ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!! (ノベルズ・エクスプレス 43)

  • ポプラ社
3.60
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本棚登録 : 39
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591159910

作品紹介・あらすじ

「今日から、この小学校へ通うのか」。転校してきたばかりの学校。桜の花びらの舞う校庭で見たのは、ロケット花火! そう。すらりと背が高く手足の長い女の子のジャンプシュート。それはまさにロケット花火のよう。その姿にあこがれて、あすかはミニバスのクラブに入ったけれど…。
ジャンプシュートの高崎さんはクラブの中では孤立。「仲間って?」「友だちって?」持ち前の前向き精神がさわやかな読後感をもたらす物語です。

感想・レビュー・書評

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  • 手に取る機会があって読んだ。

    6年生の始業式の日。
    校庭で転校生のあすかが目にしたのは、ロケット花火のようなジャンプシュートだった。
    ミニバスと友達の物語。

    サクサク読めるライトなおはなし。
    4年生から6年生の女子向け。
    キャラクターがいろいろ突然でした。
    転校生ですぐに友達ができて、すぐにミニバスに入って、でも「すごくすなお」という評だけで解決のよう。
    いいことを言う大阪弁のお父さんと、影の薄い妹とお母さん。
    あらすじを楽しむような雰囲気で、読み慣れない子にはいいのかなぁ……、という感じでした。

  • 転校初日に見た、ロケット花火のようなジャンプシュートに憧れミニバスを始めたあすか。
    クラブの友だちとはすぐに仲良くなれたが、ジャンプシュートをうっていた高崎さんは、まわりに馴染まずひとりごとで練習をしていた。

    めげずに距離を詰めてくあすかちゃんにハラハラしながら、良かったなと思いました。

  • あすかは転校先で校庭でジャンプシュートを見事にこなす高崎さんの姿にひかれバスケを始める。実はチームメイトと高崎さんの関係にはかなり問題があった。 高崎さんの心を開くことをあきらめなかったあすか。予測どおりの結末だけど、うーん あきらめないだけでそうなる?と腑に落ちないかった。

  • 6年生になって新しい学校に転校した笹川あすか

    校庭で見かけた軽やかでしなやかなジャンプシュートに魅せられ、ミニバスのチームに入部する

    同級生のチームメイト里中マコ、白松カオルとはすぐにうちとけて仲良くなるが、ジャンプシュートの高崎レイはなかなか心を開いてくれない

    大会にむけた練習をはじめる4人だったが……

    「どうしていっしょの練習はやらないの? わたしたち、チームメイトでしょ!」
    マコがキッと高崎さんをにらむ。
    高崎さんはマコと視線をあわせると、
    「そんなふうに思ってないし」
    と、無表情な顔でいった。

    チームの不協和音をなんとかしようとするあすか
    かたくなにこばむレイ
    レイの態度にキレるマコ

    『男子☆弁当部』(全5巻)が人気のイノウエミホコが贈るさわやかミニバス友情物語

    《この物語、わたしが児童文学を書き始めて一番最初に書いた長編物語です……でも、この物語はすぐに本になることはありませんでした……確実に百回以上は修正したと思います。》──「あとがき」より

  • 一人でバスケの練習をしている高崎さんに引きつけられる主人公。なにを言われてもめげないポジティブさに元気が出ました。

  • ミニバスを通じて子供たちの成長と友情の物語。元は作者の最初の長編らしい。

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著者プロフィール

イノウエ ミホコ
愛知県に生まれる。『学習塾グリーンドア 生徒が生徒を募集中⁉』(ポプラ社)でデビュー。主な作品に、「男子☆弁当部」シリーズ、『ジャンプ! ジャンプ! ジャンプ!!』(ともにポプラ社)、『アイドルが好き!』(くもん出版)、「ブルーなあたしと、ピンクなぼく」シリーズ(KADOKAWA)、『てっぺんの上』(文研出版)などがある。「季節風」同人。

「2023年 『すき、好き、スキ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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