わたしの苦手なあの子 (ノベルズ・エクスプレス)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 84
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591155189

作品紹介・あらすじ

思い切って飛び込めば、新しい景色が見えてくる。

泳げないミヒロは、6年生になっても苦手なことからは逃げてばかり。
転校生の本間リサは、ツンとすましていてだれとも仲良くなろうとしない。プールはいつも見学。でもある日、ミヒロは、リサの秘密を知ってしまった。
仲良くなりたいと思うのに、話しかけてもリサは冷たいまま。小学校最後の夏休み、ミヒロは、苦手なリサを克服することに決めた──。
二人の女の子の、友情と成長の物語。



「あら、どこでそんな味おぼえたの?」
 わたしはふかく息をすって、呼吸をととのえた。
「友だちのおじいさんの家で、友だちがいれてくれたの。とってもおいしかった」
 わたしに、勇気とやさしさを教えてくれたの。
 わたしは、言葉にしないでつぶやいた。
(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 足の怪我がコンプレックスの女の子と、母親が再婚しそうで戸惑う女の子の話。仲良くなったり、ケンカしたり、いろんな経験をたくさん積み重ねて成長する二人。
    現実はなかなかこううまくいかないこともあるだろうけど。

  • 心に傷を負った転校生の本間リサ。友達なんかいらないと、頑なに他人を拒む理由は、足に負った火傷の痕のことを知られたくないから。
    ひょんなことから、リサの火傷の痕を目撃してしまう椎名ヒロミ。
    小学校最後の夏休みの宿題は、苦手なことを克服すること。ヒロミが克服したいことは「本間リサ」。リサが克服したいことは「ありのままの自分を受け入れること」。

    二人の女の子の視点や気持ちが交互に描かれ、それぞれ成長してるのもわかりやすくて読みやすい。おじいちゃん達の名言も心に響く。
    人との繋がり、交友ってタイミングが大切だと改めて思う作品だった。

  • 友だちの好きな本です。
    よかったなぁ。
    題名の通り、どんな人でもわかる気持ちと言いますか…。


    どーでもいいが、メガネの女の子が私に似ている(気がする)。

  • この瑞々しさは小学生ならではだということを、側から見るのではなく内に入って実感した気がする。
    深い傷を負いながらも成長していく子どもたち。
    傷は痛いけど、自分次第で治すチャンスはいくらでもあるということを、この本を通じて娘が気付いてくれたらいい。
    娘に薦められて読んだ初めての本がこの本で良かった。
    “傷つけるのも人だけど、治してくれるのも人だよ”って言葉にジーン。
    久しぶりに流した類の涙でした。

  • ミヒロのクラスに、本間リサが転入してきた。ツンとすまして、だれとも友達になろうとしない。
    放課後、ミヒロが落としたゴーグルをさがしてプールに行くと、そこに本間リサがいた。一人でプールを見つめるリサ。ミヒロは「転入生だし、何か困っていることがあれば助けるよ」と軽い気持ちでリサに声をかけたら、放課後プールに入りたいから見張っていて、と思いがけないことを頼まれた。確か心臓が弱いから体育はできないとの事だったはずなのに・・・
    リサの熱意に押されてプールの見張りをしたミヒロだけど、リサは心臓が悪いのではなくて、足にひどい火傷の跡があるのでそれを隠していたと知った。
    そこから、少しずつ話すようになったミヒロとリサ。

    物語はミヒロとリサの視点を交互にしてすすむ。
    ミヒロのおじいちゃんと、リサは偶然知り合いになり、頑なだったリサの心は少しづつほぐれていく。

    苦手だったことを克服する、新しい一歩を踏み出す勇気がでる物語。

  • 学校で友達から貸してもらったので、まだ読見終わってません。

  • とても読みやすかった
    2人の女の子の目線で、それぞれ書かれてて、話の途中で入れ替わらず、章毎に変わるので、どっち目線なのかもハッキリしていた
    内容も小学生らしくて、親としては、子どもに薦めたい作品!

  •  ゴーグルをなくしたミヒロがプールに探しに行くと、誰もいないと思っていたプールサイドに人がいた。転校生のリサだった。リサは、心臓が悪いからという理由でプールには入っていない。ミヒロは、そのリサからあることを頼まれる。

  • もっと、仲たがいのような時期が長いかと思ったら読みやすかった。最初と最後の挿絵を見ると、まさに本作の前後の二人である。よい。

  • 良いです。

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著者プロフィール

児童文学作家

「2018年 『もう逃げない!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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