がんになった親が子どもにしてあげられること

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591157985

作品紹介・あらすじ

◆年間5万6143人、子を持つすべてのがん患者と関係者に捧げる希望の書
2015年、日本国内の子どもを持つがん患者の推計が初めて公開された。
国立がん研究センター中央病院のデータだけを見ても、
がん患者の内およそ4人に1人が当てはまる計算だ。
子どもに自分の「がん」のことを伝えるのか、伝えないのか。
伝えるとしたら、どう伝えればいいのか。
親が「がん」になった子どもを、周囲はどのようにサポートしていけばいいのか。
これがいま、大きな課題となっている。
本書では、「がんになった親」が「子ども」にできることは何かという観点から、
専門家がアドバイスする。2人に1人が「がん」に罹患する時代、必携の1冊。

◆本書の目次
Introduction どの選択も、間違いではありません
Chapter1 子どもに伝えたほうがいいの?
 できるだけ早く伝えることのメリット 等
Chapter2 子どもへの伝え方 ――基本編
 はじめに伝えたい3つのポイント 等
Chapter3 子どもへの伝え方 ――発達に応じて
 赤ちゃんから3歳くらいまでのお子さん(0~3歳)/小学校入学前の幼いお子さん(4~5歳)/小学生くらいのお子さん(6~11歳)/思春期のお子さん(12~18歳) 等
Chapter4 周りにサポートを求める
 子どものためになる相談先は? 等
Chapter5に進む前に
Chapter5 あなたが遺してあげられるもの
 レガシーワーク(思い出づくり)等
Conclusion 「がん」になったからこそ
Information 「がん」と向き合うために必要な情報

◆プロフィール
医療ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、社会福祉士。1990年、上智大学卒業。91年、東京共済病院勤務。2007年から院内がん相談支援センター専任ソーシャルワーカー。08年、がんになった親とその子どもをサポートする「Hope Tree」を設立。10年、親ががんになった子どものサポート活動「CLIMB(クライム)」を実施。ホームページ上での情報提供、研修会など、支援活動を続けている。過去に自らも乳がんを患い、最愛の夫を自殺というかたちで亡くしている。その経験が現在の仕事に活きている。http://www.hope-tree.jp

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすい。
    いつ誰がなってもおかしくない病気なので、知っておいた方がいい。

  • まだ幸いにして病気にはなっていないが、いまのうちに読んでおいてよかったと思う。そのときになったら、なかなか冷静には考えられないと思うので。

    周りの人、とくに子供がどんなことを考えるかをしることができ、もしがんになったときにどうするのがよいかを把握できた。

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