女の子だって、野球はできる!: 「好き」を続ける女性たち (ポプラ社ノンフィクション 31)

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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591158883

作品紹介・あらすじ

日本の女子野球のレベルは、世界一!
でも、日本で女の子が野球を続けるには、乗りこえなければいけない、大きなかべがあります。ワールドカップ2大会連続MVPを獲得した、世界一の女子投手・里綾実投手は、試合後のインタビューで、「野球は男のものでも女のものでもなく、みんなのスポーツです」と宣言し、大歓声がわきおこりました。「野球が好き」という気持ちを胸に、かべに立ちむかい、道を切りひらいてきた人たちが支える、“世界一の女子野球チーム”のこれまでとこれからを描いた一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 女子野球部のある学校ってまだまだ少ないんだなぁ。
    上甲子園中学校で男子野球部に女子ながら入部した前中さんが、頑張って周囲に認められてキャプテンになった話がよかったな。

  • 2018年の本。
    ここからコロナ禍を越えて、状況はどう変わったんだろう。
    「危険だから」女子には試合出させないって当時も聞いたけどほんと意味不明だよなあ…。
    今でも危険度は変わってない気がしますけどね、暑さとか暑さとか暑さとか…。
    それにしても監督の責任の重さよ。
    中学、高校と部活に打ち込んでいたにも関わらず、自身問題を解決できなかったものが、その後の監督の一言で嘘のように改善する。
    じゃあ中高の監督は何を見てたんだってなるよね。
    その時間は無駄だったとは言わないし、その経験があったからこそ改善できたのかもしれないけど、でもやっぱりもっと早く言ってあげてよ、見てあげてよって思っちゃう。

  • 美しすぎる野球選手、加藤優選手の葛藤や、ヤクルトスワローズの川端慎吾選手の妹、川端友紀選手(打撃フォームがお兄さんとそっくり!)が挫折を繰り返しながら、女子プロ野球選手として成功するまで。など。

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著者プロフィール

1970年5月13日東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクションライターに。05年より中野ブロードウェイに在住。『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』(白夜書房)、『私がアイドルだった頃』(草思社)、『ギャルと僕らの20年史 女子高生雑誌「Cawaii!」の誕生と終焉』(亜紀書房)、『いつも気づけば神宮に 東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」』(集英社)、『詰むや、詰まざるや 森・西武VS野村・ヤクルトの2年間』(インプレス)、『生と性が交錯する街 新宿二丁目』(角川新書)他、著書多数。

「2022年 『中野ブロードウェイ物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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