i(アイ)

著者 :
  • ポプラ社
3.64
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本棚登録 : 3270
レビュー : 369
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591153093

感想・レビュー・書評

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  • 世代の違いですかね〜 作者とも読者とも。

  • 主人公の傲慢さを理解できない。なんとなくするする読み進められたけど、なかなか面白くならない。サラバ!の方が100倍面白い。

  • 本書の持つ力や影響というものを上手く理解して楽しめなかった自分を残念に思う、という不思議な感想。どこか感情移入できず、共感できないままに読了に至った。
    この優しくて美しい物語を素直に感動できる優しくて美しい人間でありたかった。やっぱり「想うこと」が苦手なんだろうなぁ。

  • 2019.03.シリアで生まれたアイは,幼い頃にアメリカに住むダニエルと綾子の元に養子として迎えられた.日本の中学校に進み,ミナと出逢い親友となる.アイは,自分が裕福な家庭で育っているなかで,世の中には,多くの人が不幸な経験をして,なぜ自分でないのだろうかと心を痛めていた.ミナは,自分がレズビアンであることに気付きロサンゼルスでミラという女性と暮らすようになる.アイは,デモ参加に熱中して,ユウと出逢い結婚する.アイは,自分と血の繋がりがある子供がどうして欲しくなって不妊外来に通い体外受精で妊娠するも流産してしまう.一方,ミナが一度だけ男性と関係を持ち妊娠しているとアイは,聞かされる.アイは,それを聞き苦しむが,ロサンゼルスに行き,ミナと会いわだかまりが溶ける.なんだか,今一つでした.

  • アイの言動理解できず、自分には合わなかった。とはいえ、流石に意欲は感じられた。

  • ちょっと独特な本。
    アイデンティティの問題を複雑にした感じ。
    私にはあまり理解出来ない本でした。

  • 西加奈子さんにしてはちょっと静かな作品。
    少し暗く感じた。良かったんだけど西加奈子さんはやっぱり関西弁の奇抜なキャラクターが出てきて欲しくなってしまうかな。

  • サラバ!はすごく好きなんだけど…
    全体に薄い。
    アイの数学への情熱はどうなったのか とか
    全体のキャラクターも描ききれてない感があるし、
    ただただ残念。

  • 後半から深みを増してるようなストーリー展開になっているが、どうもチャラい感じが。40代のバツイチのオトコにナンパされて結婚してしまうところや同性愛の女性がなりゆきで昔の高校の同級生のオトコとニューヨークで関係もってしまうところや。

  • 西 加奈子作品

    シリア生まれのアイが アメリカ人の父・日本人の母に養子にもらわれ 自分の存在を確かめながら成長していく

    人種・貧困・宗教・戦争・セクシャリティ・・・・
    色々な問題を織り交ぜながら 心の葛藤を描いています

    TVの中での事件が 本当に身近で 突然起きる時代だからこそ 「なぜ 私じゃなかった」と思うこと 思う繊細な子たちはいっぱいいるんだと思う

    さすが 西加奈子 でした

著者プロフィール

西加奈子(にし かなこ)
1977年、イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪府堺市で育つ。関西大学法学部卒業。雑誌「ぴあ」のライターを経て、2004年『あおい』でデビュー。
2007年『通天閣』で織田作之助賞大賞、2011年咲くやこの花賞、2013年『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞、2015年『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞。
その他代表作として、宮崎あおい・向井理出演で映画化された絵本『きいろいゾウ』、同じく映画化された『円卓』、20万部を超えるベストセラー『さくら』、本屋大賞ノミネート作『i』など。2020年初夏、『さくら』が映画化決定。プロレス好きとして知られる。お気に入りの本は『アントニオ猪木詩集』。

西加奈子の作品

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