫 77-15)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152911

作品紹介・あらすじ

強烈な霊媒体質の浩介がいよいよ学校へ! 通い始めた小学校には思いもかけない怪談の黒幕がいた――。
閉じられた空間で、語りつがれることでますます力をつける「学校の怪談」。クラスメイトの園田さんにも危機が迫る!!! 浩介は、彼女を救えるのか!?

一、白い手 二、傘女 三、黒い子ども 四、呪いのエリーゼ 五、体育館の子ども 六、学校の怪談大集合

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  • 二学期になって学校に通い始めた浩介。
    怪談はあるけれど、七不思議がないので作ろうとする園田さんに巻き込まれて学校の怪談を調べるとこに。
    怪談に遭遇しても山岸さんは出張中。
    そんな中、校長先生にも怪談の調査を依頼されてしまう。

    出て来た怪談は主に、傘女、白い手、黒い子ども、呪いのエリーゼ、体育館の子ども。

    傘女は聞いたことなかったけれど、赤いちゃんちゃんこと同様、赤を選んでも青を選んでも、いらないと答えても駄目なことは変わらない。
    こういうのって何が正解なんだろう。

    体育館下の倉庫は怖い…。
    たまに夢で見ていたなぁ…。

    次巻は怪談収集家は一旦お休みして本の怪談シリーズが復活するとか。
    まだ終わりじゃなかったのか。
    楽しみ。

  • 本物の怪談だけを収集し“怪談収集家”を名乗る山岸良介の隣家に住み
    とある事情でアシスタントをしている5年生の浩介

    小さいころに住んでいた町に戻り2学期に通い始めた学校で
    特別な霊媒体質のゆえに学校の怪談を引き寄せてしまう

    グランドの第ニコーナーでランナーの足をつかむガイコツの手
    「赤い傘がいい? 青い傘がいい?」と聞いてくる傘女
    体育館の舞台下にある秘密の部屋にあらわれる男の子

    そして浩介に学校の怪談を語る校長の正体は...

    「本の怪談」既刊12巻につづく「怪談収集家」シリーズ3作目

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著者プロフィール

緑川聖司(みどりかわ・せいじ)
大阪府出身。2003年『晴れた日は図書館へいこう』(小峰書店)で第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞の佳作となりデビュー。主な作品に「本の怪談」シリーズ、「怪談収集家 山岸良介」シリーズ(ともにポプラ社)、「七不思議神社」シリーズ(あかね書房)などがある。『世にも奇妙な物語』(集英社みらい文庫)、『炎炎ノ消防隊』(講談社青い鳥文庫)など、ドラマや漫画のノベライズも手がけている。

「2023年 『意味がわかるとゾッとする  怖い博物館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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