- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591156667
感想・レビュー・書評
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迷った末に時系列で読みました。うーん…読まなくて良かったかも。2人の回想で進む構成が安っぽく、話の展開も取ってつけたようでがっかりで、冒頭付近の一々の説明書きも余計でした。第1作だけだったら名作になったかも知れないのに、残念です。
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名家の人々のしきたりや、思惑に翻弄される子ども世代の苦悩がもどかしいけれど、常夏荘の人々の暖かさにほっとします。昭和の旧いメロドラマのようで、「なんだかなぁ」と思いつつ先が気になってシリーズ読破したくなる。
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峰生の美しい山間の屋敷で暮らす燿子の物語だ。
三作目にあたるけれども、一作目の「なでしこ物語」と二作目の「地の星」の間の時期の事柄が描かれている。
「地の星」を読んだ時にいきなり耀子が成人して人妻になっていて驚いたけれど、どういう経緯でそうなったのかが本作を読むとわかるようになっている。
複雑な血縁関係と大きな富があるゆえにままならない生き方をしている、優しく傷つきやすい人達。彼らを取り巻く時代は移り変わっていく。
変わりゆく流れの中で、ヨウヨとリュウカと呼び合う幼いふたりの姿が、なんとも切ない。
巻末を読んで、この物語はさらなる続編が出るのだと知った。
どんなふうに耀子が、彼女を愛する人たちが生きていくのか、続きが楽しみだ。 -
えっ、ラストそっちなん?!
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小さな神様と踊る撫子の景色。耀子も立海も結ばれるには幼かった。龍治と燿子の結婚はなるべくしてなったのだとわかった。地の星で受け入れがたかった結末にようやく納得がいく。立海は耀子にとって小さな神様だったから。でも本音を言えば2人が結ばれてほしい。龍治は何を思っていたんだろう。
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なでしこ物語三作目、ですが、時系列的にいうと真ん中作品になりますが、18歳の耀子さんが14歳の中学生のときの話と交錯しながら話は進んで行きます。最後は龍治さんと結ばれて、エピローグでは母になってますが、そのまま二作目の、28歳の耀子さんに続いていくんですね。色々あった、18歳の耀子さんでした。
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前ニ作と頭の中が混線してしまった。
なでしこ物語次作はあるのだろうか -
先に地の星を少し読んで何か話が飛んでる気がすると思い、天の花を先に読むことにした
順番はこれで良かったのかしら