くるみわり人形 (ポプラ世界名作童話)

制作 : 北見 葉胡 
  • ポプラ社
3.29
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本棚登録 : 21
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591160404

作品紹介・あらすじ

クリスマスの日、マリーは、おくりものの中に、
りっぱな服に身をつつんだ、くるみわり人形を見つけます。
すっかり、このお人形が気に入ってしまうマリー。
しかし、真夜中になると、家の中で音がきこえ、
おどろきの光景を目にすることになります……!

世界中で愛され読みつがれてきた名作に、
現代の児童文学作家たちが新しい命をふきこんだ、
ポプラ世界名作童話シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • バレエの音楽では知っていたけど、あの音楽のイメージから、明るくて陽気なお話を想像していた。
    実際、装丁はそんな感じだし。
    それにしても、マリーちゃんが可愛い。
    優しくて、勇気がある。人形も、お友達だから大事にする。
    怪我をすれば看病するのも可愛い。
    こういう子、大好き。
    最初の、人形たちと化け物ネズミとの戦いはどきどき。
    ドロッセルマイヤーおじさんもユニークで好き。
    彼が語る「魔法のくるみの物語」も面白い。
    そうやって、楽しんで読んでいただけに、最後に呆然。
    くるみわり人形だった王子様と暮らす方が幸せなのかもしれないけど、家族を置き去りにすることに欠片の迷いもないの?
    残された家族のことを思いやる気持ちは?
    そして、思ってしまった。
    もしかしてマリーって、最初のねずみとの戦いで気を失ったまま、昏睡状態で、すべてはマリーの夢で、あのラストはマリーの体もあの世、天国に行ってしまったのではないかと。
    ま、妄想炸裂の空想だけど。
    これは、だんぜん、リライトでないお話も読んでみなくては。

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