スイート・ホーム

著者 :
  • ポプラ社
3.54
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本棚登録 : 1973
レビュー : 211
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591156681

作品紹介・あらすじ

幸せのレシピ。
隠し味は、誰かを大切に想う気持ち――。
うつくしい高台の街にある小さな洋菓子店で繰り広げられる、
愛に満ちた家族の物語。

香田陽皆(こうだ・ひな)は、雑貨店に勤める引っ込み思案な二十八歳。
地元で愛される小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を営む、腕利きだけれど不器用なパティシエの父、
明るい「看板娘」の母、華やかで積極的な性格の妹との四人暮らしだ。
ある男性に恋心を抱いている陽皆だが、なかなか想いを告げられず……。(「スイート・ホーム」)
料理研究家の未来と年下のスイーツ男子・辰野との切ない恋の行方(「あしたのレシピ」)、
香田一家といっしょに暮らしはじめた〝いっこおばちゃん〟が見舞われた思いがけない出来事(「希望のギフト」)など、
稀代のストーリーテラーが紡ぎあげる心温まる連作短編集。


どんなに疲れて帰ってきても、仕事でうまくいかないことがあっても、
ここまで来れば、もう大丈夫。駅からバスに乗って、ふたつ目のバス停で
下りて、色づき始めた街路樹を眺めながら、甘い香りのする場所へと向かう。
そこでは、おいしいスイーツと、なごやかなパティシエ一家が、
私の到着を待っていてくれる。(本文より)
さりげない日常の中に潜む幸せを掬い上げた、心温まる連作短篇集。

感想・レビュー・書評

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  • えーこれは誰の作品。もう一度表紙を。
    小川糸、宮下奈都、三浦しをん???

    原田マハ作品、まだ自分は原田マハ初心者。
    楽園のカンバスからのあまりにも違う作風。

    素敵、アメージング、素敵以外の何者でも無い。
    「痣」を読んだばかりの「悪ばかり」この身にスーと温かいものが入っていく。
    こんな家庭を作りたい、こんなご近所さんとくらしたい。
    まあ子育て終え、子供たちそれぞれに家庭を築いてることに何の不満もありません。喜びしかありません。

    しかし、しかし、スイートホーム良い、いい。キンモクセイを中心にしての家族写真、毎年、まいとし
    一人、ひとりと増えていく〜きちんと美味しい料理を作り、テーブルセッティング「お膳立て」をして
    美味しいものを食べる
    みんなを愛おしみながら。
    それぞれの短編が一つの関連した物語になっている。素晴らしい!!時々今の気持ちを思い出して
    優しい人になろう〜なんてね、
    あまりにもキャラ違いすぎ。「自分」

    そうそう宝塚に行きたくなる「住みたくなる」

    宝塚のSAは素敵ですね。
    リボンの騎士もいて!



    「スイートホーム」の看板娘
    パティシエの奥さん、2番目のいっこさん、本物の看板娘陽皆ちゃん、そして晴日ちゃん
    一人の時も三人、四人と揃い踏みの時もある。

    こんなの読むと、明日はフルーツいっぱいのタルトかモンブランを絶対食べよ。
    あーそばに「スイートホーム」というケーキ屋さんがあったらね。

    うちの金木犀はまだ小さい。
    今、我が家には木槿が咲いている。


  • 電化製品を買えば、細かい取り扱い説明書が付いてきます。食品を買ってもパッケージには注意事項の記載があります。でも、本にはなぜか注意事項の記載はありません。なので、書名は全く違うのに実は続編だったとか、続編じゃないけど、実は読む順番があったとか、読んでから情報を知って後悔することがそれなりにあるように思います。では、それが本の内容に関することだったらどうでしょうか。いや、こんな重い話だったら読まなかったのにとか、電車の中で読んだら涙ポロポロで恥ずかしい思いをしてしまったとか、読む前にどんな内容か雰囲気だけでも知りたかったという経験が多かれ少なかれあるのではないでしょうか。…という前振りをした上で…

    ◎ この作品の注意事項
    (表をイメージしてください) 縦軸に上が『幸せ』・下が『不幸』、横軸に左が『前向き』・右が『後ろ向き』
    ※この作品には、上の表上の中心点より左上の感情のみ描画されています。この作品を読んで嫌な気持ち、不快な気持ち、そして悲しい気持ちになることは一切ごさいませんのでご安心ください。

    どうでしょう。こんな表の記載があるとわかりやすいです。でも普通はこんなことはできませんよね。苦悩を経て最後に歓喜に至る結末があったり、最後にはやっつけられるとしても、とても嫌な奴が出てきたり。それが小説を読む面白さとも言えますが、こちらの気持ちがそれを受け止める余力がない時にそんな作品にたまたま当たると、自分をさらに鞭打つだけの拷問のような読書になりかねません。
    …ということで、この本は、上記 注意事項 の通りの内容です。心を病んで辛い気持ちでいっぱいだという、そんな今のあなたに安心しておすすめできる、これはあなたが幸せな気持ちになるための作品です。
    他人の幸せは、自分の幸せでもあると感じる読書。
    そこに、素敵なことがあなたを待っている。

    『今度の日曜日、私の家へ来てくださいますか。どんなふうに、あなたを、父に、母に、妹に、紹介したらいいのかな。いまからあれこれ考えて、わくわく、どきどきしています』と大切な人が来るのを待っているのは主人公の香田陽皆。『私の家には名前がついています。「スイート・ホーム」。小さな小さな洋菓子店』という陽皆の家は『もうすぐ春なんやなあ。もう夏がきたんやなあ。葉っぱが色づいてきたなあ。雪が降りそうな感じやなあ』、と『めぐる季節』を感じられる場所にあります。『梅田からほんの四十分で、こんなふうに自然を体感できる街に、私と、私の家族は暮らしている』という陽皆。そんな家には『ふたつの出入り口がある。ひとつは、チョコレート色のドアの玄関』という住居とは別に『もうひとつの入り口。父が経営する洋菓子店「スイート・ホーム」のエントランス』があります。『ガラスのドアにはみかん色でお店のロゴが描かれている』という外観。『母は、自称「スイート・ホームの看板娘」。パティシエである父を手伝って店を切り盛りしている』、そんなパティシエの父が『宝塚にあるホテルを退職し、自宅を改装して小さな洋菓子店を開いた』のが現在の陽皆の家です。そしてもう一人、『西宮にある某私立大学の三回生で、女子大生ライフ絶賛満喫中』という妹の晴日の四人家族が暮らしています。『ていねいに接客する父と母の姿がすてきだと、ずっとずっと思っていた』という陽皆は、『梅田の地下街の雑貨店に、契約社員として勤めて』います。『何事も起こらない、平凡な、けれどおだやかな日々』を送る陽皆。『バスの窓から眺める街明かりと、四季を感じられる街路を歩くのが、何よりの楽しみ』という幸せな毎日。『毎日私を見送り、出迎えてくれる、キンモクセイの木。父と母が営む洋菓子店の甘やかな香り』という幸せな生活。『それで、じゅうぶんだった。私にはそれでじゅうぶんだと思っていた』という陽皆。『あの日、あのとき ー あの人と出会うまでは』、とそんな陽皆の日常に変化の兆しが訪れます。

    阪急不動産とのコラボにより誕生した経緯もあってか舞台となる陽皆の家がある『宝塚の山手にあるこの街』の美しい四季がとても印象的に描かれるこの作品。山手にあると言う『スイート・ホーム』は『ゆるやかなカーブの坂道を、ぐんぐんバスが上る』という高台の上にあります。そんなバスに乗る時『途中の橋から遠くの街並が見える瞬間を狙って、私はいつも左側の座席に陣取る』という陽皆。『夏ならば燃えるような夕焼けに包まれ、冬ならばとっぷり暮れた空に浮かんでちらちら揺れる街の明かりを眺める数秒間』と表現されるその素晴らしい見晴らしが目に浮かぶようです。そして、原田さんはその時の感情を『これを見るたび、秘密の宝箱をのぞき見したような、ちょっと得した気分になる』と表現します。平凡な日常生活のただのワンシーンでこんな思いができるというのは、小さいけれど大きな幸せだと思います。また、『私たち家族は、私が生まれた年からずっと、秋になってキンモクセイの花が咲いたら、木の前で記念写真を撮影するのを恒例にしてきた』という『毎年恒例の「キンモクセイ前の家族写真」』が全編に渡ってこの作品を象徴するシーンとして描かれていきます。『どれ、見せて。今年はどんなふうに撮れたん?』という家族が一年に一度必ず集う自宅の庭に咲き誇るキンモクセイ前の光景。『晴日が生まれた年から毎年撮り続けられている』という毎年訪れるその幸せな瞬間は、作品が展開するに従ってそこに集う人の数が増えていきます。『にっこりやさしい笑顔だったり、破顔一笑、って感じで、めちゃくちゃ楽しそうに笑っていたり』というその時々の家族の姿が、見事に浮かび上がってくる素晴らしい描写だと思いました。

    一方で、人は勝手なもので幸せに慣れてしまうと、それが特に幸せだとは感じなくなっていくものでもあります。この作品は 注意事項 に書いた通り、幸せ&前向きというエリアに囲まれた感情だけに包まれた世界です。でも、原田さんはきちんとアクセントを用意しています。それは失恋だったり、入院だったり、そして夫婦のすれ違いだったりと人の人生の中では避けて通れないものです。でも原田さんは、これらのマイナス要因を作品の幸せをさらに一段上げるためのアクセントとして利用していきます。ほろ苦さまでもが、幸せのアクセントになっていくという絶妙な構成。『雨に打たれたあじさいがあざやかに彩りを増した、とある週末』と、不幸が幸せに転じていく場面をこのような自然の描写を使って演出していく原田さん。違う場面では『はらり。はらり。秋の風に吹かれて、舞い落ちる桜の葉』『秋の桜の花びらに、ぽつんとしょっぱい涙が落ちた』、とマイナス感情が一瞬漂う場面に、秋と桜というわざと違和感のある組み合わせを重ねておいた上で、一気に『ほんのりとかすみがかった水色の空に、小さなつぼみをいっぱいにつけた桜の枝が、そよ風に吹かれてかすかに揺れている』という幸せに転じた未来へ続く瞬間に繋げていくという絶妙な描写。この辺り絶品だと思いました。

    『ホームタウンへ帰ってきたそのときが、一日のうちで、いちばんほっとする。緑のにおいに包まれて、家々の窓から明かりがこぼれるのを眺める』という誰にでも共通するであろう一日の終わりの最も幸せな瞬間。『ひとつひとつの窓の明かりは、そこに暮らす人たちの幸せの光のように思えて、こちらまで幸せな気分になる』という陽皆の素直な感情。人の幸せを垣間見て、それをどのように感じるかは人それぞれだと思います。世の中には、【人の不幸は蜜の味】というようなマイナス思考な考えだってあるでしょう。でも、そんな考え方をしていても本当の幸せを感じることはできないと思います。素直な気持ちになって、幸せな時間を前向きに感じてみる。そのために今がある。そう、優しいその心が嬉しいことで満たされた時、そこに、本当の幸せが待っている。ほら、素敵なことがあなたを待っている。そんな前向きな気持ちに繋がる幸せな読書の時間。キラキラと眩しい光に包まれたとても素敵な作品でした。

  • ほっこり心温まるストーリー。幸せな気分になる話なのになぜか涙が止まらなかった...
    こんなケーキ屋さんが近所にあったらいいなぁ。
    マハさんのお話は、やっぱり好きです。

  • 宝塚にある、小さな小さな洋菓子店「スイート・ホーム」の家族や(父、母、姉の陽皆、妹の晴日)、周りの人々をめぐる物語の連作短篇集。

    毎年、10月になると庭のキンモクセイの香りに包まれて、家族全員で記念撮影をします。
    最初は、四人だった家族がだんだん増えてゆき、周囲の人にも幸せが訪れる、とっても甘くてとっても優しいストーリーです。

    「お母さんはこんなふうに思うんやけど、どうやろ。家は人が住んで、家庭になる。「ハウス」は人が人と暮らして、時を経て「ホーム」になる。ほんでね。わが家は特別。なんていうても、ただのホームやないから。「スイート・ホーム」やもん」

    第1回目の「スイート・ホーム」は長女の陽皆の恋を巡るお話です。
    「あしたのレシピ」
    「希望のギフト」と続きます。
    そして最終回の「めぐりゆく季節」は登場人物、総出演でとても賑やかです。

    スイーツや心のこもった料理は人を幸せにする魔法の食べ物ですね。私も、近所のケーキ屋さんにスイーツを買いに行きたくなりました。

  • 「何事も起こらない、平凡な、けれどおだやかな日々。バスの窓から眺める街明かりと、四季を感じられるがいろあを歩くのが何よりの楽しみ。そして、毎日私を見送り、出迎えてくれる、キンモクセイの木。父と母が営む洋菓子店の甘やかな香り。」
    原田マハさんの情景を語る表現がすごく好き。あぁ、幸せって、日々のこんな近くにあるんだと、言われないと見過ごしてしまいがちな小さな幸せを感じることができます。

    主人公・陽皆の自宅は宝塚で洋菓子店「スイート・ホーム」。梅田の雑貨店に勤める陽皆が、買い物に来た男性・昇に恋して、結婚して自分たちのスィート・ホームを作ろうと約束する、心暖まる話。

    この話の中には他にも明言がある。例えば「家は、人が住んで、家庭になる。『ハウス』は、人が人と暮らして、時を経て『ホーム』になる。」家の、家族の大切さを改めて感じる言葉である。

    苦手な短編習慣だが、全てが洋菓子店の「スイート・ホーム」に絡む話で、話が連続しているので、「スイート・ホーム」がいかに宝塚のこの街で愛されているかを違った視点で確認することができる作品となっている。

    [あしたのレシピ]は、「オアシスキッチン」の講師・未来先生の話し。未来が好きなスイーツ好き男子・辰野君に晴皆が好きと相談され、「スイート・ホーム」のメンバーを招待するパーティーを二人で企画、実施。辰野君を思う気持ちが純粋で、きっとうまくいくだろうと予感をさせる。

    [希望のギフト]は、香田家に同居するようになった晴日の叔母・池田郁子と、晴日と明野真君の結婚話。
    晴日が、結婚当日に「もちろん、うれしい。けど、ちょっとさびしい。心にポッカリ穴が空いたみたいな。」の感覚に、当時の自分の心情が描写されているような感じがして、懐かしかった。

    [めぐりゆく季節]は「スイート・ホーム」の常連さんたちの話で、その時々の彼らの気持ち、心情を香田パティシエがケーキで表現している。桜のマジパンが乗ったケーキ、クリスマスの粉雪を連想する粉砂糖がふってあるザッハトルテ、思い出の幸福の木というネーミングのケーキ…その時の人の気持ちがケーキを通して形になっている。パティシエの暖かい気持ちである。

    ちょっとした普段の何気ない日常のやりとり、仕草、行為、人との関わり合いで、自分も自分の周りの人も幸せになれるよ!というメッセージのように思えた。
    残念なのは、幸せだと感じるのは、幸せが過ぎた後だということ…かも。

  •  美味しいスイーツ、幸せのレシピ、帯にあったコピーにつられて、これは読んでおかなくては!と手にし、あっという間に、スイートホームの時間が終わってしまいました。

     
     人の気持ちは、時として良くも悪くも伝播する気がします。怒りや悲しみ、ネガティブな気分をまとった人の側で時間を過ごすには辛いものがあるし、楽しさや優しさ、喜びに溢れた人の側にいるとこちらまで明るく心地よい気持ち、さらには希望が湧いてくるような気になってくることさえあるかもしれません。

     この作品は、後者の雰囲気を世界観に、日々を暮らす人々が登場します。大切な人の死が間接的に出てきたり、失恋や怪我、リハビリ、といった人生における苦難なこともビターなスパイスとして起きるけれど、読み終える頃には、タイトル通り、スイートホームへ誘ってくれます。

     大切な人に寄り添える温かさを持ち続けたい。優しく上向きな気分をチャージできるような柔らかな作品でした。
     

  • アンディ・ウォーホールのイラストが表紙。
    原田マハさんの本はいくつか読んでいたので、期待大で読み始めた。

    が、ん?ちょっと…なんていうか内容があまり入ってこない…。
    いつ頃書かれた物なのかなぁと、奥付を見て納得。
    阪急不動産のホームページ用に書いた広告小説だったらしい。
    やたら、宝塚という地名や、梅田からの道のりが出てくるので少々違和感があったのも納得。

    全体的にほんわかとして幸福感満載だが、宝塚を大々的に分譲する広告なのだから、そうでなければならないだろう。
    宝塚市は、就職氷河期世代を正規雇用する取り組みでニュースになったが、なかなか戦略的である。

    最近、社会問題を取り上げた本を読むことが多かったからか、なんだかそれらとこの本が同じ国の話(こちらはフィクションだが)とは思えなかった。2019.12.12

  • あ~面白かった。凄く幸せな気持ちになれるし、こういう平和なお話は安心する。
    ミステリーもいいけど、こういうお話はたまに読んでおきたい。

    「スイート・ホーム」というケーキ屋さんが舞台。
    お父さんのパティシエ、お母さん、娘2人。みんないい人。
    登場するご近所さんや、娘の結婚相手さえも素敵過ぎる。

    正直出来すぎ君的な感じもするけど、そんな事は気にしない。
    久しぶりにケーキが食べたくなったかな~

  • 「 幸せ 」の形って、人によって様々だろうけれど、これは
    まさにドンピシャの幸せの形なんだろう

    紅葉が始まった街路樹の小径を抜けて、いくつかの角を曲がると、どこからともなく甘い香りが漂ってくる
    秋の花、キンモクセイの香り。それから、バニラとバターのいいにおい
    赤い屋根、クリーム色の壁の家、チョコレート色のドア
    一瞬でも早く到着したい 「スィート・ホーム 」

    そこに暮らす穏やかな香田家一家とそこに集まる明るくて楽しい
    地域の人々
    キンモクセイの木の下で撮る家族写真、はじめは4人だったのが5人、6人・・・と次第に増えていくとともに笑顔も増える・・

    心をざわつかせることもなく、スルッーと読めてしまったが、
    私の求めている本とは、違うかな

    関西人として、関西弁での会話は心地よかったけど

  • こんなケーキ屋さん…家のそばに欲しい!!!!
    そして宝塚に住みたいと思った。
    マハさんと言えばアート小説のイメージが凄く強いけど、実はこう言う何気ない日常を書き出す小説もめちゃくちゃいい。
    何があるってわけではないけど、日常の実はこれが幸せなんだよ。こう言うことがあるから人って幸せを感じて生きていけるんだよと言う事をそっと見せてくれる小説。
    そう言う小説って出会いたくても出会えないからとっても貴重だと思う。

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著者プロフィール

原田マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。2019年『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補に。

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