あるかしら書店

  • ポプラ社
4.30
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本棚登録 : 1544
レビュー : 233
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591154441

作品紹介・あらすじ

その町のはずれの一角に、「あるかしら書店」があります。このお店は「本にまつわる本」の専門店。店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」ってきくと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれます。今日もあるかしら書店には、いろんな理由で本を探しにお客さんがやってきます。
この本屋さんでは、「あったらいいな」という本や夢いっぱいのグッズが、次から次へと飛び出します。月明かりの下でしか読めない「月光本」、読書に付き合ってくれる「読書サポートロボ」、ふたつの本を合わせて初めて読むことができる「2人で読む本」などなど、読んだらきっと「本ってやっぱりいいよねぇ」と言いたくなってしまうエピソードが満載。大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんの豊かな発想力がめいっぱい詰まった、ますます本が好きになってしまう一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • とにかく可愛い!素敵過ぎます。一瞬で虜になりました。

    どれもこれもあって欲しいものばかり。
    「読書サポートロボ」あったら欲しい。
    「お墓の中の本棚」もあったら、頻繁にお墓参りに行けそう。
    「水中図書館」夢があるわ~~

    あるかしら書店の店長さんは大忙しだね。

  • 絵本作家ヨシタケシンスケさんが想像する、あったら面白いなという本屋さんの本。

    大人向け絵本という趣。

    独特のありえない本屋をかわいらしい絵で表現することで、なんだかあってもいいよな。こんな本。と思える。

    筆者自体が本に大変愛情があるからこそ、ここまでの想像力を発揮できるし、かわいらしく愛らしい絵が描けるんでしょう。

    個人的には、「本のつくり方」が気に入った。
    本はクリエイティブな部分が強いと思うが、あえて職人技のように淡々と本を物理的につくるという発想。
    「本のもとのなる『本柱』」というのが大根の輪切りみたいで、かつらむきのように薄く削り、たたんで本を作る。
    こんな作り方があるなら、観てみたいなと、切に思う。

    絵本というのは、何冊も発行されているが、意外と本物だというくらい真実にせまる本は少ない。
    一見簡単にかけるようだが、実際は、シンプルなだけに難しいのでは。よく説明過多になってまったく面白くなくなってしまっているものなどもある。
    ありえないかもしれない「おはなし」を少ない文字と絵で、一つの世界として現前させるということ。

    さすがにこの作者は絵本作家なので、底力が発揮されています。

  • きゃぁ、もう、愛してます!いろいろ(笑)

    読書お助けロボットいいなぁ。
    しおりの代わりに自身の手を挟んでくれるロボット、欲しい。
    しかも正座してだよぉ。
    王子様みたいに膝まづくのもいいなぁ。

    書店では平積み、ヨシタケコーナーができるほどの人気だけど
    この、のほほんさ、なくさないでほしいなぁ。

  • 『王様のブランチ』での紹介を見て、欲しかった本です。

    1ページも見逃せない可愛く味があるイラストが満載です。

    「本にまつわる名所」の『お墓の中の本棚』は一年に一度だけお墓が開き、中の本棚から一冊選び、カバンに入れ、代わりに「天国のあの人に読んでもらいたいその年オススメの一冊」をお墓の本棚に入れる事が出来ます。

    このような一つのお話だけで物語を作れそうな話が二ページに凝縮されています。

    他にも、『本が四角い理由』等もこれだけで絵本が作れそうです。

    そんなアイデアがいっぱい詰まった宝物のような作品です。

    ちなみに、この本って漢字にルビが振られてないのですね。

    今、子どもが「これなんて読むの?」って聞いてきたり、イラストだけで楽しんだり「これやってみたい!」と夢中になって読んでます。

  • これは楽しい(^o^)♪こんな本屋さんが近くにあれば、常連客になっちゃう(^^)紹介されている本はどれも読んでみたいし、行ったら必ず本を買って帰ってしまうな(--;)買ってきた本をスペースをとらずに収納できて、読みたければ直ぐに取り出せる方法が書いてある本ってあるかしら?(^_^;)

  • 妄想書店、ですが、なかなか面白い発想のエピソードも多く、気楽に読むにはいい本です。本好きの方のは読んでも損はないかなあ。特に面白かったのは、上巻、下巻のある本の説明。それすごくいい、それくらい遊び心のある本を販売して欲しいくらい。読むのは面倒くさいけど。あと、図書館で働く人のタイプの説明「『本を好きな人』のことを好きな人」って、3回くらい読み直したけど、それ当たっているような(笑)。社会をそういう視点で見れるってすごいなあ。

  • 児童書というくくりでいいのかはわからないけど。

    個人的に、上中下でみんなでそろえて読む本があったら、ぜったいおもしろいなーって思いました!

  • ステキーー!!!
    あるかしら書店に是非一度、足を運んでみたい!

    月光本、好きだなー!
    どこで読もうか。
    窓際の壁に寄りかかって?お庭でハンモックに揺られながら?夜の湖畔とか…ロマンチック!!

    お墓の中の本棚もいい!
    亡くなっても故人と会話ができる気がするし。
    私のお墓にはどんな本を入れようとか、考えるだけでワクワクする!

    ヨシタケさんの作品は二作目だけど、ファンになりそうです!
    大好き!!

    • じんべえさんさん
      私も!
      あんな本作ってみたいな
      私も!
      あんな本作ってみたいな
      2018/08/03
    • 深雪さん
      じんべえさん、コメントありがとうございます!
      ワクワクしちゃうステキな本ですよね(^^)
      じんべえさん、コメントありがとうございます!
      ワクワクしちゃうステキな本ですよね(^^)
      2018/08/05
  • どこかの図書館員さんが、この本に図書館で働く人とは・・・
    「本が好きな人」のことが好きな人が働くところと書いてある
    ところに共感していた。

    わかる、わかる。
    本を借りてくださりありがとうございますという気持ちで接する。
    借りる人も、お礼を言ってくれる。

    儲けは出ない仕事だけど、損得のない仕事だけど、好きって気持ちが大切なんだ。

  • 「本にまつわる本」が置いてある、あるかしら書店。
    大人向けの絵本でとても楽しく読めました。
    本をただの物体としててでなく、こういう風に慈しんで大切な存在として描いてもらえるのすごく好き。
    図書館ではたらく司書としてはラブリーラブリーライブラリーの章がたまらなく嬉しかった。
    そうそう、図書館の本たちは分別があるので、どんな人のところへ借り出されても帰ってきてからは何も語らずひっそりとまた書架にならんで選ばれる日を待ってくれているのだ。
    また気が向いたときにパラパラと読み返したい。

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(ともに講談社)、『もう ぬげない』『このあと どうしちゃおう』『こねて のばして』(以上、ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『ふまんがあります』(ともにPHP研究所)などがある。2児の父。

「2018年 『レッツがおつかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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