ライオンのおやつ

著者 :
  • ポプラ社
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  • / ISBN・EAN: 9784591160022

感想・レビュー・書評

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  • ちゃんと生きてるかな。

    今を蔑ろにしてない?

    そんなふうに問いかけ
    られてる気がしました。

    後悔のない人生なんて
    おとぎ話だけど、

    なんだかんだよかった
    よね、

    ご馳走さまでしたって
    最期に言える人生は、

    ちゃんと生きた実感の
    ある人生なんだろうな。

    それは今を蔑ろにして
    いては得られない感覚。

    今を大事にできない人
    は未来の時間もきっと
    大事にできない。

    「いつの日か」は絶対
    やってこない。

    人生から返ってくるの
    はいつか私が投げた球。

    嗚呼今をちゃんと生き
    よう。

    直球勝負で見事に泣か
    されました。

    だれにでも書けるもの
    じゃない。

    僭越ながら著者の剛腕
    に星五つです。

    • かなさん
      コルベットさん、こんばんは!
      この作品、泣けました(¯―¯٥)
      そしてちゃんと生きなきゃって思える作品で
      しかも、描かれてる情景がとっ...
      コルベットさん、こんばんは!
      この作品、泣けました(¯―¯٥)
      そしてちゃんと生きなきゃって思える作品で
      しかも、描かれてる情景がとってもキレイなのが
      とっても印象的でした。
      2024/04/11
    • コルベットさん
      かなさん、こんばんは!同感です。私も幾度となく涙が溢れました。本当に素敵な作品ですよね。そして、かなさんの本棚も相変わらず素敵です。最近あら...
      かなさん、こんばんは!同感です。私も幾度となく涙が溢れました。本当に素敵な作品ですよね。そして、かなさんの本棚も相変わらず素敵です。最近あらためて思います、人生の限られた時間の中で読める本の数ってとても限られているなと。かなさんをはじめ皆さんのレビューを参考に、素敵な作品にできるだけ多く触れたいな、たった一度の人生だものと
      2024/04/11
  • 小川糸さんの初読み。
    前から読みたく文庫化されて即購入。


    家で読んで良かった。
    私が今まで読んできた本の中で1番泣きました。
    あらすじ読んでいたものの、こんなに涙出てくるなんて想像してなく。。

    人の人生はロウソクと同じ。
    生かされてる期間を精一杯生きる。
    毎日の日常が当たり前ではない、幸せを感じながら日々を大切に生きようと思わされた。

    そして、自分も大切にしようと思えた。
    読んで本当に良かったし、想定以上の読後感でした。小川糸さんって凄い。

    マドンナさんも素敵だったー
    再読ランキング1位となりました★

    • なんなんさん
      傍らに珈琲を。さん
      おはようございます!

      そですねー、かなり深かったです、、心の浄化されます。
      小川さんの自然の描写も素敵でした!!
      傍らに珈琲を。さん
      おはようございます!

      そですねー、かなり深かったです、、心の浄化されます。
      小川さんの自然の描写も素敵でした!!
      2022/11/03
    • マメムさん
      なんなんさん、お返事ありがとうございます。嬉しいです。

      ここで紹介するのはルール違反か分かりませんが、良かったら重松清さんの「きみの友だち...
      なんなんさん、お返事ありがとうございます。嬉しいです。

      ここで紹介するのはルール違反か分かりませんが、良かったら重松清さんの「きみの友だち」もオススメします!
      2022/11/03
    • なんなんさん
      マメムさん 今度本屋さんで探索してみますっ!ありがとうございます(^^)
      積読本が山積みで、本棚買わないと笑
      マメムさん 今度本屋さんで探索してみますっ!ありがとうございます(^^)
      積読本が山積みで、本棚買わないと笑
      2022/11/03
  • 2020年本屋大賞ノミネート作は、これでようやく全ての本を読み終えた。
    この本はもっと早くに読みたかったけど、図書館の予約がなかなか回って来なかった。

    読み終わって、こんなに待たずに買っちゃえばよかったな、と思った。
    手元に置いておいて何度も読み返したくなるような小説だ。

    がんで余命少ない雫のホスピスでの日々を描いた小説。

    百獣の王であるライオンは、敵に襲われる心配がない。ゲストには、そんなライオンのように安心して食べたり寝たりする生活を送ってほしい。ホスピスはそんな思いから「ライオンの家」と名付けられている。

    ライオンの家は、瀬戸内の島の穏やかな気候の中、美味しいものを食べて、しっかり生きて旅立つ、そんなコンセプトのホスピスだ。

    そして、ゲストは自分がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる。抽選されれば毎週日曜日の「おやつの時間」に振舞われる。

    僕だったら、何をリクエストするだろう?
    最後に食べたいおやつ…
    考えてみて、真っ先に思い浮かんだのが「湖池屋ののり塩ポテトチップス」だったことには、我ながら苦笑い。

    人生なるようにしかならない。
    だからこそ、一日一日を大切に生きたい。
    そして、生きることは、誰かの光になること。

    生きていれば誰にでも訪れることだが、なかなか向き合うことのできない「自分の死」について、今までとは違うアプローチから考えさせられた。

    この小説でQOD(クオリティ・オブ・デス=終末期のケアの質)なる言葉を初めて知ったけど、どう旅立ちたいか、は真剣に考えたいな、と思った。


    それにしても、施設の代表マドンナの「死って、最大級のオーガズムみたいなもの」じゃないかという仮説、いいですね。

  • 真正面から「死」に向き合った物語

    瀬戸内海に浮かぶレモン島。
    そこには“ライオンの家”という名のホスピスがある。
    33歳で余命を告げられ、ホスピスでその時を向かえる決心をするまでには、どんな葛藤があったのだろう。

    このホスピスのゲスト(ライオンの家の入居者はゲストと呼ばれる)も何人か登場するのだが、小学生の女の子“ももちゃん”の場面はやはり辛かった。

    「なるようにしか、ならない。百ちゃんの人生も、私の人生も」

    後半からはずっと涙が止まらない。
    レモン島の風景の素晴らしさ、人の温かさ、六花(ホスピスで出会った犬)の存在、どこを読んでいても涙がこぼれる。
    でもね、悲しい涙じゃないと思う。
    人の心の強さと弱さ、そして温かさが胸いっぱいに広がって、なぜか泣けるの。


    「生まれることと亡くなることは、ある意味で背中合わせですからね」

    そうか、そうだよね。
    今を生きる勇気が湧いてくる。


    **もう一度食べたい思い出のおやつ**
    私は何だろな?
    子供の頃、母と妹とよく飲んだ紅茶かな?
    お気に入りのティーカップに少しのお砂糖と、薄いレモンスライスを浮かべて……
    紅茶はお安いティーバッグだけど(笑)

    • aoi-soraさん
      いるかさん、こんばんは^⁠_⁠^
      私も大好きな作品になりました
      色々考えちゃいますよね~
      自分だけでなく、大切な家族に゙その時がきたらどうす...
      いるかさん、こんばんは^⁠_⁠^
      私も大好きな作品になりました
      色々考えちゃいますよね~
      自分だけでなく、大切な家族に゙その時がきたらどうするのが良いのか、とか…
      でも温かなラストで良かったです
      悲しいラストは辛いからね

      今気付いたけど、たまたま小川洋子→小川糸と、小川つづきの読書になった(笑)
      2023/09/23
    • かなさん
      aoi-soraさん、こんにちは!
      私もこの作品読んですごくよかったと思ってます。

      人生最期のおやつ…おいしいお酒がいいかなぁ…
      ...
      aoi-soraさん、こんにちは!
      私もこの作品読んですごくよかったと思ってます。

      人生最期のおやつ…おいしいお酒がいいかなぁ…
      普段飲まない、いや高くて飲めないお酒とかぁ~とか
      考えちゃうけど、aoi-soraさんは紅茶なんですね(*'▽')
      2023/09/24
    • aoi-soraさん
      かなさん、こんにちは^⁠_⁠^
      私も読んで良かったと思ってます。
      今、この瞬間も、かけがえのないものって分かってるのに、何となく毎日が過ぎて...
      かなさん、こんにちは^⁠_⁠^
      私も読んで良かったと思ってます。
      今、この瞬間も、かけがえのないものって分かってるのに、何となく毎日が過ぎてゆくのです(⁠-⁠_⁠-⁠メ⁠)
      ダメですね…
      とりあえず、今日も楽しかったと思えるように過ごしていきたい…

      お酒、いいですね♪
      あまり量は飲めませんが、私も好きです。
      これからの季節、焼酎のお湯割りなんかはどうでしょう?
      まだ暑いかな?(笑)
      2023/09/24
  •  いつか読もうと思っていたこの作品…人生の最期に食べたいおやつは??私にとってなんだろう…。

     主人公の海野雫は33歳にして、余命宣告をされた…。百獣の王であるライオンのように、安心して食べたり寝たりできる最期の生活を送ってほしいというコンセプトから「ライオンの家」と名づけられたホスピス…雫は最期をそこで過ごすことに決める…。「ライオンの家」では、雫と同じように最期の生活をより豊かに過ごすための様々な取り組みがされている。毎週日曜日の「おやつの時間」もそのひとつ…ゲストが食べたいおやつをリクエストし、そのエピソードがマドンナから語られる…。ゲスト同士、マドンナやボランティア、そして六花とタヒチ…様々な出会いがありそして別れがあり、そして家族とのつながりや思いあう気持ちを感じることのできるストーリーです。

     この作品には、それぞれが今を一生懸命生きている姿が描かれていて、私このままのほほんと生活していてはダメなんじゃないかと…そんな風に思わせてくれました。瀬戸内のレモン島、穏やかな海と豊かな自然、葡萄畑…何だかその場にいるだけで心がキレイになるような情景も思い描けます。そんな中で、私は主人公の雫の最期よりは、百ちゃんの最期に感情移入して泣きそうになりました…。今を大切に生きていきたいと思える作品でした。

    • かなさん
      Manideさん、こんにちは!
      本当に悲しいお話でしたが、
      でも悲しいだけではなく
      あたたかいやさしさを感じることができたので、
      高...
      Manideさん、こんにちは!
      本当に悲しいお話でしたが、
      でも悲しいだけではなく
      あたたかいやさしさを感じることができたので、
      高評価としました。

      私が人生の最後に食べたいのは…
      う…ん、食べたいよりおいしいお酒飲みたいかな!
      いつもは高くて手も出せないようなお酒がいいかも…
      とか、ちょっとだけ思ってみました(^-^)

      だけど、何気なく過ごしている今の時間、
      かけがえのない時間、大事に過ごしたいですね…。
      2023/08/18
    • つくねさん
      かなさん、こんにちわww

      おやつの話ほんとジーんっときますね。百ちゃんまだ小学生だもんね。
      もう悲しくって、暫くの間、ミルクレープと...
      かなさん、こんにちわww

      おやつの話ほんとジーんっときますね。百ちゃんまだ小学生だもんね。
      もう悲しくって、暫くの間、ミルクレープとかアップルパイ、
      カヌレを見るたび買って食べてましたw
      豆花がどんな味なんかわからず杏仁豆腐で代用しましたww

      2023/08/18
    • かなさん
      しじみさん、こんにちは!

      ほんとにねぇ…心に沁みます…。
      百ちゃん…健気に一生懸命生きようとしている…
      それがねぇ…涙を誘います…...
      しじみさん、こんにちは!

      ほんとにねぇ…心に沁みます…。
      百ちゃん…健気に一生懸命生きようとしている…
      それがねぇ…涙を誘います…。

      ゲストのおやつとおやつにまつわるエピソードからも
      単に悲しいだけでなく
      あったかい気持ちも感じましたね!
      私も豆花がどんなものか、よくわからないです(^-^;
      2023/08/18
  • 自分の最期の迎え方について思いを巡らさずにはいられない。
    人生100年時代と言われる昨今、だからと言って皆がそうなるとは限らない。
    突然医師から余命宣告をされ、慌てて自分に残された僅かな時間の過ごし方について決断しなくてはならないこともあり得るのだから。

    余命宣告をされた33歳の雫は最期の時を過ごすため、瀬戸内の島のホスピス「ライオンの家」を訪れる。
    糸さん、ずるいなー。
    これ読んだら泣くに決まっているじゃないか。
    雫の最期の迎え方が羨ましいに決まっているじゃないか。
    嫌な人が一人も出て来ないし、全員が見事な位に優しい。
    温かく心地好いエピソードのオンパレード。
    糸さんの"罠"にまんまと嵌められた私は、予想通り何度も泣いた。
    けれどそれは辛く悲しい涙ではない。
    喜びいっぱいの、清々しい涙だ。

    「ライオンの家」で毎週日曜日に開かれるお茶会では、ゲストの思い出のおやつを再現してもらい皆で食べる。
    人生最後に食べたいおやつ。
    それは美味しいお菓子を食べるだけでなく、ゲスト一人一人の思い出を皆で共有する楽しさ・切なさも含まれる。

    「思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう」
    「私の目標は、じゃあね、と手を振りながら明るく死ぬことだ。朗らかに元気よく、笑顔でこの世界から旅立つことだ。そのための準備を、今、ライオンの家でしている」

    私も雫のように、笑顔で最期を迎えたい。
    どこかに「ライオンの家」みたいなホスピスないかな。

  • 土瓶さんと時期が重なったのはたまたまです(何でそんな頑なか)

    ズルい設定だなー
    とか言ったら怒られるんかなw
    でも★5付けてるんだからええやん
    しっかり感動してるんだからええやん

    そしてもちろん生きることと死ぬことについて考えさせられたわけだが
    自分としてはライオンの家の主であるマドンナさんの生き方に強く惹かれました
    彼女のように強くそして優しく自分を全うしたいけどなかなか難しいよな〜
    どうしても他人の目が気になっちゃうもん

    やっぱ自分にはメイド服は無理だわ(そういうことじゃない)

    • ひまわりめろんさん
      まっつん

      ぜんぜん違うよん
      茨城だよん
      そして7月10日は納豆の日!
      まっつん

      ぜんぜん違うよん
      茨城だよん
      そして7月10日は納豆の日!
      2022/07/07
    • 松子さん
      ひまさん…、全然ちがったぁ!

      『じゃ』って言ってたから、広島だと思った
      名探偵には程遠いっす(T-T)

      7月10日は納豆の日!おぉ!
      よ...
      ひまさん…、全然ちがったぁ!

      『じゃ』って言ってたから、広島だと思った
      名探偵には程遠いっす(T-T)

      7月10日は納豆の日!おぉ!
      よく納豆たべるけど、その日はスペシャル納豆食べよっ♪

      今日は七夕〜☆☆☆
      ひまさんとどんちゃんとブク友さんとの
      楽しい時間が続きますように(^人^)
      素敵な本との出会いがもっともっとありますように♪
      2022/07/07
    • ひまわりめろんさん
      結果今日一番気になるのはスペシャル納豆って何よ!ってことだわ!
      結果今日一番気になるのはスペシャル納豆って何よ!ってことだわ!
      2022/07/07
  • 2020年本屋大賞ノミネート作品。
    発売当初から気になってはいたけど、タイトルと内容が上手くイメージ出来ずに、後回しにしていた作品。
    ブックオフで目に留まったので、衝動買いしてしまった…
    33歳にして、末期の癌に侵され、瀬戸内のレモン島にあるホスピス「ライオンの家」に入居することになった雫。
    「ライオンの家」には、毎週日曜日、人生で一番食べたいおやつのリクエストを再現してくれるというルールがあった。
    ホスピスの話なので、決して明るい内容ではない。
    苦しい治療よりも、自分の人間としての矜持を人生の最期に選択した人たちの物語はほっこりしつつも、儚い。
    瀬戸内の海やレモン畑など、とても美しい風景は手に取るように描かれるが、この本に描かれる雫の人生はたったの4週間。
    あからさまな表現は決してないのに、雫の命の時間が終わりに近づいていく様子を絶妙に描いている。
    それでも悲観的ではなくて、誰も頼れる人がいないと思ったからこそ、人生の最期に「ライオンの家」を選んだ雫だったけれど、命の灯が消えても、いろんな人たちの中に雫の記憶が刻まれている様子をきちんと描いているのも、とても希望のある物語だと思った。
    残された自分の命ときちんと向き合う雫に勇気ももらった。
    作者の作品を全て読んでいる訳ではないけど、この作品は一生忘れられない一冊になると思う。

  • すっぽり包まれた。

    決して明るい物語ではない。決して明るい展開にならない。現実は甘くない、それをわかりながらも小川さんが紡ぎ出す物語に心がすっぽり包まれた。

    ライオンの家、おやつの時間、葡萄畑の時間、そして誰もの言葉が含む温もりに何度も包まれ涙のしずくがこぼれ落ちた。

    こういう最期、身も心もすっぽり包まれる場所、甘えられる時間、いいな。

    身体と心の悲しみや苦しみはもちろん周りにいてくれた人の心もすっぽり最期に包み返す幸せ、いいな。

    この作品が多くの人の心を包みこんで欲しい、光へと繋がって欲しい、そう思い願いながら読了。

    • くるたんさん
      けいたん♪こんにちは♪

      そうそう、私もそれで読まずにいたんだ。
      たしかにつらいよね。

      涙いっぱい、家でしか読めない作品だった。
      でも読後...
      けいたん♪こんにちは♪

      そうそう、私もそれで読まずにいたんだ。
      たしかにつらいよね。

      涙いっぱい、家でしか読めない作品だった。
      でも読後感はとても良かったよ♪
      2020/02/04
    • やまさん
      各位

      昨年ブクロクに登録した本の中からベスト7を選びました。
      なお、平成31(2019)年3月27日に読み終わった本からブクロクで管...
      各位

      昨年ブクロクに登録した本の中からベスト7を選びました。
      なお、平成31(2019)年3月27日に読み終わった本からブクロクで管理するようにしています。
      ① なんとなく・青空 / 工藤直子 / 詩 / 本 /読了日: 2019-12-11
      ② 螢草 / 葉室麟 / 本 / 読了日: 2019-12-16
      ③ あなたのためなら 藍千堂菓子噺 / 田牧大和 / 本 /読了日: 2019-04-10
      ④ 甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺 / 田牧大和 / 本 / 読了日: 2019-05-04
      ⑤ あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 / 田郁 / 本 /読了日: 2019-09-14
      ⑥ てらこや青義堂 師匠、走る / 今村翔吾 / 本 / 読了日: 2019-08-27
      ⑦ ひかる風: 日本橋牡丹堂 菓子ばなし(四)  / 中島久枝 / 本 / 読了日: 2019-07-23
      ※もしよろしければ、皆様の昨年感想を書かれたものの中からベストの順位を教えて頂けたら嬉しいです。

      やま
      2020/02/07
    • くるたんさん
      やまさん♪こんにちは♪

      「化物蝋燭 」木内昇
      「日南X 」松本薫
      「いつかの岸辺に跳ねていく」加納朋子
      あたりをあげたいと思います。
      やまさん♪こんにちは♪

      「化物蝋燭 」木内昇
      「日南X 」松本薫
      「いつかの岸辺に跳ねていく」加納朋子
      あたりをあげたいと思います。
      2020/02/08
  • すごく良かった。
    死に向かうときの気持ちを、あんな風に表現できるのが、とっても巧み。
    特に、動けなくなってからの、内面描写もすごい。
    本当にこんな風なのか分からないけど、きっとこうなんだろうなぁ、って思える。

    私は今までに何度も死にたいって思ってきたけど、今は大事な子どもがいるから死ねないけど、子どもが十分育ったら、迷惑かけないうちに死にたいと思ってるんだけど、その時になったら、死にたくないと思うのかなぁ。

    性的描写が、ちょっと気になるので、子どもにはあまり薦めたくない。

著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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