([こ]6-1)おとめの流儀。 (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591156858

感想・レビュー・書評

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  • 0021
    剣道は何となくわかるがなぎなたって全く知らなかったので新鮮。試合の映像とか見たくなりました。
    さとこが自分のことをかわいいって言ってるのがかわいかった。なぎなた部と同時並行でお父さんのことが進んでおり、気になるから一気に読んでしまう。いつのまにか剣道部との試合もすぐに訪れてて、ドキドキしながら読んだ。
    後半に出てくるおじさんの泥団子のくだりで笑ってしまった。

  • ちょっとなぎなたを持ってみたくなった。やる根性はないけど。
    真っ直ぐな聡子は心から応援したくなる。この健気な子の未来が明るいものであることを願って止まない。

  • 廃部寸前のなぎなた部が舞台。
    中学生になった主人公のさと子が入部したのは、部員一名のなぎなた部。あと1週間で3名集まらないと廃部になってしまうが、男子一名を含む4名が入部。目標は打倒剣道部。若干のスポ根要素を入れつつ、謎のホームレスや父親の謎等絡めたスポーツ青春物。
    期待し過ぎたこともあり、星二つ。

  • 自分は、しっかり者とか、なぎなた経験者だとか、聡子の自信がグラグラしたとき、なにげに支える競馬おじさんがいい。ひ弱でわがままそうなゆきちゃんがめげずに向かっていくところもいい。
    なんか色々読み味のよい作品でした

  • 弱小部活の廃部の危機って話はよくあるものですが、よくあるドタバタ劇にはならずに、主人公を含む中学生達の成長の物語になってるところがいいですね。恋愛話に持って行かないのもいい。たまにはこういう清々しい話もいい。

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著者プロフィール

1991年長野県生まれ。信州大学人文学部中退。2014年『気障でけっこうです』で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『今夜、きみは火星にもどる』『おとめの流儀。』『こちら文学少女になります』『ぼくのとなりにきみ』『ぼくらはその日まで』『悲しい話は終わりにしよう』『放課後ひとり同盟』『友情だねって感動してよ』がある。

「2019年 『行きたくない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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