くるみわり人形 (ポプラ世界名作童話 27)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591160404

作品紹介・あらすじ

クリスマスの日、マリーは、おくりものの中に、
りっぱな服に身をつつんだ、くるみわり人形を見つけます。
すっかり、このお人形が気に入ってしまうマリー。
しかし、真夜中になると、家の中で音がきこえ、
おどろきの光景を目にすることになります……!

世界中で愛され読みつがれてきた名作に、
現代の児童文学作家たちが新しい命をふきこんだ、
ポプラ世界名作童話シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 村山早紀さんの、隠れた?名作(翻案)なのです。ぜひクリスマスに読んでください。信じるこころ、夢見る想いの大切さを教えてくれます。

  • 【あらすじ】
    クリスマスの日、マリーは、おくりものの中に、
    りっぱな服に身をつつんだ、くるみわり人形を見つけます。
    すっかり、このお人形が気に入ってしまうマリー。
    しかし、真夜中になると、家の中で音がきこえ、
    おどろきの光景を目にすることになります……!

    世界中で愛され読みつがれてきた名作に、
    現代の児童文学作家たちが新しい命をふきこんだ、
    ポプラ世界名作童話シリーズ。

  • 小学2年図書の時間に借りました。
    クルミ割り人形が動き出すところが面白かった。

  • マリーが、人形を助けるところが面白かった!!!

  • バレエの音楽では知っていたけど、あの音楽のイメージから、明るくて陽気なお話を想像していた。
    実際、装丁はそんな感じだし。
    それにしても、マリーちゃんが可愛い。
    優しくて、勇気がある。人形も、お友達だから大事にする。
    怪我をすれば看病するのも可愛い。
    こういう子、大好き。
    最初の、人形たちと化け物ネズミとの戦いはどきどき。
    ドロッセルマイヤーおじさんもユニークで好き。
    彼が語る「魔法のくるみの物語」も面白い。
    そうやって、楽しんで読んでいただけに、最後に呆然。
    くるみわり人形だった王子様と暮らす方が幸せなのかもしれないけど、家族を置き去りにすることに欠片の迷いもないの?
    残された家族のことを思いやる気持ちは?
    そして、思ってしまった。
    もしかしてマリーって、最初のねずみとの戦いで気を失ったまま、昏睡状態で、すべてはマリーの夢で、あのラストはマリーの体もあの世、天国に行ってしまったのではないかと。
    ま、妄想炸裂の空想だけど。
    これは、だんぜん、リライトでないお話も読んでみなくては。

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著者プロフィール

E. T. A. ホフマン
1776~1822年。東プロイセン、ケーニヒスベルクに生まれる。裁判官となるが、失職後は劇場監督に就任し小説や音楽評論を書き始める。のち裁判官復職後も創作を続け、幻想的で特異な独自の世界を構築した。

「2022年 『ホフマン小説集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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