本をどう読むか: 幸せになる読書術 (ポプラ新書)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 335
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591162330

作品紹介・あらすじ

読書には、人を救い幸福にする力がある

「本を読むことで間違いなく幸せな人生を送ってこられた」
「読書は何にも代えがたい人生の喜び、楽しみである」

大ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が「読書」と「生きること」について考えた初の読書論。

哲学書、小説、外国語の原書からアウトプット法、アドラー心理学まで。「本」との関わり方、「人生」との向き合い方が変わる、著者渾身の書き下ろし。現代の哲学者にしか語れない、人生を幸福にする、本の読み方、選び方。

*章立て
第1章 なぜ本を読むのか
第2章 本との出会い
第3章 本はどう読めばいいのか
第4章 読書の悩み
第5章 本で外国語を学ぶ
第6章 インプットからアウトプットへ

*内容
本を読むために生きているのではない
読書は著者との対話
他者の人生を追体験する
現実を超える
人生を再体験する
読書で起こる共鳴
何度も繰り返し読む本
本は仮面を外す
作家を読み尽くす
意味だけを理解しようとしない
八年かける遅読
翻訳をするように読む
本は同時に何冊も読む
どんな姿勢で読むか
どこで読むか
書斎は読書にふさわしい場所なのか
大切なポイントを見落とさないために
外国語でも、自分の好きな本を読む
原書と翻訳ではどこが違うか
インプット=知識を所有する
線を引くか
書けたことだけが理解できる
文章は書き出してから、書く

*著者プロフィール
岸見一郎 きしみ・いちろう

哲学者。1956年京都府生まれ。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門の哲学と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。精力的に執筆・講演活動を行っている。著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(ともに共著 ダイヤモンド社)、『アドラー心理学入門』(ベスト新書)、『生きづらさからの脱却』(筑摩選書)、『人生を変える勇気』(中公新書ラクレ)、『幸福の哲学』(講談社現代新書)、『愛とためらいの哲学』(PHP新書)、『成功ではなく、幸福について語ろう』(幻冬舎)、『プラトン ソクラテスの弁明』 (角川選書)など多数。

感想・レビュー・書評

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  • 『読まずにすませる読書術 京大・鎌田流「超」理系的技法』と同時に借りて読んでみたけど、同じようなことが述べられていた。この二冊、出版された時期も数か月しか違わず、紹介されている本や作家もシンクロしていて驚きでした。
    どちらの本も気になった部分は読書ノートにメモしました。
    あと気になったのが【アウトラインプロセッサ】という文章作成用のソフトかな。

  • 著者の考えをそのまま無批判にうけいれ、自分で考えず他の人に伝えるのでは本を読む意味がない、というのが胸に刺さった。
    高校生の時に、日本語で読んでも難解そうな本を英語やドイツ語で読破してたなんて凄いな。私も英語多読、頑張ろう。
    私は電子書籍を買うようになってから、紙の本を持ち歩くことは無くなったけど、著者は電子書籍に加えて紙の本も数冊持ち歩いてるらしい。『アクションリーディング』には平行読書は良くないと書かれていたが、こちらの著者は10冊ぐらい同時に読んでいる。楽しむための読書なら、それでいいよね。

  • アルフレッド・アドラー心理学者「嫌われる勇気」の著者で有名な岸見一郎さんがどのように本と向き合っているかが詰められている本です。またこの本では嫌われる勇気のスピンオフも含まれていて面白かったです。

    本との向き合い方について多くのことを学べました。効率的な読み方とは無縁の考え方、人と接する時相手に興味を持たないことには内容を忘れてしまう。本もまたその様に捉えながら著者の考えを読み取り、接することで記憶として残るということ。
    本を読み学べる幸せに感謝すること。また本を読みだした時期の話、岸見一郎さんの幼少期の頃にどう考えて読んでいたかも含まれていて、それを想像させてもらえるほど具体的に書かれていたことも印象的でした。

  • 師から受けたものを師に返すことはできません。同じように、子どもは親から受けたものを親に返すことはできません。

  • 岸見先生の100分de名著を見て、先生の本を読んでみようと思い買ったのがこの本
    嫌われる勇気の方がメジャーなのにね
    易しい言葉で先生の経験が語られる、なんかしみた…

  • タイトルにもなっていますが、第3章「本はどう読めばいいのか」が実用的に参考になることが多かった。昨年から本を多く読み始めた私にとって、読書がさらに楽しくなる後押しをしていただいた1冊です。

  • 序盤から誤字脱字だらけで読み辛いです。
    「嫌われる勇気」の著者とは思えないです。
    やはり共著者の存在が大きいのだと感じました。

    肝心の内容も、全編通してお茶を濁した様な文章ばかりで正直イライラします。
    年寄りの昔話(自慢話)をダラダラと聞かされているだけの本で、どこが幸せになる読書術なんだか解りません。

    「どんなに忙しくても読書する暇がないというのはあり得ない」という理屈について、全面的に賛成します。短い隙間時間こそ絶好の読書タイムです。
    ですがそれと同じ理由で、一日5分の筋トレや30分程度のウォーキングができないというのもあり得ないでしょう。
    脳は体との連動で作用しているのだから、体を動かす事はそもそもデスクワークの人間にとって理に適っている行為です。

    とりあえず著者が引きこもりタイプの人間だという事は良く解りました。
    続編である「幸せになる勇気」の後半部分で疑いを持ちましたが、確信に変わりました。
    また基本的に「女性は弱者であり男女は平等である」つまりジェンダーフリーが根本にある人間でもあります。

    アドラーの「家事は女がやるべき」との言説を時代錯誤で現代に通用しないと神経質に言いますが、これは女が男に愛される為には重要な事です。
    今の時代で言う「女子力」というものです。こんなもの女と接していれば解ります。
    いじらしく「女子力を見せなきゃ!」と料理を作り取り分けてくれる女は沢山いました。

    著者の最大の弱点は女、つまり恋愛です。これは引きこもりである以上当然だと思います。
    続編である「幸せになる勇気」の後半、愛のタスクの文章で完全に露呈していました。男女の愛とは引きこもり男には荷が重すぎるテーマです。

    著者は「アドラー心理学は、時代に合わせて解釈を変化させて良い、時代と共に進化すべき思想だ」と言います。
    つまり古典ではないという事です。古典の解釈は現代でも通用するとされ、そのまま読み継がれています。
    著者は古典についても「現代にそぐわない事が多く書かれている」と否定的です。

    アドラーは危険思想などではありません。至極真っ当な事しか言っていません。
    危険なのは自身の歪んだ思想を、さもアドラーが言ったかの如く世に垂れ流す著者です。
    この本を読み本当にガッカリしました。
    恵まれた家で育ったわけではないので、「嫌われる勇気」は自分に勇気を与えてくれましたがが、行動派でない著者の言葉が説得力を失ってしまいました。

    前著は「七つの習慣」に類似箇所が多い本なので、「七つの習慣」に自分は戻ります。
    著者は「七つの習慣」がアドラーの影響を受けていると主張しています。
    だとすればアドラーから派生した本と言う解釈であっても、著者の本よりはずっと説得力のある内容だと思います。

    スティーブン・R.コヴィーは利発的な目をした、ゴリゴリの行動派人間なので、こういう男の言う事でないと説得力を感じません。
    ネチネチと自分に都合の良い人生観を押し付ける、そんな頭でっかちの机上の空論を聞かされているのはとても虚しい。

  • 何のために本を読んでいるのか分からなくなるような読み方は楽しくない。遅読、多読などに囚われず、自分に合った読み方で読書を楽しめたら、それが一番ということが再認識できた本。悩ましいのは蔵書管理。一見無秩序で実はこだわりのある本置き場の傍らに、完全な無法地帯も存在する・・・。

  • アドラー心理学の考え方を対話形式で書いた「嫌われる勇気」の著者、岸見一郎の本。先本と同様、読みづらい。わかりにくい。自分の読解力不足と思い、我慢して読み切った。 
    中頃までは、哲学者の本で哲学の話なので、わかりづらいと思っていたが、作者自身の本の読み方を紹介したものと気づいてから、読んで理解出来るようになった。
    我慢して読むのがよくないことが。

  • アドラー、嫌われる勇気の著者、まだ読んでませんでした。本を好きなことや拘りが伝わり、良かったです。真似はここまで出来ないなぁ、というのもありますが。

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著者プロフィール

哲学者。1956年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、89年からアドラー心理学を研究。著書に『アドラー心理学入門』『アドラー 人生を生き抜く心理学』『NHK「100分de名著」ブックス アドラー 人生の意味の心理学』『今ここを生きる勇気』など、共著に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』など。

「2021年 『アドラー 性格を変える心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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