迷い家の管理人 (ポプラ文庫ピュアフル あ 12-1)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591158784

作品紹介・あらすじ

時を超えてめぐりあった、あやかしと傷ついた青年の、感動の物語──



震災で身よりを失い、親戚に引き取られて育った縁(ゆかり)は、不動産屋の店主に「マヨイガ」の住み込み管理人にならないかと誘われ、家を出る。しかし、「今は人の住んでいないシェアハウスのようなもの」と説明されたマヨイガは、とんでもない家だった。そこで、付喪神の狸や蛟など、「人」ではない同居人たちに囲まれてすごすうちに、縁は自分の過去に向き合い、ずっと抱えていた心の傷を癒されていく──。

感想・レビュー・書評

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  • 最初のバイトもそれでクビになっているのだし、住んだら一般社会生活は無理だろうというツッコミはしてはいけないのだろうか。メインの筋書きは悪くないと思うけど、もう少し担保がほしかったかも。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 切ない、、

  • マヨイガの管理人見習いに行きがかりでなってしまい、そこで出会った物の怪たちと過ごしながら、生きていていいのか模索していく話。
    蛟のツンデレぶりをいつまでも読んでいたい、福のもふもふをさわりたくなります。

    主人公の過去や蛟の過去はなかなか重たいですが、全体的にさらっと読めます。

  • 面白くない訳では無いのだけど、要素詰め込み過ぎ。
    あれこれ入れ過ぎてごちゃごちゃしてる印象。

  •  ジャケットのイラストレーター・蒼川わかさんが好きで買った一冊。
     この後の展開次第かなと思う。伝統工芸と関わる入り口として読んでもいいのかもしれない。ぶんぶくは可愛いな。

  • 居場所のなかった縁がシェアハウスの管理人をすることに。住人はあやかしのうえ、家はマヨイガで勝手に移動する始末。それだけなら楽しめるが、震災の話となるとどう受けとめていいか複雑。

  • たいへん申し訳ないが、みーちゃんの脳内再生画像が兼さんになってしまって、なんでだろう……????

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著者プロフィール

藍沢羽衣
宮城県に生まれる。会社員をしながら創作活動に励む。第12回ジュニア冒険小説大賞で佳作、第12回北日本児童文学賞の最優秀賞を受賞、第4回集英社みらい文庫大賞の優秀賞を受賞。デビュー作は「銀色☆フェアリーテイル」シリーズ(小学館ジュニア文庫)。おもな作品に、『ホーンテッドクラブ』(ポプラキミノベル)、「怪奇警察メイ☆カイ」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、「恐怖チャンネル」シリーズ(集英社みらい文庫)などがある。

「2023年 『昆虫レストランななほしへようこそ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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