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- Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591159743
作品紹介・あらすじ
ゆうなの家は牛を飼っている農家です。ある冬の日生まれた子牛は目が見えません。スティービーと名付けられたその子牛はゆうなが世話をすることになりました。
ゆうなが名前を呼ぶと耳を傾け話を聞いてくれるスティービー。ゆうなはスティービーと共に成長していきます。やがて、2年半の歳月がたち、スティービーもりっぱな和牛に育ちました。「明日スティービーを出荷するよ」とお父さんがいいます。そのことばにゆうなは…。
──大切に育てられる牛たち、それはおいしく食べてもらうため。お父さん、お母さんの「たくさんの人たちの<食>を支えている誇り」を感じながら、主人公は成長していきます。
実際に農業に従事している堀米薫先生でなくては書けない、力強くやさしい物語です。
感想・レビュー・書評
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目が見えない子牛だから名前をつけて育てられたスティービー。酪農家さんの描いた本だから現実味がある。解説まで大事に読んでほしいな。
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作者の実体験をもとに書かれた1冊。牛飼いの牛の宿命と、主人公の心情が切ない話。
(一般担当/1号と2号) -
目の見えない子牛スティービー。成長したスティービーは食用として出荷されることになる。命をいただいて、生きているということをこどもたちが感じることができる良書。食育にも。
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