ことばハンター (ポプラ社ノンフィクション)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 99
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591160725

作品紹介・あらすじ

国語辞典編纂者である飯間浩明先生は、人呼んで「ことばハンター」。国語辞典に載せるべき新しい日本語を求めて毎日街に繰り出しています。「やばい」も「ガチ」も「ハンパない」も実は全部、国語辞典に載っているんです。こうしたことばはどのように辞書に掲載されるのでしょうか?現代日本語を追いかけて奮闘する国語辞典編纂者のちょっと変わった日常を描いた“お仕事ノンフィクション”です。

<著者情報>
飯間 浩明(いいま・ひろあき)
1967年香川県高松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院博士課程単位取得。『三省堂国語辞典』編集委員をつとめる。
国語辞典編纂者として、ことばの説明を書くため、活字や放送、インターネット、さらには街の中から“生きたことば”を採集する毎日。人呼んで「ことばハンター」。
著書に『辞書を編む』『小説の言葉尻をとらえてみた』(以上光文社刊)などがある。アニメ版『舟を編む』の監修を担当。現在、『毎日小学生新聞』にて「日本語どんぶらこ」を連載中。

<目次>
プロローグ ことばが好きで、しかたがない!
第1章 ワードハンティングに出かけよう
第2章 国語辞典を作る人になりたい
第3章 ことばの説明ってどう書くの?
第4章 みんなに信頼される相談相手

感想・レビュー・書評

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  • 『三省堂国語辞典』編集委員の筆者が、辞書を作る仕事について書いた本。

    子ども向けなので、わかりやすく、興味を引くエピソードばかり。
    大人が読んでいても、おもしろかった。

    実際の文章を見ながら、ワードハンティングの疑似体験も。
    自然に使っていて、気に留めることもなかった文章にも反応する。
    アンテナのすごさを実感。

    安易に「まちがい」と決めつけないスタンスもいい。

    監修をしたアニメ「舟を編む」の裏話も興味深かった。

  • 「ことばハンター」良いですねぇ~

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    国語辞典編纂者である飯間浩明先生は、人呼んで「ことばハンター」。国語辞典に載せるべき新しい日本語を求めて毎日街に繰り出しています。「やばい」も「ガチ」も「ハンパない」も実は全部、国語辞典に載っているんです。こうしたことばはどのように辞書に掲載されるのでしょうか?現代日本語を追いかけて奮闘する国語辞典編纂者のちょっと変わった日常を描いた“お仕事ノンフィクション”です。
    https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4047033.html

  • 図書室

  • 図書館で子供用に借りたけど、
    自分が読みたかったから。
    児童書だからサッと読めたけど
    内容はすごくよかった。
    大人になるまでこんな職業があるって
    知らなかった。
    素敵なお仕事ですね。なりたかった職業に
    ついた大人。尊敬できる。

  • 「三国(サンコク)」で知られる『三省堂国語辞典』編纂者による子ども版“舟を編む”

    ことばを集め、説明を書く……に隠れた国語辞典づくりの苦労と工夫の数々

    説明は簡潔にと示された例が〈牛タン 牛の舌肉〉だっこと
    〈ライター タバコの火をつける器具〉という説明を書くのに徹夜したこと
    「アイドル」「声優」の説明を現代にあうように書き直したこと

    紹介されるエピソードに驚いたりにやっとしたり

    「ことばについての信頼できる相談相手」である国語辞典がぐんと身近になる本

    「なんだ、子どもの本か」とあなどるなかれ

    「ことばハンター」を自認する著者のツイッターはフォロワー75000人以上

  • 子ども向けという事でわかりやすく書かれてある。

    「言葉はとても不安定な通信手段」
    「言葉は理由があって生まれる」
    「ふつうにかわいい ふつうにおいしい(無条件においしいという事)」2019/08/20

  • 辞書に興味を持つ小学生がたくさんいるといいね。

  • 国語の辞書を作る仕事、世の中に出回る言葉を集め、皆がわかる、伝わる言葉でそれを説明する。略語や同じ言葉でも意味が変わって使われるようになったものを説明したり、それはそれは大変なお仕事。児童書だけあって、とにかくよみやすい。

  • 新聞にこの本の紹介記事があり、親が購入したので借りました。編纂者さんが小学生向けに書いた本。私は大人ですが読みやすくて面白かったです。「アイドル」の説明で容姿の良い若い芸能人ってなってたけど、今は30・40代のアイドルもいるよね…と思ってしまったし、声優は今は声だけの出演だけでなく歌ったり踊ったりするなとオタクの私は微妙に気になった(笑)普通に○○は私も普通に使います!最近は何でもネットで調べてしまうけど、たまには辞書を開いて見ようかな。

  • 飯間さんの辞書に関する本はどれも面白いけど、これは小学生向きに易しいことばで書かれた本。
    内容は大人向けのものと基本的には変わらないものの、わかりやすいので、読むのが苦手な子どもでも大丈夫かな、とも思うが、そもそも辞書ってどんな風に作るのかと疑問や好奇心を持ってる時点で、子どもとして知的レベルは高いので(大人だってそんなこと考えもしない人はいっぱいいますからね)、やっぱりそういう小学校中学年以上向けでしょうね。
    電子式ライターを分解して発火の仕組みを解明した上で、「発火石をこすってタバコに火をつける器具」という語釈を「タバコの火をつける器具」に変えた、というようなエピソードは、前より簡単になったからって、安易に変えたのではなく、裏付けを取るという手間をちゃんとかけているということがわかる。
    こういう本を読んで、子どもに辞書を引く楽しみや、辞書の素晴らしさを知って欲しいな。

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著者プロフィール

飯間浩明(いいま ひろあき)
1967年、香川県出身の日本語学者、辞書編纂者。『三省堂国語辞典』編集委員。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得。代表作に『辞書を編む』があり、その他著作も国語辞典や日本語にまつわるものが多い。

飯間浩明の作品

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