十歳までに読んだ本

  • ポプラ社
3.62
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本棚登録 : 645
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591155110

感想・レビュー・書評

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  • (2017/8/23読了)
    誰かのオススメの本的な本は、すごく気になって読んでみるけども、やっぱり自分で読んだ方が良いやと思うことが多かったんだけど、この本は、自分の小さい頃を思い出したりして、なかなか楽しく読めた。オススメの本じゃなかったからかな。
    好きな作家さん、初めましての作家さん、女優さん、何者か全く知らない人(巻末に紹介文有り)、総勢70名。
    同じ年代の方もいて、私にとっての思い出の本も有り。
    10歳の頃かはわからないけど、私の思い出の本は、絵本の小公女、おどろおどろしい絵だったラプンツェル、ディズニーのアリス、物語では、美女と野獣。
    ラプンツェルを除いて、まだ手元に残ってる。これからも大切にしようと思った。

    (内容)
    子どものころ、どんな本を読みましたか?心を揺さぶられた物語、勇気をもらった言葉、憧れの主人公―作家、女優、映画監督ら70名が、今も心に残っている本について綴ります。

    (目次・執筆者)
    1.絵本
    西加奈子/佐藤ジュンコ/松村栄子/原宏一/川内有緒/冲方丁/安田菜津紀/飛鳥井千砂/益田ミリ/草野たき/吉岡里帆/
    2.日本の物語
    畠中恵/平松洋子/木内昇/ミムラ/穂高明/千松信也/長島有里枝/小川糸/穂村弘/山崎ナオコーラ/近藤聡乃/中村航/町山智浩/棚橋弘至/最相葉月/森見登美彦/名取佐和子/文月悠光/原田マハ/
    3.エッセイ・ノンフィクション・マンガ
    稲垣えみ子/海堂尊/安東みきえ/中島たい子/平山夢明/前田司郎/犬童一心/内澤旬子/
    4.世界の物語
    三田村信行/栗田有起/矢萩多聞/寺地はるな/あさのますみ/初野晴/東山彰良/万城目学/柚木麻子/近藤史恵/小路幸也/石川直樹/伊藤たかみ/宮下奈都/永井するみ/小川一水/大崎梢/杏/藤岡陽子/小手鞠るい/絲山秋子/魚住直子/小瀬木麻美/五十嵐貴久/辻村深月/小松エメル/
    5.小説・詩
    藤谷治/誉田哲也/市川紗椰/枡野浩一/加藤千恵/アーサー・ビナード

  • わたしの10歳までに読んだ本は「霧のむこうのふしぎな町」だな。

  • 鈴木千佳子さんの装丁がよい^ ^

    読んだことある本も、初めて知った本も。
    どちらかというと、よく読む子どもだった。
    本ならばある程度買ってもらえるという環境で、読書好きな友人と毎日のように図書室へも行った。それでも、読みたかった本がたくさん!

    児童書をもう一度、自分が子どもに戻って読みたいと切に思う。

    ちなみに10歳でハマったのはモーリス・ルブランの、アルセーヌルパンシリーズ(^_-)
    奇岩城に始まり、三十棺桶島、とか、今思えばすごいタイトル(-。-;

    それからもっと小さい時にハマったのは家にあったチャイクロ!
    復刻版が出てるようだけど、繰り返し繰り返し見ていた記憶あり。

  • ◆きっかけ
    ブクログ。2017/12/26
    ◆感想
    図書館。アンが出てこなかったのが意外。ミムラさんの記事があって嬉しかった!ニルス、大きくなったら読み聞かせたい。2018/1/2

  • 図書館で借りたもの。

    私も小学生の時には毎週図書館に連れてってもらって色んな本を読んでたつもりだけど、まだまだ知らない本がたくさん!
    っていうかこの本に載ってる本のほとんどを読んだことがなかったよ…。

    大好きな森見さんがぽっぺん先生を紹介していたのが嬉しかった!

    「大どろぼうホッツェンプロッツ」
    「デブの国ノッポの国」
    「ドリトル先生」シリーズ
    「ニルスのふしぎな旅」
    を読んでみたいと思った。

    私が10歳までに読んで印象に残ってるのは、、
    ノンタンシリーズ
    クレヨン王国花の旅
    ぽっぺん先生シリーズ
    シートン動物記(学習まんが)
    赤毛のアン
    アナトゥール星伝シリーズ
    かな。
    小さい頃に読んだ本は今でも特別で、自分の子どもにも読んでもらいたいと思う。
    男の子だから、また選ぶ本も違うのかな~
    息子が選んだ本をわたしも一緒に読みたいな。

  • 好きな作家さんが自分と同じ本を好きだとなんだか嬉しかった。

  • 好きな作家さんが何人か載っていたのが読むきっかけだった。しかし、読み進めるうちに、読んだことも忘れていた本たちが題名を見ることで懐かしく思い出され、自分も過去へと戻ったような面白さがあった。

    また、飛鳥井千砂さんの思い出の『せかいいちゆうめいなフレッド』という本は題名すら知らなかったが、書かれていた内容には共感を覚える。
    著名人が亡くなるとネット上やTV等で頻回に訃報が流れる。別の有名人のコメントも載ったりする。80代、90代の訃報に対しても同様にである。有名人は死ぬことも許されないのかのような惜しむコメントが取り上げられることもある。それは寿命とは言わないのかとそのたびに違和感を覚えていた。死は×で生は〇という短絡的な一律的な取り上げ方はどうなんだろうと思っていたので、飛鳥井さんの文章を読んだときには同じ思いの人がいたと思った。
                                                                                                                                                                 

著者プロフィール

1977年イラン・テヘラン生まれ。2004年『あおい』で、デビュー。07年『通天閣』で「織田作之助賞」、13年『ふくわらい』で「河合隼雄賞」を、15年『サラバ!』で「直木賞」を受賞した。その他著書に、『さくら』『漁港の肉子ちゃん』『舞台』『まく子』『i』などがある。23年に刊行した初のノンフィクション『くもをさがす』が話題となった。

西加奈子の作品

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